トヨタ ハリアーといえば、クロスオーバーSUVの先駆けとなったモデルといえます。1997年から販売されていて、4代目モデルが現行型となっています。
では、このハリアーを中古で購入しようとした場合には、どのようなグレードや年式が狙い目なのでしょうか?ここでは、予算別にハリアーの狙い目などを解説・解決してみます。
ハリアーの中古で狙い目100万円の予算では?
引用:トヨタ公式HP
100万円の予算で購入できるハリアーの世代や年式などを解説します。
初代TA-ACU10W・二代目CBA-ACU30W初期のハリアーが狙い目になる
引用:トヨタ公式HP
初代ハリアーは、1997年から販売されているモデルです。20年以上経過しているモデルになっています。それでも人気のあるハリアーは、100万円くらいするモデルがあります。
また二代目ハスラーの初期のモデルであれば、100万円で販売されている個体があります。ただ筆者の調べでは100万円で購入できるハリアーは、120台前後しか中古で流通していなさそうです。
走行距離の少ないものかメンテナンスがされている車体が狙い目
100万円で購入できるハリアーでは、すでに20年くらい経過していることを視野に入れて、走行距離の少ないモデルをチョイスして、メンテナンスを順次施しながら乗っていくか、走行距離が伸びていてもしっかりとメンテナンスが施されたモデルを購入すると、安心感が増すでしょう。
100万円の予算でハリアーを購入しようとした場合には、無理に高年式に手を出すと、購入後の修理費などで苦労するケースがあります。予算内で状態の良い個体を見つけることが大切です。
ハリアーの場合は、150万円で中古購入する場合は、年式や世代の検討が難しくなります。それは、状態の良い経年数モデルか、走行距離の伸びている比較的年式が新しくなるモデルなど選択の幅と状態の幅が広くなるからです。敢えて100万円で買えるベターなモデルに絞ることが、大切ではないでしょうか。
ハリアーの中古で狙い目250万円の予算では?
引用:トヨタ公式HP
250万円で購入できるハリアーには、どのような中古が狙い目でしょうか?
3代目マイナーチェンジ前のDBA-ZSU60Wが狙い目
中古ハリアーげっとだぜ!! pic.twitter.com/bHexLRgL9F
— ♡Miyu♡ (@nyan74miyu) August 4, 2020
予算が、250万円まで上がるとかなりの台数が検討できるようになります。中古車市場にも950台ほどあります。端的に話すと、三代目のマイナーチェンジ前モデルまでは購入検討できそうな予算です。もちろん二代目後期の状態良好車や高グレードも購入できるでしょう。
ただ二代目と三代目では、同じハリアーでもかなりプロポーションが変わります。自分の好きなディテールを最初に考えてから購入検討すると良いでしょう。
走行距離が少なく好グレードも視野に入れられる
250万円という予算で中古購入するときは、やはり状態が良いだけでなく、低走行・高グレードを購入したいと考えるのではないでしょうか。
ハリアーの人気エクステリアカラーは、ブラック系とパールホワイト系です。中古車は、エクステリアカラーにクレードや純正オプションなどがミックスされて、中古車相場がアップダウンしていきます。250万円の予算では、高年式・低走行の場合は、人気カラーを外すと探しやすいかもしれません。
ハリアーの中古で狙い目350万円の予算では?
引用:トヨタ公式HP
350万円まで予算を上げた場合は、中古車の中でも登録済み未使用車まで購入できるかもしれません。
現行型6BA-MXUA80の登録済未使用車が買える
350万円まで予算を上げた際は、現行型ハリアーの低グレード登録済み未使用車が射程圏内に入ります。近年では、新車を注文しても1年以上納車されないというケースが増えています。
筆者は、少し在住地域の情報を各所から入手しました(正しいかは別です)。実はハリアーの受注が完全にストップしたとの情報でした。しかもディーラーで初めて、注文済みのハリアーまで営業マンがキャンセル願いしているとの情報まで入ってきました。
ということは、現在ハリアーの製造・納車はかなり厳しい状況であると考えます。こういった中、低グレードで問題ない人は、中古車購入するのも良いのではないでしょうか。
先代モデルの高グレードで状態の良いものも購入できる
新型モデルが発売されると、先代モデルの車両価格が下がる傾向にあります。ただし昨今の中古車高騰の関係とハリアー人気によって、車両価格が大幅に下がる傾向にはありません。
ただ350万円という予算があるならば、先代モデルの高グレードで低走行の良い車体が購入できるかもしれません。ここがポイントなのですが、どうしても現行型が良いのか、それとも先代モデルの高グレードが良いのかを熟考してから購入検討するのが良いでしょう。
さいごに・・・
ハリアーは、クロスオーバーSUVの先駆けとなったモデルです。しかも米国では、すでにレクサスRXとして販売されていたモデルとなっていました。ラグジュアリーSUVの人気は、今でも健在ですので、車両価格も世代、走行距離、状態、カラーなどによって大きく変動します。
ハリアー選びで重要なのは、予算にあった世代選びと、その中でどれだけ上質な車体を見つけられるかという点でしょう。またグレードや装備によっても価格が変動しますので、購入前にしっかりと装備内容などをチェックすると良いでしょう。