1500cc車の税金は登録年数での違いはあるの

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1500cc車の税金は、どんな仕組みでどういう金額などになっているのでしょうか。

登録年数によって、自動車税額は変化するものなのでしょうか。

今回は、1500cc車における自動車税のイロイロを解説してみます。

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1500cc車の税金といえば自動車税が思い浮かぶ

1500cc車の税金には、自動車税が筆頭にあがりますね。

ここでは、1500cc車の自動車税額などについて説明します。

自動車税は排気量毎に決まっている

年に一を納める自動車税は、排気量毎に決められています。

下記に標準の自動車税表を記します。

 

乗用車で2019年9月30日前分 通常の税額(エコカー減税適用前)
1000cc以下の車 29,500円
1000cc超~1500cc以下の車 34,500円
1500cc超~2000cc以下の車 39,500円
2000cc超~2500cc以下の車 45,000円
2500cc超~3000cc以下の車 51,000円
3000cc超~3500cc以下の車 58,000円
3500cc超~4000cc以下の車 66,500円
4000cc超~4500cc以下の車 76,500円
4500cc超~6000cc以下の車 88,000円
6000cc超~の車 111,000円

排気量が500cc増えるごとに、おおよそ5000円前後税額がアップしています。

日本は、諸外国などに比べて自動車が所有しづらいと言われる理由の一つが垣間見えますね。

1500cc車の意味は一般的に1500cc未満の車です!

自動車税は、500cc上がるごとに税額が変わるという事になります。

1500ccという事は、1000cc超から1500cc以下の車での税区分です。

自動車税が、ワンランク上の税額にならないギリギリの排気量であると言うことになります。

日本車メーカーは、自動車税の区分にあわせた排気量を設定しているといえます。

1500cc以下といっても、1480ccというように、万が一オーバーホールなどしても1500ccを越えない排気量になっているのが一般的です。

1500cc車の自動車税はどういう意味【13年経過した場合の自動車税】

自動車税は、車の登録年数が13年経過すると、概ね15%前後アップします。

1500cc車の自動車税は登録年数が13年経過した場合はアップする

総排気量 13年未満 13年経過
1000cc超~1500cc以下 34,500円 40,000円
1500cc超~2000cc以下 39,500円 45,500円
2000cc超~2500cc以下 45,000円 52,000円
2500cc超~3000cc以下 51,000円 59,000円

おおよそ15%位、標準自動車税額よりアップしてしまいます。

そのため一般的には、13年を目安に車を入れ替えるのも選択肢の内と言われています。

さらに自動車税だけでなく、車検費用や修理費用が膨らむ可能性が高くなります。

自動車税が値上がりする理由は?

国の方針では、13年超過した車の場合に環境負担が増加するという意味から、グリーン化税制対象となってしまうから自動車税がアップします。

古い年式の車は、新しい年式の車よりも排気ガス濃度が高いこととされているため、このような措置が取り入れられています。

1500cc車の税金は?【自動車税の支払い方法や期限】

1500ccの車の自動車税は、いつ頃払うのでしょうか?

自動車税を支払うタイミングは?

1500ccの車は、一般的に普通自動車の区分になります。

ということは、都道府県税になります。

毎年4月1日に登録のある車の所有者(使用者)に対して課税されます。

都道府県にもよりますが、5月ゴールデンウィーク開けから配布が開始され、5月末もしくは6月までの納付期限になっていることが一般的でしょう。

軽自動車の場合は、市町村税になります。

軽自動車の自動車税額は市町村によって決められているため、隣町と税額が違うケースがあります。

1500ccの車を年度途中で購入の場合は、基本的に登録した月からの月割りで納付書が届きます。

納付書は、登録してから3ヶ月位後に届くケースが多いようです。

自動車税の支払期限が過ぎていると・・・

自動車税の納付期限を過ぎても支払わず、そのまま放置してしまうと、催促の納付書が届きます。

勿論今までの納付書は、期限があるため使用できません。催促の納付書が届くと、延滞金が付加されています。

さらに放置してしまうと、差し押さえなどの対象になってしまうことになります。

自動車税は、納付期限までにしっかり支払うことが望ましいです。

まとめ

1500ccの自動車税について解説してみました。1500ccの車は、自動車税の排気量範囲でいえば、次の階級の値段になるギリギリの排気量という事になります。

自動車税的には、排気量の中では一番お得という事になるでしょう。

また13年超になると、グリーン化税制がプラスされることから、2000ccクラスと同等の自動車税になってしまう事といえます。