車に一週間乗らないとき、バッテリーは大丈夫!?

バッテリー
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車に一週間以上乗らないとき、バッテリーはどうなっているのでしょうか?

長く乗らないうえに、あまり走行しないとなればバッテリーの負担も大きくなるといえます。

ここでは、バッテリーの仕組みなどを解説しながらバッテリー完全放電を防止する方法まで解説します。

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車に一週間乗らないとバッテリーは大丈夫?

車に一週間乗らないと、バッテリーは大丈夫なものなのか?

車に一週間乗らない(時と場合によっては、バッテリーは大丈夫ではない・・・)

車のバッテリーが、一週間乗らないだけで完全に放電してしまうことは起こり得ます。それは、バッテリーは常に放電しているからです。では、完全放電が起きやすい状況とはどのような時でしょうか。

新品バッテリーなら大丈夫だが・・・

新品バッテリーに交換したばかりの場合は、一週間くらい乗らなくてもエンジン始動が普通にできることが多いでしょう。

一方2年・3年と使用したバッテリーの場合は、元々の性能が下がっている分エバッテリー放電が起きやすくなり、エンジンがかからないという事態に陥りやすいといえます。

寒い日が一週間以上続いたら・・・

寒い日が一週間以上続いた時は、要注意となります。新品バッテリーでもエンジン始動が大変な時があります。古いバッテリーを使用の方だと、バッテリー放電していることが多いと言えるでしょう。

筆者の地域は、冬は継続的にマイナス気温が続きます。放電されたバッテリーでエンジンがかかることは皆無であった経験があります。

こういった極寒地区に住んでいる人は、暖かい地域の方々よりは、バッテリーに関する注意をしているように見えますが、お恥ずかしいことですが、案外バッテリーが原因でエンジンがかからないという経験をしています。

一週間以上乗らず、数キロの買い物にだけ車を使用

普段から一週間に一度は、車を運転しているから大丈夫と言う方がいます。勿論一週間に一度、しっかり数時間ドライブすると言う方は、安心といえます。

ただ近くのコンビニに買い物など、数キロほどしか走行しない場合には注意が必要です。何故ならばバッテリーの充電が回復されないまま、エンジンが止まってしまうからです。

車のバッテリーは、エンジンをかけていても電気を使用します。充電をしっかりするためには、それなりの時間も必要になります。

またバッテリーは、経年劣化していくと、充電能力が低下するだけでなく比重などの低下も起きます。複合的な要素がからみ、一週間乗らずにいたらエンジンがかからないという結果になります。

車に一週間乗らなく久しぶりに乗るときは?

一週間車に乗らなく、久しぶりに車のエンジンをかけるときは、どのような点に注意するとバッテリーにやさしいのでしょうか。

エンジンがしっかり始動することが前提

まずは、エンジン始動することが第一条件です。この段階でエンジンがかからないという事は、この後の作業解説の意味はなくなります。

エンジンがかからないという事は、そこから動かすこともできないという事になります。たった一つのバッテリーが原因の事が多いので、日頃のバッテリー管理は重要であるとも言い換えられます。

30分以上のドライブがバッテリーには効果的

よく「一週間に一度は、エンジンをかけると良い」という言葉があります。ある意味エンジンにとっては、大切なことではあります。

エンジンをかけるだけでなく、効率的に充電していくためにも、30分以上のドライブが良いとされています。

バッテリーの充電を効果的に行える

車はエンジンだけで走行できるわけではありません。走行するという事は、一番充電されやすい1500rpmから2000rpmの回転域を使用します。また高速道路などの回転域の高い道を走るのも効果的です。

大事なのは、バッテリーに充分充電されている必要があるという点です。少しエンジンをかけたとしても放電されたバッテリーを回復させるだけの充電にはならないという認識でいましょう。

駆動系の潤滑も行える

先程少し触れましたが、車はエンジンだけではできていません。

例えばブレーキは、使用しないことによって固着という現象が起きていきます。やはり普段から使用しておいた方が故障の原因にならないという事でしょう。

車はエンジンだけあれば走行できるものではありません。駆動していることで調子を維持できるパーツも多いといえます。

動かすことでしっかり潤滑したり錆を防いでくれる部分は、動かさないとならないという事です。

車に一週間乗らずエンジンが始動できないほどバッテリーが弱ったら

一週間乗らずにいて、「さあエンジンをかけよう」としたら、セルが回らずエンジンもがかからない場合どう対処したらよいのでしょうか。

ジャンプスタートしてみよう

もし近くに救援できる車があり、ジャンプスターターがあるようでしたらジャンプしてもらうと良いでしょう。バッテリーが放電しただけならエンジンスタートできるはずです。

上記のようなポケットタイプのジャンプスターターは一台持っておくと便利と考えます。普段はスマホやゲームの充電などもできます。バッテリー完全放電時には、ジャンプスターターとして使用できます。

新しいバッテリーに交換

もしジャンプスタートできたとしても、バッテリーが古い場合は新しいものに交換する方が良いでしょう。

また自宅の駐車場などでバッテリー完全放電時は、近くのホームセンターでバッテリー購入して交換した方が安心で早いという結果になります。

レッカーに救援してもらう

出先などでエンジン始動が出来なくなってしまった場合は、JAFや加入保険会社のレッカーサービスを利用し救援してもらうのが良いでしょう。

まとめ

車に一週間のらないと、時と場合によってはバッテリーはダメになってしまいます。エンジン始動不良で焦らなくて済むように、日頃から車に乗らない