車を運転していて、停車から加速しようとした際にエンジンルームから「カリカリ」・「チリチリ」という異音がすることを経験した方も居るのではないでしょうか?
低速域から加速したり、高速域で加速したりする場合に、発生するこのような異音は、「ノッキング」と言われています。
ここでは、ノッキングって何?、ノッキングの原因や解決方法などを解説します。
そもそもノッキングってどのような原理なの?
久々動かそおもたら、ノッキングしてあかん
もう終わりなのか君🥺 pic.twitter.com/ug8OQ0WwzG— Taro (@taro_fcs) August 1, 2021
ここでは、ノッキングって一体どういう症状をいうのかなどを解説します。
車は、適切な空気、適切な燃料、適切な点火で稼働しています。現代のモデルでは、基本的に電子制御されているのでこの適切な3要素は、コンピューターやセンサーで管理されています。
しかしながら、何らかの理由でこのバランスが崩れ、適切な点火が行われなかったことでノッキングは起こります。
予定していた点火タイミングで点火されなかった事による、エンジン稼働のアンバランスが、ノッキングであるといえます。
ノッキングってどのような時に起こるのでしょうか?
今日は車庫で点火タイミングを12度から6度に下げました。これでノッキングが無くなるといいなぁ。
5年ぶりぐらいでタイミングライト使った。 pic.twitter.com/nHrjJUgnhM— kaishainn (@Mustang351C) August 1, 2021
ここでは、ノッキングになる原因などを解説します。
ガソリンエンジンは、点火をコンピューター制御しているので、ノッキングを感知すると即座に修正するシステムになっています。ただこの制御が追い付かない、出来ない場合に体感できるノッキングが発生するといえます。
またディーゼルエンジンは、そもそも点火プラグのない自然発火を採用しています。このためそもそもノッキングの発生が常時ある状況です。ディーゼルエンジンは、一般的にカラカラと音がしていることが普通です。
ノッキングの主な原因は?
最近、ノッキングに悩まされて
ネットでは、エンジンマウントがダメになっても症状が出る。
との記事🤔
でも、過去の経験から
原因は、空気の量とガソリンの量のバランスが崩れていると、
判断。やっぱり…。😂
吸ってはいけないところから、
空気を吸っていた😓
現在良好❗まだまだ頑張ってセレナ pic.twitter.com/neUDmNFZOJ— OGSUN (@OGSUN6) July 31, 2021
• 空気が適切に送られていない、上の画像のようにセンサー以降で空気が流入など
• プラグが消耗している、イグニッションコイル不良
• インジェクター不良や燃料ポンプ不良
• 点火時期が早い事による異常
• エアフロセンサー不良
• O2センサー不良
• カム角センサー不良
• ノックセンサー不良
• マニュアル車では、適切なギアでないために起こる
などといった原因が考えられます。
ネットで調べたシルビアの故障診断ってのを試してみました
すると…点滅の回数が3回と4回でした…
ノックセンサー信号系統の故障みたいです(´;ω;`)ノックセンサーってなんぞ? pic.twitter.com/d66F4M4E1H
— みかちゃん (@mikatyan_silvia) June 13, 2019
最近の車は、電子制御されています。電子制御を細かくできるようにするために、多くのセンサーを搭載しているのが普通です。このセンサー故障によって、正確な制御ができないという場合も多いと考えます。
ノッキングは、燃焼のアンバランスです。もちろん頻繁に発生するとエンジンには負担が掛かります。もちろん故障も考えられます。低速時に発生するノッキングが多いのですが、高速時に発生するノッキングは、そのままエンジンブローという可能性も高まります。
しっかりとした修理や対策が必要であるといえます。
ノッキングが発生してる場合は、どのように解決するのが良い?
おはようございます
ダメ元で、ワゴンRのノッキング修理してみます
今回で治らなかったら、諦めます(;・∀・)#ワゴンR#MH21S#K6A#ノッキング pic.twitter.com/2zEPxFqtwo— †最後のシ者† (@saigonoshisha69) September 24, 2019
ここでは、ノッキングが発生している車の対処方法などを解説します。
マニュアル車で適切なギアを使用しないで起こるノッキングは、故障ではありません。適切なギアを使用しましょう。例えば2速で走るのが丁度よい速度、エンジン回転なのに4速に入れた場合などで起きます。
ノッキングが起きている場合は、まずOBDⅡをかけるのが良いでしょう。日本では、2009モデル以降はOBDⅡの搭載が義務つけられています。
このため、もしノッキングがOBDⅡで検知できるパーツで発生している場合は、原因究明が楽になります。原因部分を修理して直しましょう。
燃料の問題
例えば古くなった燃料を使用すると、ノッキングは起こりやすくなります。新しい燃料と入れ替えましょう。燃料ポンプには、フィルターが付いています。フィルター詰まりやインジェクターのつまりで適切な燃料が供給されなくなります。
こういった場合は、燃料系統のパーツを交換しましょう。
空気の問題
エアクリーナーが真っ黒という場合は、適切な空気が送り込まれずノッキングの可能性が高まります。またどこかのエア関連ホースに脱落や亀裂があり、余分な空気を流入している場合もノッキングが発生しやすくなります。
フィルター交換やエア関連パーツのチェックをしましょう。
点火の問題
プラグやプラグコード(最近はダイレクトイグニッションコイル)が不良や消耗することで、ノッキングが起こり得ます。この場合は、これらのパーツをしっかり交換しましょう。
例えば軽自動車の3気筒エンジンの1気筒がこういった不具合が起きると、30㎞/h位しか出なくなります。この場合は、カリカリ・チリチリという音よりも加速不良で焦ると思います。
センサー類の問題
近年の車には、多くのセンサーが使用されています。この中でもノックセンサーやカム各センサーなどの異常は、ノッキングの発生が多くなるといえます。
制御するためのデータが取れない事による制御不良ですので、しっかりパーツ交換しましょう。
まとめ
ここでは、ノッキングの原因や理由、対処方法などをお話ししました。皆様のカーライフがより良い物になればと思います。