2008年に登場したのが、2代目アルファードが20系です。このモデルも早や10年が経過しています。
10年経過しているということは、10万キロ超えの走行も多くなり、複数ユーザーの所有も増えているのではないでしょうか。
同モデルを売却したいと思ったとき、下取りや買取ってどのなっているのか知りたいと思いませんか?
ここでは、10年経過したアルファードの下取り価格や買取状況などのお話をしてみます。
10年落ちの車の一般的な考え方
現在の自動車業界、特に新車販売のディーラーなどでは、10年以上経過したモデルの下取りは、ゼロまたはゼロに近い価格というのが定説になっています。
これは、車は償却物という概念から来ているからです。ゼロかゼロに近いというのは、中古車市場の人気・不人気から査定している部分が多いといえます。
あくまでも多くの新車販売ディーラーでの場合が多く、ディーラーさんが「下取りだと低い価格しか出せない」からという理由で買取専門の業者を紹介されたりしたという人もいます。
お母さんからもらったタントが故障したのでディーラーに持っていったらまさかの下取り0といわれました😖
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実際に下取りと買取で大きく金額が違うという事も発生しています。
どうしてこのように大きな金額の違いが生じてくるのでしょうか?先程もお話ししたように、車は償却物です。
ディーラーさんでは償却物という観点から基準の下取り査定があります。よって10年以上経過したモデルの査定は、状態や人気などに係わらず低い傾向が起きてしまいます。
またディーラーは、新車販売会社です。あくまで買取のみというのは率先しておこなっていません。
これに対して買取業者などの場合は、その車の価値を償却だけでとらえず、現在の中古車市場に照らし合わせ人気・不人気などを捉えて買取額を算出しています。
場合によっては、高く買取してもらえることがあります。因みにディーラーでもこういった状況を把握して、下取り査定を改善したり、先程のように買取業者を斡旋したりしてもいます。
10年落ちのアルファードの場合、下取りや買取はどうなの?
アルファードってやっぱ20系が歴代アルファードの中で1番高級感と品があって最高だと思うんよね pic.twitter.com/qtitwl9Tzn
— かなめ (@kaname_uk) May 3, 2021
20系アルファードは、2008年5月から販売開始となっています。2代目として販売されていたこのモデルも10年経過しているモデルが多くなってきました。
販売初期のモデルを例にとると240シリーズの2.4Lエンジンタイプと350シリーズの3.5Lエンジンタイプの2種類に分けられてグレード展開されています。
2011年にマイナーチェンジが行われ、仕様変更が行われただけでなく、ハイブリッド車の設定もされました。
10年以上経過した20系アルファードでは、マイナーチェンジ前モデルとマイナーチェンジ後モデル+ハイブリッドモデル初期があるということです。
20系アルファードは、人気の高いモデルです。一般的な償却物として査定ゼロというあきらめは必要ないモデルであるともいえます。
売却の際は、下取りだけでなく買取業者さん数社に査定をお願いして見るのが良いでしょう。
筆者の調べによると、買取価格としては、21万円から100万円位までの幅で買取査定結果がでていました。
10年落ちのアルファードが高額査定してもらうには?
20系アルファードが下取りや買取で高額になる条件はどうなっているのでしょうか?
ハイブリッド搭載モデルは、人気はあるもののハイブリッドシステムが整備されているかによって買取額に違いがありそうです。
アルファードは、高級ミニバンです。ブラックやホワイト系のエクステリアカラーに人気があります。
またマイナーチェンジ後モデルは、フロントフェイスなどの変更が行われているので高額査定になりやすいです。
一方ハイブリッド車などは、ハイブリッドシステムが10年という歳月で劣化している可能性があり、こういった部分の整備が行われているモデルは、高額査定につながる傾向があり、されてない場合は、敬遠される傾向があります。
18万キロ走行したというアルファードでも買取価格が付いたという事例もありますので、あきらめずに依頼してみるのが良いでしょう。
まとめ
ここでは、10年落ちのアルファードの下取りや買取などについてお話ししてみました。アルファードは、人気モデルです。
あきらめていた下取り価値が、場合によっては高額買取になったケースもあります。売却の際は、ディーラー下取り(買取)だけでなく、買取業者に依頼してみるのも良いでしょう。