トヨタにある高級ミニバンにアルファードがあると思います。このアルファードは、下取り価格も高額であるため、リセールバリューの高い車です。
そのアルファードに異変が起きているようです。ここでは、アルファードのリセール崩壊について解説してみます。
アルファードのリセール崩壊は何故?
30前期のZ-G…3500は人気がないのかついに200万代💦でもアルファードの同グレードはまだ高額…ヴェル人気ないの?30の前期はヴェルの方が人気あったと思うけど…数が多いから値崩れしてるのかな?30は後期で馬力アップした上に8速になったからね…20で3500乗ってる自分からすれば同じなら気にならない pic.twitter.com/Ql57p96gKh
— SATO0530 (@jzx100GGH20) January 3, 2020
人気のあるアルファードは、何故リセール崩壊しているのでしょうか?
アルファードリセール崩壊は排気量でも大きく差がある
現行型は、2500cc、3500ccのガソリンエンジンと2500cc+モーターのハイブリッドが用意されています。
近年では、高排気量を敬遠するユーザーが多いことから、もともと3500ccのリセールバリューは低い状況でした。
リセールバリュー崩壊では、3500ccグレードではさらなる崩壊になり、2500ccモデルでもリセール崩壊が起きている状況と感じます。
アルファードは海外需要の影響が大きくあった
アルファードは国内だけでなく海外での需要も多いモデルでした。
新型コロナによって、海外輸出が制限(輸出はできていた)されて、さらにウクライナ問題で輸出自体がストップとなりました。
これにより順調に海外輸出されるはずのアルファードが、国内にとどまり供給過多になったことから、アルファードのリセール崩壊を大きくしていると考えます。
新型コロナの関係で相場が崩れている
新型コロナの影響は、輸出だけの問題ではないようです。
新型コロナによる外出する機会が減ったことにより、アルファード売却も多く発生したようです。
買い替えでアルファードを注文しても、順当に納車されない為に順調な代替えができず、再車検を取るケースもあるようです。
使用年数が増えれば、リセールバリューも自然に落ちます。こういった悪循環が影響していると感じます。
アルファードのリセール崩壊が続くことは?
アルファードのリセール崩壊は、今後も続くのでしょうか?
アルファード モデル末期の影響でリセール崩壊
現行アルファードは、2015年から販売されています。
すでに7年経過していると言う事から、新型への期待値も高い状況です。
新車の値引き率も多い状況となり、新車価値自体が下落しているともいえます。
こういった状況の中では、現行アルファードのリセール崩壊は、しばらく続くかもしれません。
アルファード モデルチェンジ後のリセール崩壊
アルファードは、3代目が現行型となっています。
その中で人気・不人気も存在します。もし近々にフルモデルチェンジが行われ、そのアルファードが不人気となった場合は、新型アルファードのリセール崩壊が発生すると考えます。
アルファードは、モデル末期である点や昨今の世界状況により、リセール崩壊が続く可能性が否定できないと感じます。
アルファードがリセール崩壊しているという事は!?
アルファードがリセール崩壊しているという事は「誰か?」は、得する場合があるという事ではないでしょうか?
中古車購入が楽になるが相場は乱高下
新車購入ではなく、中古車購入ではアルファードが安く買えるチャンスとなる場合があるでしょう。
3500ccを気にしない人であれば、もともと相場が安いグレードなだけでなく、更に安く買うことができると推測されます。ただし購入したモデルのリセールは、あまり期待できないと感じます。
2500ccやハイブリッドモデルの場合は、リセール崩壊した結果中古車相場も落ちたため、購入するメリットが大きくなっています。
しかもリセール崩壊の理由が不人気車種ではないため、場合によっては買った中古車のリセールバリューがあがる場合もあります。
アルファードは、現在リセール崩壊になっていますが、今後もずっと崩壊するのか、それとも持ち直すのかが不明瞭であると考えます。
乱高下する可能性もあるので、中古車購入は吉であるが、その車のリセールは時と場合によると言う結論と感じます。
新車購入ではモデル末期が功を奏すかも
アルファードの新車購入では、現在が一番お得であると考えます。
モデル末期であることと、新車買い控えによる新車登録台数の現象から、ディーラーもかなりの値引きを行ってくれる可能性が高いからです。
また新型モデルの人気・不人気状況によっては、モデル末期の車の方が、リセールバリューが高くなるケースもあり得ます。
リセールバリューは、いつの時代も確定要素ではありません。
ただアルファードの場合は、今までがずっとリセールバリューの高い区Rまであったことから、漠然とリセール率の良い車となっていたと感じます。
このアルファードが、リセール崩壊したことで、非常にリセールを心配する人も多くなったという事でしょう。
さいごに、アルファードのリセール崩壊が、今後も続くのかは現段階では不明な部分が多いと考えます。
アルファードのリセールバリューが、あまりにも高すぎたと言う印象もあるので、正常に近づいたともいえるのではないでしょうか。