オルタネーター交換の費用は?予兆はあるの?

車の修理
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オルタネーターは、車を動かすのに大変重要なパーツです。

このパーツが故障すると、車は走行できなくなります。

ではオルタネーターが故障した時、交換の費用はどの位かかる物なのでしょうか?ここでは、オルタネーター交換の費用や故障予兆などを解説します。

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オルタネーターの交換費用は?【パーツ費用概算】

オルタネーターの交換費用は、どのくらいかかる物なのでしょうか?

まずは、パーツ費用がどのくらいかかるのか説明します。一般的に純正部品、リビルド品、中古品があります。

純正部品を使用したときのオルタネーター費用は?

純正部品を使用した際は、軽自動車でも4〜6万円程します。普通車の場合は、7〜15万円位まで幅があります。パーツ代だけでかなりの費用になることがうかがえます。

リビルド品を使用したときのオルタネーター費用は?

リビルド品とは、故障したオルタネーターを回収し、フルオーバーホール、もしくは悪い部分をオーバーホールした商品のことを言います。

軽自動車の場合は、1万円から2万円前後、普通車の場合は、3万円から7万円前後が多いと考えます。リビルドを使用することでかなりパーツ費用が圧縮できるといえます。

中古品を使用したときのオルタネーター費用は?

中古品の場合は、数千円〜1万円前後のものが豊富に出回っています。

特殊なオルタネーター(人気、品薄、旧車用)以外は、かなり安価です。

ただ走行距離や経年年数で劣化するのが、オルタネーター故障の一つです。

中古品の場合は、直ぐに故障するケースもあるので、使用には注意が必要でしょう。

オルタネーター交換費用は?【工賃概算】

パーツ費用が大体わかった所で、次は工賃がどのくらいかかるのかを検証してみます。

ディーラーでオルタネーターを交換したときの工賃は?

ディーラーでは、大体時間工賃7000円位は掛かります。

軽自動車の場合は、1時間から1.5時間で交換できる車種が多いので、7000円から10000円位の工賃になるのではないでしょうか。

普通車の場合は、エンジン形式などによって作業が楽なオルタネーター、大変なオルタネーターなどがあります。

一般的には、10000円〜25000円位かかると考えましょう。

ディーラーで純正オルタネーター交換の場合は、軽自動車で50000円位から80000円位オルタネーター交換費用がかかり、普通車では80000円前後から180000円前後かかる場合が多いでしょう。

民間工場でオルタネーターを交換したときの工賃は?

民間工場では、ディーラーよりも少し工賃が安いという印象です。それでも時間工賃5000円位かかるという印象です。

また民間工場の多くが、リビルドオルタネーターを使用して交換していると感じます。

民間工場でリビルド品を使用した時のオルタネーター交換費用は、軽自動車で15000位から25000円位、普通車では40000円前後から85000円前後と考えます。

電装屋さんでオルタネーターを交換したときの工賃は?

電装屋さんで整備もできる場合は、ディーラーや民間工場よりも何がお得と言えるのでしょうか?それは、交換までに要する時間の短縮が可能になる場合があります。

ディーラーは、純正部品を使用する際に近くの純正部品販売に在庫がなければ、本州手配になります。

入荷までに数日かかります。民間工場でリビルド交換する際には、民間工場は部品商社などに手配します。

電装屋さんは、オルタネーターやセルモーターの取り扱いが得意であるということになります。

その電装屋さんで交換するオルタネーター在庫を持っているかもしれません。

とにかく早く直したい方には、おすすめな方法かもしれません。交換費用に関しては、おおよそ民間工場と同じくらいと考えます。

オルタネーター故障の予兆はあるの?

オルタネーターが故障すると、車が走行できなくなります。では、故障の予兆などはあるのでしょうか?

バッテリーを交換してもバッテリー上がりする

エンジンがかかりづらくなったので、バッテリーを交換したが、数日でまた同じようにエンジンが掛かりづらくなってしまった。

バッテリーは、オルタネーターからの充電で、充電と放電を繰り返しています。

オルタネーターの故障で充電されなければ、新品バッテリーでも数日から1週間ほどで同じ、またはそれ以上の不具合が出る可能性が高いでしょう。

バッテリー交換しても、まだエンジンの掛かりが悪いという場合は、オルタネーター故障を疑いましょう。

ベアリングなどから異音がする

オルタネーターは、一般的にベルトを介してプーリーで回転しています。

このプーリーなどから異音がしている場合は、オルタネーター自体が故障していなくても、充電が行われづらいため故障予兆のサインとなります。

また走行距離が100000㎞越えてきている場合などでは、オルタネーターも故障する可能性があるためアッシー交換すると安心でしょう。

さいごに、

オルタネーターは、故障すると走行できなくなります。

オルタネーターの交換費用は、純正部品、リビルド部品、中古品によって大きく変わることが解ったとおもいます。