バンパーに傷がついてしまう場合はよくあります。
特にどこかにぶつけたわけでもないのに、気がついたら傷が付いているケースが少なくありません。
しかも、思い当たる節がないためどのタイミングでぶつけたのかもわからないことがほとんどです。
よく自転車などが置いてあり、その自転車が倒れた可能性もあります。
もしかしたら誰かのいたずらかもしれません。いずれにしても、気になる場合にはこれを修正するのが良いでしょう。
ただ、専門家に聞いてみると、数千円から数万円かかると予想されます。
コストを抑えて自宅で修理する方法を知っていますか?タッチペンで修復できます。
タッチペンを使って車の傷を修復する方法についてご紹介します。
バンパーの傷小さなものであれば、タッチペンで充分
タッチペンは、個人での補修のため傷を完全に隠すことはできません。
基本的にバンパーを修正する場合、板金塗装に使うトンカチ等は利用しません。
小さな傷であれば、タッチペンで充分といえます。
タッチペンを使う場合のポイントは、全く同じ色を見つけることです。
多くの場合、各業者の色が用意されているため、それを購入しましょう。わからない場合は、お店の人に聞いてみると良いかもしれません。
バンパーの傷をタッチペンで補修できる傷はどの程度
車のバンパーは、車が何かと衝突した際に衝撃を緩和するために車体の前後につけられたパーツです。
その目的は衝突の際の衝撃からドライバーやエンジンなどを保護するためです。
外部からの衝撃を吸収して緩和させるという役割を持つバンパーですが、それゆえ車のパーツの中でも傷がつきやすい部分でもあります。
バンパーについた傷は軽いものなら数万円以内におさまりますが、大きなへこみなどの場合はパーツを交換する必要があり修理代が高くなります。
そのため軽く擦った程度の傷ならタッチペンなどを購入して応急処置をするのがいいかもしれません。
遠目には分かりづらい浅い傷や軽い塗装のはがれはタッチペンで目立たなくすることができます。
修理に出すよりも安くすみ、簡単にできるのでおすすめです。
タッチペンでバンパーの傷の補修で前もって準備するもの
バンパーの傷を市販されている「タッチペン」というアイテムを使用してする時には前もって準備をするものがあり、必要となるものは以下のものになります。
タッチペン、マスキングテープなど他の商品はホームセンターやカー用品店で手に入れることができできます。
マスキングテープは、一般的には養生をするという作業に使うもので、バンパーであれば傷がある箇所以外にタッチペンの塗料が付かないように覆ってしまうわけです。
この作業を先におこなっておけば、補修をする箇所がよく目立ち、少ない塗料で傷を隠せます。
また最初にバンパーの傷を隠す前に試し塗りをすることも大切です。
まったく同じ塗料であっても乾く速度などで色合いが微妙に変わるので、目立たない箇所で試し塗りもしましょう。
タッチペンでバンパーの傷を補修する手順
その傷を補修する手順を簡単に見ていくので、参考にしていただければ幸いです。
まずタッチペンを購入するために、自身の自動車のバンパー部分のカラーリングを確認しましょう。
カー用品店等では車種ごとにタッチペンの種類も分類されており、カタログでも確認することができます。
まず、傷などの溝に詰まった汚れや錆をあらかじめきれいに落とします。
脱脂スプレーを使って傷部分に付着している油分や削りカスをしっかり落とします。
バンパーの補修をする箇所以外に養生テープを貼っていきます。
傷以外に塗料が付くのを防ぐ目的があり、この作業をすることで綺麗な仕上がりとなります。
あとは傷に対してタッチペンを垂直に持ち、埋めていくような気持ちで上から押しあてて補修をします。
一度に完成させるのではなく、下塗り。
中塗り・上塗りと合計3回の工程にわけておこなうのが上手に仕上げるコツです。
十分乾かしたら補修は完成です。
が・・・もっと細かく傷を直したいのであれば以下の動画が参考になると思います。
バンパー傷をタッチペンで補修に失敗した時の修正と注意点
タッチペンは、筆塗りタイプとスプレータイプがあります。
エアースプレータイプのタッチペンでの補修で失敗した場合は、スプレータイプの有機溶剤などの塗装のやり直しができるものを使用すると良いです。
ペイントに失敗したは、薄め液を塗ることで、塗料を落とすことができます。
注意点は、有機溶剤などはシンナーが使用されているので、換気の良いところで作業をおこなうようにする必要があります。
この方法は、バンパーなどは塗装が落ちる可能性がありますから十分注意しながらおこないましょう。
バンパーの傷の補修のタッチペンを選ぶときの注意点
大切な愛車が何かしらのトラブルで傷ついてしまった場合、一刻も早く修復して目立たない状態にしていきたいと思ってしまうでしょう。
そんなときにとても便利なのが傷修復用のタッチペンになるのですが、どんな傷であっても素早く綺麗にしてくれるタッチペンとは一体どんなものなのかを伝授していきます。
まず、大抵の場合はバンパーなどにできた傷は白く目立ってしまうことが一般的です。
車種や車の色によっても違ってきますが、タッチペンはどの商品を購入したとしてもしっかりと馴染むようになっているので特に問題はないでしょう。
そして、商品を選ぶ際にはできるだけ握りやすいタイプのものを選ぶと使いやすいのでおすすめです。
また、タッチペンにはサイズや太さに違いがある商品が多い為、傷の深さや深刻度によって使い分けるようにするのも良いかもしれません。