愛車のバンパーの下にガリ傷が付いてしまったということがあるかもしれません。
駐車場の出し入れをしているときにこすってしまったり、不注意で壁にこすってしまったりすることがあります。
どこにもぶつけていなくても、高速道路のはね石でガリ傷が付いてしまうこともあるでしょう。
ガリ傷が付いたときに修理代が、どれくらいかかるのかを調べてみました。
自分でバンパー下のガリ傷を直す方法も公開しますので、参考にしてみてください。
バンパー下のガリ傷の修理代はいくらなのか
バンパー下のガリ傷を直そうとすると、修理代は2万円から4万円ほどかかってきます。
もちろん幾つかの要素によって最終的な修理代は変わってくるので気をつけてください。
修理代を左右するポイントは主に3つあります。
★傷のサイズ
★車の種類
★塗料の種類
当然のことながら傷が小さければ修理代は安くなりますし、傷が大きかったり深かったりすると修理代は高くなります。
車の種類によってはバンパーを簡単に外せますが、オフロードモデルなどはガードが付いているのでガリ傷を直すのが面倒な場合があります。
手間がかかるときや、他のパーツにもガリ傷が付いているときには工賃が高くなってしまいます。
塗料もシルバーやブラックなどの一般的なカラーなら費用はそこまで高くありませんが、限定モデルにしか使われていないカラーやパールなどは塗料自体の価格が高いため修理代が高額になります。
どんなガリ傷の修理をするのかチェックしよう
ガリ傷の修理は、まずバンパーの取り外しから行っています。
次に傷の部分を磨いて余分な塗装を取り、パテで傷の部分を埋めていきます。
ガリ傷が付いたときにバンパーがへこんでいるなら、元の状態へ戻すために板金作業をしなければなりません。
少々のへこみならパテで覆うだけの作業を行います。
バンパーの成形作業が終わったなら塗装に入ります。
最後に、修理されたバンパーを元の位置へ取り付けて作業が終わります。
作業にはどれくらいの時間がかかるのか
これらの作業を行うのに二日から四日くらいの時間がかかります。
傷の程度やバンパーの損傷具合によって日数は前後しますが、大抵三日前後の時間で直すことができます。
フロントバンパーよりも、リアバンパーの方が修理に時間がかかります。
バンパー下のガリ傷の修理はどこに任せるのが良いの?
放置しても大丈夫な場合
バンパー下のガリ傷を直すときに、どこへ修理をお願いするか迷うことでしょう。
修理の依頼先は主に3つあります。
★ディーラー
★整備工場
★車の板金業者
修理先の選択肢は、車を購入したディーラーでガリ傷を直してもらうか、車の整備全般を行っている整備工場へ依頼するかです。
また、傷やへこみを専門に直す板金業者という選択肢もあります。
ディーラーにお願いするとなじみの担当者が対応してくれますし、必ず直してくれるという安心感があります。
仮にバンパーを交換しなければいけないとしても純正パーツを使ってくれると信頼できますし、塗料も純正品を使ってくれることでしょう。
しかし、修理代は高くなりがちです。
整備工場はディーラーよりも安く工事をしてくれます。
ただ板金以外の他の修理も行っているため、混み合っていると修理が終わるまで時間がかかることがあります。
車の板金業者は価格も安いですし、スピーディーに仕事をしてくれます。
板金業者は車の傷直しを専門にしているため、修理代が安いにもかかわらず仕上がりはとてもキレイです。
それぞれのメリットを考えながらどこに依頼するか決めていきましょう。
自分でガリ傷を直す方法を紹介
少しの傷ならタッチペン
車の線傷の修理費用は?
自分でバンパー下のガリ傷を直すこともできます。
最初にバンパー下の傷が付いた箇所のバリをカッターを使って取り除いてください。
次に粗目の耐水ペーパーで傷がある部分を磨いて平らにしていきます。
バンパーの樹脂部分が出るまで思い切り磨いていき、しっかり平らになったらシリコンオフを吹きかけて脱脂します。
次にパテや塗装がキレイになるようにプラサフを付けから、パテで傷があった箇所の段差を埋めていきます。
パテが硬くなったら再び耐水ペーパーで研磨しますが、今回は細目のペーパーを使ってください。
その後、ぼかし剤を吹き付け、カラースプレーを薄めに何回かに分けて重ね塗りします。
仕上げにクリアースプレーとぼかし剤を塗って終わりです。
バンパー下にガリ傷が付いたときには焦ってしまいますが、元のようにキレイに直すことができるので安心してください。
気になる修理代は3万円前後です。
傷の程度や、どこに修理を依頼するかによって修理代は変わってきます。
価格を安くしつつもキレイに仕上げたいときには、車の板金業者に依頼すると良いでしょう。
修理にかかる日数は2日から4日です。
フロントバンパーよりもリアバンパーの方が日数がかかることを覚えておいてください。
自分でガリ傷を直すこともできますが、作業が面倒だと感じたり仕上がりをキレイにしたいと思っ
たりするなら専門業者に依頼することをおすすめします。
ガリ傷をキレイに直して、愛車のコンディションを良い状態に保っていきましょう。