車のバッテリーは、電装装備を稼働させたり、エンジンを稼働させたりするのに必要不可欠なアイテムだと思います。
このバッテリーは、商品の性能自体が進化していても、定期的に交換しなければならないものでもあります。
そして、もしバッテリーが上がりきってしまったときには、車を稼働させることもできなくなってしまうケースが多くなります。
では、車のバッテリーが弱っている症状には、どのようなものがあるのでしょうか?今回は、エンジン始動が不良になる前に、バッテリーが弱っている症状を知って、未然に防げる確率を上げるお話をしていきます。
車のバッテリーが弱ってるときの症状【環境による症状】
車のバッテリーが弱っているときの症状には、いくつかの様態があります。ここでは、環境によってバッテリーが弱る症状などについて解説します。
バッテリーが弱るのは冬よりも夏の方が多いかも
今年の夏はバッテリーあがりになる車多いみたいですよー!深夜対応は遅いから大変だっただろうなと、、涙(お疲れさまです)
このあいだ僕も車がバッテリーあがりになりまして、この夏二度目のレッカー移動でした。。😭
— 緒方康浩🌾|HO GAのひと (@yasuhiro_oga89) August 31, 2022
バッテリーは、基本的に20℃前後にて一番良い仕事をするように設計されています。設計というよりは、良い稼働条件が、現段階でその温度といった方が良いかもしれません。
バッテリーは、寒い冬に上がりやすいとよく言われています。ただ、実際には夏場の猛暑などの時の方が、バッテリーにかかる負担が高いと言われています。
夏場を乗り切れてしまったバッテリーが、冬場の寒さで完全に上がってしまうというケースも多いように感じます。
長期間使用しない車はバッテリーが弱る可能性が高い
車の使用環境によってもバッテリーが弱る可能性が高くなります。
バッテリーは、車を使用しなくても放電を少しずつ行っています。これは、バッテリーの性質上仕方のないことでもあります。
バッテリーは、エンジンが稼働してオルタネーターで適切に充電されることで、バッテリー本来の性能を保っています。エンジン稼働させて走らせることの少ない環境では、バッテリーが弱りやすくなるといえます。
車のバッテリーが弱ってるときの症状【使用方法による症状】
バッテリーは、使用方法などによっても弱っていく状況が異なっていきます。
電装品が多い場合のバッテリー負荷により弱っていく症状
車内に多くの電装品を積載し稼働させている車ほど、バッテリーへの負担が大きくなっています。同じサイズのバッテリーであっても、電装品を多く稼働させている車は、バッテリーが弱る早さも著しくなります。
ヒューマンエラーによってバッテリーが弱っていく症状
ヒューマンエラーとは、人間が起こしてしまうミスの一つです。例えば、車内灯を点けっぱなしにしてしまい、バッテリーが弱ってしまうケースや、ヘッドライトを点けたままエンジンを止めている場合、エンジンを止めて長時間ハザードを点灯させているなどの場合です。
何気なく行っている操作が、バッテリーへは大きな負担になっています。こういったヒューマンエラーといえる使用方法によって、バッテリーが弱ってしまう症状が加速していくと感じます。
車のバッテリーが弱ってるときの症状【バッテリーや車故障】
バッテリーが弱ってしまう症状には、車の故障が考えられます。こういった場合には、故障を直さないとバッテリーが弱っていく症状も直りません。
経年劣化によってバッテリーが弱っていく症状
そもそもバッテリーは、だんだん弱っていく装置です。バッテリーは、一般的には3~4年で交換するのが望ましいとされています。
運よく7年持ったというような方もいるようですが、基本的にはそこまでは持たないというのが一般的でしょう。
経年劣化によってバッテリーが弱る症状には、
- ヘッドライトのエンジン回転による明暗
- エンジン始動時のセルモーター稼働時間が長い
- 一回でエンジンがかからない
などがあります。バッテリーを交換しないと、こういった不具合症状は改善されません。
じつは発電機(オルタネーターの故障)によってバッテリーが弱っていく症状
バッテリーでなくオルタネーターが逝った可能性が高くなってきて
ロードサービス使ってみます
ご心配お掛けしました😭
連絡ありがとうございます— 元みかぽ (@mikapo0324_) November 3, 2019
バッテリーが弱っていると思いバッテリー交換したが、バッテリーがまた上がってしまったというケースは多くあると思います。
こういったケースでは、バッテリーが原因ではなく、オルタネーターという発電機が故障しているが多いといえます。
バッテリーが原因ではないので、故障したパーツを交換したりオーバーホールしない限りは、バッテリーがすぐに弱って上がってしまう症状が直ることはありません。
まずは、バッテリーが原因でエンジンがかからないのか、それともほかに原因があるのかを調査して解決する必要があります。
因みにオルタネーターが故障している場合では、
軽自動車の場合は、純正新品パーツで40000円~60000円ほど、リビルトパーツで15000円から25000円ほど、中古品では、5000円前後だと考えます。
普通車の場合は、排気量などによって大きく変わると思いますが、純正新品パーツで70000円~150000円ほどかかるケースが多いのではないでしょうか。
さいごに、、、
バッテリーが弱っている症状には、いろいろなパターンがあると考えます。所有車の車の状態をしっかり把握してあげることが、一番大切なのかもしれません。
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