車両の自動車保険金額って平均いくら位なの?年代別に車両の保険金額を算出!

自動車保険
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車両に掛ける自動車保険は、任意の保険といえます。任意保険ということは、加入するかしないかは、ユーザー自損の選択ということになります。ただ任意だからと言って、加入しないという選択肢は少ないのではないでしょうか。

では車両に掛ける自動車保険金額は、どのくらいの額が平均金額なのでしょうか?平均金額の概算などを年代別に解説していきます。

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車両の自動車保険金額って平均いくら位なの?「一般的な年代別概念」

車両に掛ける自動車保険には、一定の概念で保険料が産出されています。それは、公平性を期すために定められているとも言えます。

車両の自動車保険金額って平均いくら位なの?年代による違い

普通自動車の運転免許証は、18歳から取得できます。ということは、18歳から車を所有できることになります。しかしながら18歳から20歳までの過去の事故発生などから、自動車保険料はかなり高額なものになると考えます。

一般的には、対人・対物保険だけで、さらに運転者本人に限定しても20万円位はかかる可能性があります。

その後21歳、26歳、35歳など保険会社によってマチマチですが。基本的な保険料が下がっていきます。40代・50代になるころには事故率が下がることや、ノンフリート等級が最大の20などになることから、保険料は車両保険未加入であれば2万円前後になるケースもあります。

一方で最近では、60歳を超えて70歳を迎えると、事故率が上がっている現状があります。そのため、70歳をすぎると、基本保険料が上がっていくというのが近年の流れとなっています。

また車種によっても、事故率などから基本的な保険料に違いが出てきます。これを車の料率クラスと呼んでします。危険度によって1~17迄(軽自動車1~3)の区分けです。

近年では、軽自動車を保有している方も多くなり、軽自動車と小型自動車の保険料に差が出ないという現象が起きています。保有台数が増えると、事故率も上がるという事情でしょう。

車両の自動車保険金額って平均いくら位なの?平均年額

記名被保険者の始期日年齢 車両保険なし 車両保険(一般)
18歳~20歳 158000円/年 350000円/年
21歳~25歳 82500円/年 161000円/年
26歳~29歳 48300円/年 88000円/年
30代(35歳以上の限定があるとまだ安い) 33000円/年 60000円/年
40代(35歳以上の限定があるとまだ安い) 30500円/年 57000円/年
50代(35歳以上の限定があるとまだ安い) 29000円/年 57000円/年
60代(35歳以上の限定があるとまだ安い) 28000円/年 52500円/年
70歳以上 35000円/年 61000円/年

例)新車で150万円の軽自動車を例にとってみます(あくまでも概算です)。また筆者の知人の損保関連会社からの資料を拝借して表を作成していますので、あくまでも参考数字としてください。

資料の中には、80歳以上というのがなかったのですが、実際には値段は上がるとのことです。それだけ高齢者の事故リスクが上昇していると感じます。

車両の自動車保険金額って平均いくら位なの?保険料金を左右する項目

 

保険料が確定する基本要素9

保険料金を算出するにあたり、一定の項目があります。それが保険業法施行規則第12条第3項に定められた9項目です。ただし、保険会社によって保険料に反映させる項目に少し違いがります。9項目すべての会社もあれば、そうでない会社もあると云う事です。

  1. 年齢
  2. 性別
  3. 運転歴
  4. 営業用、自家用その他自動車の使用目的
  5. 年間走行距離その他自動車の使用状況
  6. 地域
  7. 自動車の種別
  8. 自動車の安全装置の有無
  9. 自動車の所有台数

事故歴による割増等級の適用

一般的に個人ユーザーが保険に加入するケースでは、ノンフリート等級という制度の中で保険料を支払っていくというケースが多いと考えます。

現在では、1~20等級(20に向かうにつれて安くなる)という階段の中で、保険料が変わっていきます。

これに加え、事故が発生した際には、事故ありという1~20等級の階段が別にあり、事故を起こしたユーザーは、事故ありの階段で数年間過ごすことになります。対人、対物事故では事故あり3となり、3年間は事故ありの階段(割高)で過ごすことになります。

この階段は、保険料を大きく左右する部分と考えます。

車両の自動車保険金額って平均いくら位なの?なるべく安くするには?

それでは、平均の保険料よりも少しでも安くする方法はないのでしょうか?

ネット系保険でとにかく一括見積

近年では、対人や対物の補償内容は、固定化されてきています。その中で一番安い保険を選ぼうとした場合は、単純にネット一括割引を利用するのが良いと考えます。

10個の保険会社に依頼して結果が出れば、おのずと一番安い保険会社が見つかります。ただし、こういったネット系の保険会社の場合は、付帯するか否かを選択できないケースもあります。

無駄な特約を省くことも大切

ネット系はすごく心配だから、代理店経由で加入したいと思う方もいるでしょう。こういったケースでは、無駄な特約を省いたり、対物免責を0円から0-10万円などとし、保険料をしばらく圧縮することも有効でしょう。

ただし事故などが発生した際には、必ず保険料を引き下げたことでの免責事項が出てきます。注意して選択するのが良いでしょう。

さいごに

今回は、車両に掛ける自動車保険の平均などを解説しました。自動車保険は、掛け捨て保険になります。しかしながら加入しないことにはならないと感じます。保険料と補償のバランスをしっかり考えると良いでしょう。

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