近年では、至る所で「格好良いな!」と思うSUVが走行していますね。そんなSUVは、人気が高いだけに中古車も高くなっているような気がします。
中古車は、SUVの人気とその車ごとの人気などによって、かなり差が出るのが実情だと考えます。簡単にお話しすると、需要と供給という事になるかといえます。
今回は、人気の高くなっているSUVの中で、コスパ最強の中古車はどれなのかというお話をしてみたいと思います。筆者が考えるコスパ最強のSUVベスト3も紹介してみます。
コスパ最強の中古車SUVってどんな車があるの?(コスパって?)
そもそもコスパ最強とは、いろいろな見方があるかもしれません。では、どのように考えればよいのでしょうか?
あきらかに中古車購入価格が安いモデルはコスパが高い
中古車購入価格が安いということは、需要と供給でいうと、需要が少なく供給が多いことを差しているといえます。簡単に言うとSUVの中では、不人気車のことを差します。
新車時の価格は、それなりに高いのですが、中古車では明らかにお求め安くなっている車です。コスパが高いモデルといえるでしょう。
中古車価格が高くても売るときも高ければコスパが高い
リセールバリューが良い、需要と供給で需要がすごく高く、供給が少ないモデルだといえます。先程とは逆に、超人気SUVだと考えます。
中古車で購入するときの価格が高いが、売却するときの価格も高いので、車両本体の支払う金額が相対的に少なくなるという点です。こちらもコスパが良いといえます。
ただ筆者の感じでは、その時需要がすごく高くても、売るときになるとそうでもないというケースが多いと感じます。
それは、購入してからの走行距離と状態です。いくら人気のあるモデルでも走行距離が15万キロであったり、状態が事故車になったりすると、売却額が下がるといえます。
そこで、今回は中古車を購入するときにコスパが良い車を選出してみます。
コスパ最強の中古車SUVってどんな車があるの? 第3位三菱RVR
引用:三菱公式HP
三菱RVRは、三菱の中ではコンパクトに属するSUVモデルです。
RVRがコスパ最強第3位の理由
RVRは、3代目モデルが2010年から現在まで継続販売されています。マイナーチェンジによってフェイスなどが変更されていますが、前期型モデルは非常にお買い得となっています。
1.8L MIVECのDOHC16バルブエンジン(139ps)と、INVECS-III 6速スポーツモードCVTの組み合わせによって、三菱らしい軽快な走行を可能としています。また10年間以上このシステムを変更していないことへの安心感もあるといえるでしょう。
RVRの新車価格と中古相場
RVR、現行エスクードと同じようなサイズで2010年から発売してるから中古安いな?
— 極彩四季 (@InFullColor) October 28, 2017
現在の新車価格は、2,306,700円から2,832,500円となっています。一方中古車価格では、現行前期型モデルであれば、60万円から70万円ほどで5万キロ台のモデルが買えそうです。
こういった観点から、コスパ最強第3位としました。
コスパ最強の中古車SUVってどんな車があるの? 第2位スズキエスクード
引用:スズキ公式HP
スズキエスクードは、仙台モデルまでは本格クロスカントリーを銘打った縦置きエンジンベースのSUVモデルです。現行型は、少し現代風にアレンジされたSUVとなっています。
エスクードがコスパ最強第2位の理由
先代モデルのエスクードを対象にして話を進めていきます。このモデルまでは、本格クロスカントリーを可能とするモデルでした。そのため縦置き4WDとビルトインラダーフレームが採用されています。
悪路走行も可能にしている車なのですが、人気不人気という観点では人気がないというしかほかないでしょう。そのため、車の作り込みと中古車購入価格を考えて、コスパ最強第2位としました。
エスクードの新車価格と中古相場
元ジムニー乗りですが、今やジムニーは超人気車になって納期までは約1年。中古価格も跳ね上がっています。個人的には同じスズキの一つ前の型のエスクードがいいかもです。本格オフロード仕様(現行車は街乗り仕様)ですがなぜか人気がなく、仕様の割に中古価格も安いです。ただ税金は高くなりますが。 pic.twitter.com/ADHOQLujD2
— つっこ民日和 (@matsutakekun) December 24, 2022
エスクードの先代モデルの最終新車価格は、2,181,600円から2,422,440円です。先代モデル初期型よりも全体的に20万円ほど上がっている印象です。これは、パワートレインの変更によるものだと考えます。2.0Lから2.4Lへ変更されています。
中古車価格はどうでしょうか?先代モデルの前期型の場合は、5万キロ以内で60万円くらいで購入できる車が多くあります。
車両価格的には、RVRに近いといえるのですが、本格SUVという観点をプラスに見て、第2位としました。
コスパ最強の中古車SUVってどんな車があるの? 第1位日産ジューク
引用:日産公式HP
ジュークは、流線形を基本としたSUVモデルの先駆者といえます。近年では、主流になっているクーペフォルムのSUVの先駆けといえるでしょう。
ジュークがコスパ最強第1位の理由
ジュークは、2010年から販売開始され、2019年までの約9年間ほぼスタイルを変えずに販売されていたモデルです。海外では、世代を変えて継続販売されていますが、日本では終売になってしまいました。
このジュークは、ある意味独特なフォルムを持っているのと、ずっとスタイル変更なしで販売されている点と終売モデルである点で、コスパ最強モデル第1位だと考えます。
ジュークの新車価格と中古相場
JUKEは見た目は好き嫌いあるけど、中身はかなりしっかりしてるからいいよね。安いし。
中古ならNISMOでも200万ちょいだぜ。— えの (@satewrite) February 23, 2017
ジュークの最終モデルでは、新車価格が2,011,900円から3,533,200円となっています。エントリーグレードの15RXからニスモRSまで幅広くラインアップしているのが特徴です。
中古車価格帯は、27.9~209.8万円となっていました。新しいニスモRSでも新車価格の7割くらいで購入できます。
また、5万キロ前後のモデルでも、年式を気にしなければ50万円くらいで購入できる車が多くあります。
さいごに、、、
SUV人気が高い昨今では、どうしても中古車相場が高くなる傾向にありますね。そんな中、100万円を大きく切るコスパ最強のSUVもあります。賢くチョイスしてみてはいかがでしょうか!