買い物をして車に荷物を積み込もうとしたら、ドアにキズがあってガッカリしたというのを経験した方も多いのではないでしょうか。
自分で付けたキズならば、あきらめて直すか放置するかという気持ちになるのですが、他人に傷つけられ、しかも無言で立ち去られたことに憤りを感じるかもしれません。
ここでは、ドアパンチされたキズを修理する場合の費用相場などを解説していきます。
ドアパンチで比較的修理費用が安く済む可能性がある場合
ドアパンチの中でも比較的軽症の場合は、どういった修理費用になるのでしょうか。
・タッチアップペンで直せる可能性がある
上記の画像のように、3㎜~5㎜程度のドアパンチキズであれば、タッチアップペンで修復するのが費用を抑えるのによいでしょう。市販されている物であれば、800円前後で購入できます。または、ディーラーで購入するのも可能です。
・デントリペアで直せる可能性がある
塗装は剥がれていないのだけれども、ポツンと小さく凹んでしまった場合は、デントリペアで修復すると費用が少なく済む可能性があります。凹みの状態や大きさで料金は変わりますが、5000円~10000円前後で修復できる可能性が高いでしょう。
純正塗装をしっかり残しながら修復できるので、もしデントリペアで修復できるのであれば、元々の塗装もそのまま残り良い方法と言えるでしょう。
ドアパンチで修理費用がソコソコかかる場合
ドアパンチキズ(パンチから線傷など)の場合で、費用がソコソコ掛かってしまう場合もあります。ここでは、ソコソコ掛かりそうな事例を解説します。
今日イオンモール行きましたけど、
ガラガラでした
コロナ前に比べると50%減くらい。地方はわりと自粛してる印象(´・ω・`)
駐車場でドアパンチされた(´・ω・`)
相手逃げないでちゃんと報告してくれた。 pic.twitter.com/mnMBiYucV7— ニコニコ インベスター (@2525rice) August 28, 2021
上記の場合は、ドアパンチというよりは、ドアを開けて擦ったと言った印象です。こういった場合は、流石に板金塗装となります。
板金塗装の場合は、キズの状態だけでなくエクステリアカラーでも料金が変わります。ソリッドの場合で25000円から、メタリックの場合では30000円から、パールの場合は35000円~くらいになると想定します(ドア一枚)。
またドアパンチを放置してしまい、サビが出てしまっている場合も、タッチアップやデントリペアするのはおススメできません。同じような板金料金になる可能性があります。やはり放置しないで適切に処置することも大切でしょう。
ドアパンチ&キズで修理費用が結構かかる場合
駐車中にドアパンチなのか自転車やバイク倒れてきたのか😇戻った時には誰もおらず pic.twitter.com/51BRIdQXXV
— yaoyao@不動産管理仲介CRE/フットボールレフェリー (@yaoyaoyao3511) October 8, 2021
ドアパンチされて締まった場合に、格好修理費が掛かってしまう事もあります。ここでは、修理費が嵩む場合を紹介します。
・運悪く2箇所のパネルに傷
例えば、一回のドアパンチで、フロントドアとリアドアの二枚ともキズが入ったり、ドアと下側のエアロの両方に傷が入ったという場合は、料金が増えてしまう可能性が高まります。
こういったケースでは、ドア一枚よりも1.5倍くらいの料金になることが想定されます。
・運悪くフェンダーとホイールにキズ
フェンダーだけにキズがあると思ったら、ホイールにも目立つキズが入ってしまっている事があります。両方綺麗にするという事は、新品のホイールや脱着費用なども必要になります。
高額な修理費用となる可能性が高まりますね。
ドアパンチされづらくするには?
ドアパンチされた場合は、自分が傷付けるわけではありません(場合によっては、壁にドアを自分でぶつけたりすることはありますが)。
ドアパンチされづらくする方法はないのでしょうか。ここでは、ドアパンチされづらい方法を解説します。
駐車場の止める場所を選ぶ
皆さん誰しも出入り口に近い所に駐車したいと考えると思います。そのため、出入り口近くの駐車場は、車の出入りも多くなり、ドアパンチされる確率も上がると考えられます。
駐車場は、少し歩いてもスペースが広く、周りに車のない所を選ぶと良いでしょう。
綺麗にしている車の隣に停める
駐車する場合は、綺麗な車の隣に停めると、ドアパンチされる確率が下がります。これは、隣の車がキレイという事は、その人の車に対する愛着や周りの人に対する配慮がしっかりされているという観点からです。
もし汚い車(車内だけでなく車内も)の隣に置くという事は、それだけズボラな人の隣に置くという事になります。ドアパンチされてもしても気にしない人の可能性が高かまります。
明らかにお年寄りの乗っている車の横には止めない
老人、頼むで免許返して来い。
ドアパンチの予感しかないで戻って来るまで車内待機(笑) pic.twitter.com/ubjF9QM0bI
— ピロキ@静隼会 若頭 (@pironoshike8823) May 2, 2019
これは、仕方のないことかもしれませんが、お年寄りは周りのことが見えづらくなっていますし、さらに動作も機敏ではありません。また足腰が弱く、杖や車イスを利用している方もいます。
高齢者マークのついている車が、通常サイズの駐車場に止まっていたりした場合は、隣に停めるのは避けておくのがベターでしょう。
例えばですが、汚い車に乗っているご老人などの場合は、そもそもぶつけることも気にしないし、年齢などで気にすることもできない可能性があるという事になります。
上記の対策は、していれば必ずドアパンチされないという事にはなりません。駐車中も監視してくれる360°ドライブレコーダーなどを活用するのも有効と言えるでしょう(後の対策のために)。
さいごに、ドアパンチは一度されると周りの車への不信感しか起きなくなるかもしれません。なるべくドアパンチされたときは、損害が広がらないように対処することと、ドアパンチされづらい状況に車を駐車することが望ましいでしょう。