ファンベルトが切れる前兆?原因と対処法・交換費用は

車のメンテナンス知識
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車のファンベルトが切れる前兆ってあるの?。

車のファンベルトが切れるときに音はするの?。

最近の車のファンベルトは劣化しにくいといわれていますが、どうしても経年による劣化はさけられません。

そんなファンベルトについての交換費用や時期について説明していきます。

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ファンベルトが切れる前兆ってあるの?音がしたりするの

ファンベルトの劣化が進行していくと、その付近に少しずつ違和感が生じてくるでしょう。

代表的なのは異音が聞こえ始めることです。

堅いゴムが擦れているような高い音が、時間の経過とともに次第に大きくなっていきます。

ただし、時間に関して統一的な基準はなく、自動車を日常的に置いている環境などの影響も大きいです。

少しでも上記の異音が聞こえたら、できるだけ急いで交換あるいは修理をしなければなりません。

多少の音であれば問題ないと考えがちですが、放っておくと大きくなっていく一方であり、自然に消えることはないでしょう。

ファンベルトが滑り続けていると、そのまま切れることも十分に考えられます。

その前兆であることを踏まえておくことが大事です。

謎の音の放置はNG 車のキュルキュル音そろそろ交換時期かも

車に乗っていてキュルキュルという謎の音が聞こえ始めたら、不調が発生している恐れがあるので放置するのはNGです。

この音はファンベルトが切れる前兆の可能性が高く、早急に交換または修理を検討することが必要です。

万が一ファンベルトが切れても走行自体は可能ですが、エンジンがオーバーヒートしやすく、最悪ファンベルトの交換以上に費用が嵩むことになるでしょう。

キュルキュル音を軽視して放置すればするほど、車のダメージが蓄積して廃車へと近づきます。

ファンベルト自体は1万円前後で手に入りますし、工賃を含めても2万円以内に収まりますから、切れる前にケチらないで交換を済ませたいところです。

キュルキュルと音がし始めてもすぐに切れるとは限りませんが、前兆は前兆なので早く交換するに越したことはないです。

ファンベルトが切れる原因ってあるの交換時期・走行距離の目安

同じ車に長い間乗り続けていると、摩擦による消耗が理由でファンベルトが切れてしまうことがあります。

劣化が原因のため防ぎようがなく、切れてしまった際はすぐに修理が必要です。

ファンベルトが使える期間の目安としては、走行距離が6万キロ程度もしくは新車から3年程度の期間です。

これらに近づいた場合が交換時期の目安となりますので、早めに対処するようにしましょう。

ただし、あくまでも目安であり、実際の乗車頻度などによってファンベルトの寿命は違ってきます。

ゴム製品のため、乗車頻度が少ないとゴムが硬くなって割れてしまうこともあります。

目安よりも早くに切れてしまうこともあるため、車の定期点検時にしっかりと確認してもらい適宜交換していくことが大切です。

ファンベルトの交換・修理費用の相場はいくら?

ファンベルトは電気の供給やラジエーターの冷却などを行っていて、車では重要なパーツです。

近頃はそれがベルト式よりも電動式ファンが増えています。

ファンベルトが異常な状態になると異音が発生してきて、異音が続くようなら整備工場やディーラーなどでファンベルトを点検してもらい、それが劣化していたらファンベルトを新しいものと交換し、修理してもらいましょう。

その交換費用は車両の規格や車種或いはメーカーによっても値段が違いますが、相場は軽自動車ならベルト代は約3000円で作業工賃は約5000円で、普通自動車はベルト代は約4000円で作業工賃は約5000円です。

合計すると交換して修理してもらうのに約1万円かかると考えてください。

ファンベルトが切れたときの対処法 はどうすればいいの

ファンベルトが切れた状態になると、様々なトラブルを引き起こす原因になります。

ファンベルトが切れる原因で多いのが経年劣化で、車種により異なりますが一般的にファンベルトの寿命は3年から5年程度です。

寿命を迎えると異音などの症状が出始め、最終的にはエンジンがかからなくなり車が動かなくなるケースもあります。

ファンベルトが切れたときの応急処理方法は、まず安全な場所に車を停車させてエンジンを切ります。

エンジンを停止したら、ロードサービスに連絡して近くの整備工場で車の状態を見てもらいます。

ファンベルトが切れてしまっても車の走行は可能ですが、早くエンジンを切ればダメージを最小限に抑えられます。

交換は難しくなくベルトの価格も高くないので、修理は比較的安い料金で済みます。

ファンベルトの交換する安い場所ってあるの

車のファンベルトの交換は、一般的にディーラーに任せるのが基本とされますが、ディーラーに丸投げだと高くつきます。

ファンベルトが切れると車に様々な問題が生じるので、切れる前に交換してもらう必要があります。

ディーラーは仕事が早く確実ですが、工賃だけでなくファンベルトの購入費が高くなるのが難点です。

しかし、ネットなどで安くファンベルトを購入してディーラーに持ち込めば、工賃のみで安く交換してもらえます。

意外とカー用品店は交換費用が高く、割高になってしまうことがあります。

これは外部に交換作業を委託するするのが理由で、自社に整備施設や技術がないと高くなります。

購入を含めて依頼するなら専門の整備工場で、ファンベルトを安く買う手間を惜しまないのであればディーラーが有力です。

また、車検と一緒に任せると安く済みますから、車検のタイミングを狙うのもありでしょう。

交換しないとどうなるの 車のベルトの基礎知識

今日の車はラジエーターを冷却させる目的で動作しているファンは電動化されているものの、かつてはファンを作動させていたが故にファンベルトと呼ばれており、車が加速または走行する際にエンジンから発生する力をオルタネーターやウォーターポンプ、パワステなどに伝達しています。

そのように、快適性に関わる機能はもとより車が走行するために欠かせない機能に至るまで役割を担っているので、切れると安全に車両が動かせなくなるだけではなく動作不能になる事も珍しくありません。

重要性が高い部品だからこそ正しいタイミングで交換する事が大切であり、異音が聞こえてきたり目視確認した時に亀裂が見られたらディーラーまたは専門の整備工場などで整備してもらいましょう。