FJクルーザーが生産終了した理由は!何だったのだろう?

トヨタ
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トヨタは、FJクルーザーというSUVモデルを生産・販売していました。

このモデルは、一般的な国内SUVとは一見して違うとわかる車です。同モデルは、2018年1月31日に終売しています。

FJクルーザーは、どうして生産終了したのでしょうか?ここでは、生産終了した理由などを解説します。

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FJクルーザーが生産終了した理由って?【ユーザー側の意見】

FJクルーザーが、生産終了した理由を繙いてみます。ここでは、ユーザー目線からの生産終了の訳を考察します。

日本の公道に逢わない車幅

FJクルーザーは、もともとアメリカ専用ミドルクラス車種として販売開始されました。

このため当初は、日本に導入される予定の無かったモデルです。

アメリカでは、1905㎜と言う車幅が広いという事でないのですが、日本の公道では、かなり幅が広いと考えます。

4.0Lガソリンエンジンしかない維持費の高さ

FJクルーザーは、4.0Lガソリンエンジンの一択しかありません。

JCO8モード燃費は、8.0㎞/Lです。

通常実燃費は、5㎞/L程度といえます。

この燃費の悪さが、FJクルーザー敬遠に繋がったと思われます。

思ったよりも内装空間が狭い

FJクルーザーは、全長4635㎜×全幅1905㎜×全高1840㎜と言うサイズのSUVです。

SUVは、最低地上高が高い分、車内空間が狭くなるという欠点があります。

FJクルーザーの車幅は長いが、全長は4635㎜とそれほど長くないです。

そのためリアシートへのアクセスは、観音開きのリアドアを採用しています。

実際に乗っている人の意見では、思ったより車内が狭いという意見が多い結果です。

トヨタ側からの生産終了理由は?【トヨタの本音!?】

生産しているトヨタ側では、どういった生産終了理由があったのでしょうか?

北米で人気のFJクルーザーだが日本の道路環境には余りにも合致しない

もともと日本国内で販売する予定の無かったFJクルーザーは、アメリカからの逆輸入車人気によって、トヨタが日本国内での販売を決めたと言われています。

アメリカ仕様をほぼ変更せずに、日本国内に販売しているということから、そもそも日本の道路環境から大きく外れていると考えます。

トヨタは、こういった環境を踏まえて生産終了に踏み切ったと言えるでしょう。

思ったよりも販売数量が伸びていない

トヨタは、「世界のトヨタ」と言われるくらいのメーカーです。

当然生産・販売数も多いといえます。

そんな中、FJクルーザーの販売数は、日本では余りふるっていない状況でした。やはり売れない車は、作らないという結論なのでしょう。

FJクルーザーの新モデルを検討中

トヨタは、2017年にFJクルーザーの後継モデルと目されるTjクルーザーを公開しました。

このモデルは、現在まだ販売開始されていませんが、新しいコンセプトのモデルを販売開始するためにもFJクルーザーは生産終了したと思われます。

FJクルーザー生産終了した理由は色々あるが【惜しんでいる方の意見】

FJクルーザーは、すでに生産終了してしまいましたが、今でも惜しむ人の声があります。

こんなに大きいけどカワイイ顔立ちではナンバーワン

大きなモデルなのにカワイイ顔立ちをしているモデルは、FJクルーザーにしかないと言えるでしょう。

これほどカワイイと感じる大きなモデルは中々無いといえます。

車幅は大きいが全長は短いから取り回しが良い

1905㎜という車幅は、日本の駐車場では大変だが、全長が短いから案外取り回しが良く、運転し易いという評判が多いです。

またSUVらしい車高によって、視界も広く運転しやすいとの意見もあります。

中古を購入するなら今かも!

新車価格は、ベースグレードで3,240,000円です。ファイナルエディションで3,492,720円となっています。

リフトアップなどのカスタムが施されている場合、450万円ほどするモデルもあります。

一方でカスタムしていないモデルであれば、170万円〜250万円前後で取引されている車が多いといえます(筆者調べ)。

FJクルーザーは、国内残存台数が減少していきます。今のうちに購入しておくのも良いのではないでしょうか。

さいごに、

FJクルーザーは、アメリカ譲りのおおらかで大きいサイズのSUVです。

生産終了の理由は、数多くありますが、そういったマイナス面を踏まえても「惜しむ声」が発っせられています。