一昔前、、、2000年より前には、ガソリン車とディーゼル車、LPG車といった化石燃料を主体としたエンジンがほとんどではなかったでしょうか?
トヨタの初代プリウス発売以降、どんどんハイブリッドモデルがラインアップされ、EVモデルまで販売されるようになりました。もちろん環境問題やエネルギー資源のことを考慮すれば、当然の結果だとも言えます。
では、日本でガソリン車っていつまで乗れるのでしょうか?ここでは、ガソリンモデルの存続期間を探りながら、今後どの位ガソリン車に乗ることが可能なのかを検証してみます。
ガソリン車っていつまで乗れるの?(日本の動向)
まずは、日本のガソリン車への規制や動向などについて触れてみたいと思います。
ガソリン車っていつまで乗れるの?新車販売の期限は?
えっガソリン車無くなるの⁉︎ pic.twitter.com/kAAsMXpqiO
— tom (@tom1_1_4) May 14, 2022
現在日本政府では、2035年までにガソリンエンジン車の新車販売を停止する方向で動いています。ということは、この2035年がピッタリ当てはまっているかは別にして、10年強で新車のガソリン車を購入することができなくなると考えます。
え?なに?近い将来ガソリン車無くなるの?ひなたが免許取る頃には電気自動車が主流になるのかしら… pic.twitter.com/kRBuf83d9x
— かんちゃん (@snoopy_k17) December 3, 2020
10年強と言えば、案外近い将来だなと不安になる方もいるのではないでしょうか?特にこれから免許を取る方などは、車所有の期間も長くなるでしょうから不安になるかもしれませんね。
東京都などではもしかすると2030年で新車販売禁止!?
東京都では、独自に規制をかける予定があるようです。2030年までにはガソリン車の新車販売を禁止する方向で進んでいるようです。
東京都でこのような動きがあると云う事は、他の大都市(愛知、大阪、兵庫、福岡)などでも同様の動きになる可能性があります。
日本政府の動きとは別に、首都圏や大都市では、それぞれの条例で規制をかけることが考えられますね。
またこういった動きは、自動車業界の要望から行われている可能性も視野に入れておかないとなりません。もちろん自動車業界の発展(利益)を視野に入れての動きだとも言えます。
単純にハイブリッドモデルを拡販し、未来につなげることと、ガソリンエンジンモデルをなるべく減らし、車種統合したいというメーカーの想いなども含まれていると予想します。
ハイブリッドモデルはどういう扱い?
それでは、ガソリンとモーターで稼働するハイブリッドは、どのような扱いになるのでしょうか?現時点では、ガソリンエンジンのみの新車が販売できなくなるということで、ハイブリッドなどの省燃費モデルは、この規制の適用外になっています。
ハイブリッド車は、ガソリン車と同様の扱いにはならないので、安心して良いでしょう。
2050年にはガソリン車が公道を走れなくなるかも・・・
脱炭素社会って、ガソリン車無くなるの?そうでもしないと実現出来ないよなぁ(笑)2050年ってまだ58歳だからクルマ乗ってる未来なのに😭
ディーゼル車のエコカー免税も無くなる案出てるしね。理由はハイブリッドより燃費が劣るから、らしい(笑)政治家は知識が無いのか(笑)
— あけ★おめ (@mazdaspeed6_U) October 28, 2020
ガソリン車の新車販売が、2035年ごろ行われるとしても中古ガソリン車は購入し、乗り続けられるようにになっています。しかしながら2050年を目途に、ガソリン車全体が規制の対象になり、日本国内で乗れなくなるという方向で、日本政府は動いています。
ガソリン車っていつまで乗れるの?(現実は?)
ガソリン車が乗れなくなるというお話を先にしましたが、現実的にはどのような階段を踏まえて乗れなくなるのでしょうか?
ガソリン車っていつまで乗れるの?ハイブリッド車のシェアは拡大している
先程もお話ししましたが、現在はハイブリッドモデルが多くラインアップしています。現時点でのシェアも50%近くがハイブリッドモデルとなっている状況です。
近い将来もっとハイブリッドの購入が進み、ガソリンエンジン単体モデルが、かなり少なくなっていると感じます。
もし2030年や2035年に新車販売がされなくなっても
2035年に新車販売が禁止になったとしても、市場に出回っているガソリン車の購入や走行は可能です。これは東京などの2030年の新車販売禁止でも同じ事と感じます。
ということは、新車のガソリン車は購入できなくなりますが、中古車であれば購入して乗ることができるという事です。
2050年まではまだだいぶ期間があるから!
2050年には、日本国内からガソリン車が消える可能性が一番濃厚となっています。2050年ということは、約四半世紀先のことだとも言えます。
その間、2035年ごろまではガソリン新車購入は可能で、それ以降2050年までは、中古のガソリン車購入は可能になります。
四半世紀という時間経過となると、大分世界情勢も大きく変わり、日本の状況も大きく変わっているかもしれません。EVモデルの大躍進により、インフラ整備なども大きく進んでいるやもしれません。
現時点では、ガソリン車が全く乗れないというわけではないので、ガソリン車がどうしても乗りたいという方は、今のうちに思う存分ガソリン車を堪能しておくことも良いと感じます。
さいごに、、、
確かに環境問題や物価高騰、化石燃料枯渇問題などによって、ガソリン車は肩身の狭い思いを強いられてしまう結果になっています。
ただし、EV戦略を打ち出したヨーロッパでは、現在ウクライナ問題などによる電気供給不安定などから、少しEV戦略が後退しています。こういった未来の情勢は、なかなか難しいとも言えます。
筆者からいえることは、2050年を目途にガソリン車は完全に国内から無くなる可能性があるので、ガソリン車に乗りたい方は、今のうちに楽しんでおくと良いでしょう!
とくに若い人は、免許を取って20年くらいしかガソリン車に乗れないことになりますので注意しましょう。