車の洗車って皆さん大変な作業ではないでしょうか?春秋なら気候が良く、洗車もはかどるかもしれませんが、夏冬だと暑くて汗だくになったり、寒くて手がかじかんだりすると思います。
そういった苦労から、少しでも解放されたいと思う方も多いのではないでしょうか。その一つの方法として、ガラスコーティングという施工があると思います。もしかしたら皆さんも「聞いたことがある」となるやもしれません。
では、このガラスコーティングを車にしない方が良いケースってあるのでしょうか。ここでは、ガラスコーティングをしない方が良い理由などについて触れてみます。
ガラスコーティングを車にしない方がいいケース~理由①~
ここでは、ガラスコーティングを施工したが後悔してしまう根本的な理由を検証してみました。
そもそもガラスコーティングの本質を理解しないで施工して後悔
ガラスコーティングは、塗装のクリア層に施工することで付着した汚れを比較的簡単に洗い流すことのできる施工です。
クリア層には、見えない凸凹ができています。ここにゴミや汚れが付着すると汚れが落ちづらくなります。こういった汚れを簡単に落とせる役目がガラスコーティングにあるでしょう。
ただ、ガラスコーティングを施工したからと言って、洗車しなくても良いという訳ではありません。少ない洗車回数にはなるかもしれませんが、洗車は必須です。ガラスコーティングの本質を理解しないで、良かれと思って施工したことによる後悔があると感じます。
ガラスコーティング後の洗車方法に誤りがある
外から失礼します。
キーパーコーティングされるなら、断然キーパーラボをオススメしたいと思います😃
ガラスコーティングした後はメンテナンスをしっかりしないと後悔する事になるので、しっかりメンテナンス方法を確認するようした方がいいですよ😣— うじちゃ(洗車民) (@noah_detail117) January 27, 2023
これは、ガラスコーティングの種類にもよるのですが、ガラスコーティング後は、ガラスコーティング専用シャンプーなどを使用することになります。
ガラスコーティング層の上に専用撥水剤などが施工されているのに、ワックス洗車などを行ってしまうと、そのワックス性能の撥水になってしまうケースがあるからです。せっかくガラスコーティングを施工しても、管理方法が誤っているためその性能が発揮されなくなります。
ガラスコーティングを車にしない方がいいケース~理由②~
ここでは、施工側の問題などによる後悔について解説します。
施工先があまり腕が良くなく失敗したと感じてしまう
納車待ちきれずディーラーでコーティングしてもらいましたが車庫保管で1年ちょっとで全く弾きません後悔してます笑
早くキーパーラボでガラスコーティングし直したいです!— ふまふま (@GRSuprq) August 16, 2023
ガラスコーティングは、安いものではありません。新車で施工しても5万円から20万円ほどするとおもいます。そしてコーティング施工には、かなり技術差や材料差が出ると考えます。
施工先があまりよくなく、全然ガラスコーティングの効果が感じられないというケースも多いようです。こればかりは、施工してみないと、「得した損した」がわかりづらいとも言えます。しっかり評判などを聞いて作業すると良いでしょう。
中古車の場合は施工の問題だけでなく元々のボディ状態にもよる
新車時の施工であれば、ある程度一定の品質なのですが、中古車の場合は、結構差が出るのがガラスコーティングです。もし腕の良い施工会社であれば、どれだけ下地を綺麗にしても元々状態の悪い中古車であれば、「これくらいまでが限界だよ」と教えてくれるかもしれません。
一方取り合えず料金を徴収して、ガラスコーティングを施工したいと思っている場合は、仕上がりにがっかりするユーザーもいるのではないでしょうか。中古車の場合は、どのくらいの傷までが綺麗になるのかなどをしっかり把握して施工をお願いすると良いでしょう。
ガラスコーティングを車にしない方がいいケース~理由③~
ガラスコーティングの弱点による後悔に関して解説してみます。
ガラスコーティングはイオンデポジットの発生が多くなる
洗車完了!
2層ガラスコーティングしたばかりだけれど、イオンデポジット?はできるのね⁉︎😂 pic.twitter.com/owcAXdFENi— car_terakoya 車の寺子屋 (@car_terakoya) April 18, 2022
これは、ガラスコーティングを施工した多くの方が悩まされているのですが、ガラスコーティングをした後に、イオンデポジットに悩まされるケースです。
そもそもガラスコーティングは、性質上インデポジットができやすい材料での施工方法となっています。そのためせっかくコーティングしたのに、汚くなってしまうと悩んでいる方が多い気がします。
ガラスコーティングには、有機物タイプと無機物タイプがあります。無機物タイプの場合は、空気中の窒素酸化物や融雪剤などと結合しやすいため、どうしてもイオンデポジットなどができやすくなります。
ガラスコーティングは安い材料でも高い材料でもかなり高額な費用
ガラスコーティングは、新車時施工でもかなり高額な費用が掛かります。軽自動車でも5万円くらいは、最低でもかかるでしょう。中古車の場合は、さらにかかると思います。また車両が大きくなれば、20万円なんて金額を提示されることもあるようです。
これだけの金額をかけた結果、1年でダメになったなどとなるとかなりガッカリするのではないでしょうか。ワックス洗車などとは違い、施工価格がかなり高額な点がガラスコーティングの弱点だとも考えます。
施工費用があれば、高額な手洗い洗車が何回出来るのかなと、悩んでしまう人も多い気がします。費用対効果が見えないという意識がわいてくるのも頷けます。
さいごに
ガラスコーティングで後悔してしまう人の多くは、施工後のメンテナンス方法が間違っていたり、そもそも施工不備な場合が多い気がします。
後悔しないためにも、ガラスコーティングの意味合いやメンテナンス方法、そして施工依頼する会社をしっかり検討することが大事でしょう。