廃車本舗のキャンセル料はいくら?トラブルや廃車の注意点を解説

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廃車本舗は最近になってテレビCMを流すなど、注目を集めています。

一般的な車買取業者と違って、廃車寸前の車でも買取をしてくれるのが大きな特徴でしょう。

ただ一般的な車買取業者とは大きく異なる点もあるため、利用する場合には注意点が幾つかあります。

その中でも最も大きいのがキャンセル料についてです。他にもありがちなトラブルなどを紹介しておきましょう。

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廃車本舗はキャンセルができるのか?

廃車本舗ではキャンセルも可能です。

ただし成約後にキャンセルとなった場合は、料金が必要となります。 一律3万円のキャンセル料がかかるのですが、先ずは取引の流れを確認しておきましょう。

廃車本舗を利用する場合は、最初に無料査定を行います。

公式サイトのウェブページ、もしくは電話を利用してください。

当日または翌営業日中に、査定金額の回答があります。

この回答で納得のいく金額であれば、廃車本舗から成約内容確認書類が郵送されます。

廃車本舗からの郵送物が届いた後に内容を確認し、必要書類を一緒に入っている返信用のレターパックに同封して返送しましょう。

この時の書類手続きに不明点があれば、電話などで確認するのをおすすめします。

必要書類が廃車本舗に届き、その内容に不備がないかの確認が終われば車の引き渡し日時の確認があるはずです。

車の引き渡し後、2~3営業日以内に指定の銀行口座に振込をしてくれます。

廃車本舗ではいつ成約と見なされるのか?

廃車本舗の利用規約には、キャンセル料の扱いについて明記されています。

一部を抜粋してみると、双方の合意で契約が成立することとし、利用者の都合によるキャンセルがあった場合は、違約金として別途3万円必要、としているのです。

ここで双方の合意で契約が成立するとありますが、廃車本舗では契約内容確認書類を送っています。

つまり必要書類を揃え、返送した書類が廃車本舗に届いた時点で契約が成立すると考えてください。

実はこのシステムは他の廃車買取業者と比較すると、かなり利用者側に有利な条件となっています。

何故なら他の廃車買取業者では、電話査定が終わり金額に納得がいけばその時点で成約とすることが多いためです。

結果として電話で契約が成立するとは思っていなかった人が、キャンセルをした時に費用がかかることでトラブルになっています。

事前に申込システムを理解していれば回避できるトラブルですが、やはり廃車本舗のようにワンクッション置いている方が、利用者側として安心できるでしょう。

ちなみに契約書を返送して、さらに必要書類まで送った後ですので、廃車本舗を利用する人でキャンセルをする人はあまりいないそうです。

さらにもう1つ注意したいことがあります。

それは車の引き渡し日時についてです。

引き渡し日の前日、及び当日における日時の変更を行った時も、手配変更の費用として別途3万円がかかります。

つまり引き渡し日の都合が悪い場合は、前々日までに変更を申し出る必要があるでしょう。

廃車本舗では引き渡し不可能な日時がある

廃車本舗を利用する上での注意点としては、引き渡しの日時についても知っておくべきポイントがあります。

それは日曜日と夜間の引き渡しができない点です。

口コミなどを見ていると、地域によっては土曜日や祝日の引き渡しができないケースもあります。

何故こうした対応をしているのかと言うと、廃車本舗ではできるだけ無駄な経費を削減し、その分を買取額の上乗せに回しているためです。

24時間365日体制をとっている他社がありますので、業務として不可能ではありません。

ですが廃車本舗では人件費を削減し、夜間の危険な引き渡しをしないようにしています。

そのため仕事が忙しくて日中は時間が取れない、土日が仕事という人の一部には厳しいかもしれません。

廃車本舗はどんな車でも買取する訳ではない

廃車本舗は買取保証をつけていない業者です。

廃車買取専門業者の中には、買取保証をつけている業者もあり、その場合はどんな車でも引き取ってくれます。

ですが廃車本舗ではNGな車が明記されているのです。

エンジンなどパーツを大幅に取り外している車、炎上したか消火剤を散布された車、浸水車、廃車本舗が法律上の問題があると判断した車、ローンの残債がある車の5つが該当します。

このいずれかの条件に当てはまる場合は、廃車本舗で買取できませんので注意してください。

特にローン残債があるというケースが、口コミでも目立っていました。

残債がある場合はすべてを清算して、ローンをなくしてからでないと買取してもらえません。

まとめ

廃車本舗におけるキャンセル料の扱いについてでした。

廃車本舗ではキャンセル料の設定があります。

流れとしては電話やメールなどで査定額が伝えられ、この額に納得した後で契約内容が記載された書類が郵送されます。

この郵送された書類を返送すると、成約したと考えられるのです。

成約後のキャンセルについては3万円が必要です。

ただ他の廃車買取業者のように、電話で査定額を伝えられた後に納得をすれば成約となるよりは、随分と良心的な設定になっています。