現在では、いろいろな方式の車が販売されていますよね。例えば、ガソリン車からハイブリッド車、そしてEVモデルなどです。
またガソリン車の中には、一般的なガソリンモデルからアイドリングストップ機構が付いているモデルなどもあります。
それでは、アイドリングストップ(ISS)車用と一般車向けのバッテリーでは、どのように違うのでしょうか?ここでは、両者の違いなどについて解説してみます。
アイドリングストップ車(ISS)向けと一般車用のバッテリーって?【バッテリー違い】
引用:GSユアサ公式HP
アイドリングストップ車用バッテリーと一般車用バッテリーでは、どのような違いがあるのでしょうか?
一般車向けのバッテリー特徴とは?
一般車用バッテリーは、おおよそ20年前くらいまで主流となっていたバッテリーだといえます。一般的には、放電と充電を繰り返し行えて、エンジンを正常稼働させるといった役目があるといえます。
現在では、一般車用のみの使用用途でのバッテリーは、ラインアップとしては少なくなりました。それは、充電制御車用バッテリーやアイドリングストップ車用バッテリーが、一般車用バッテリーとしても使用できるようになっているからです。
アイドリングストップ車(ISS)向けバッテリーの特徴とは?
アイドリングストップ機構とは、信号待ちなどにおいて、一時エンジンを停止させ発進の際に自動的にエンジンが再始動する仕組みです。また停止中でもバッテリー容量が減った際には、自動的にエンジンが始動され、バッテリー容量が多くなると、また停止するといった仕組みになっています。
アイドリングストップ機構が付いたことによって、燃費向上が期待できるようになっています。一方で、アイドリングストップバッテリーには、一般車向けのバッテリーとは違い、エンジン停止時のバッテリーから電装品への供給電流、エンジン始動時の早期充電などが求められています。
アイドリングストップ車用(ISS)のバッテリーは、急速に充電できる素材や仕組み、そして過酷な電流入出に耐える構造などになっている必要があるという事です。
一般車向けバッテリーにアイドリングストップ車(ISS)向けバッテリーは互換性がある
先程も少し触れましたが、一般車にアイドリングストップ用バッテリーを使用することはほぼ問題なく使用できるといえます。一方その逆は、基本的に互換性はありませんので使用は控えるようにしましょう。
バッテリーの価格は?
軽自動車や小型モデルサイズのアイドリングストップ用バッテリーは、ネット販売サイトなどで調べると、GSユアサ商品で8000円から9000円前後となっていました。
一般車用バッテリーの場合は、同じメーカーの場合で5000円強となっていると考えます。アイドリングストップ用のバッテリー性能が高い分、値段が高くなるといえるでしょう。
アイドリングストップ車(ISS)向けと一般車向けバッテリー【読み方違い】
引用:GSユアサ公式HP
アイドリングストップ車用バッテリーと一般車用バッテリーでは、商品の記載などが違うのでしょうか?ここでは、読み方などについて解説します。
一般車用バッテリーの読み方や特徴
一般車用バッテリーは、比較的皆さんも同じみな表記が多いのではないでしょうか?
例えば、75D23Rという一般車用バッテリーがあります。この場合は、75が性能ランクです。数字が大きくなるほど性能が高いことを意味します。Dは、短側面と高さのサイズです。23は長側面の名側になります。R又はLとは、端子の極性の位置を表しています。
イメージとしては、75D23Rよりも85D23Rの方が性能も良く、90D23Rの方がさらに性能が良いというわかり易いのも特徴です。JIS形式の見方となっています。
アイドリングストップ車用バッテリーの読み方や特徴
電池工業会規格(SBA)にて制定された読み方が、アイドリングストップ車用バッテリーでは一般的です。
例えば、M42Rというアイドリングストップ車用バッテリーがあるとします。Mとは外形寸法の区分になります。ちなみにMは一般車用バッテリーのB20と互換性があるという事も示しています。
42とは性能ランクを表しています。また一般車用バッテリーの場合は、LとRで端子の極性を表していますが、M42と書かれていたらLを表し、M42にRがつくことで違いを表しています。
筆者個人としては、いろいろな表記があるとわかりづらいので、ISS55B24Rとかにしてくれたらと思います。
アイドリングストップ車にはアイドリングストップバッテリーが必須
アイドリングストップ車に、一般車用バッテリーを取り付けてしまった場合は、保証の対象にならないという事だけでなく、バッテリー寿命が極端に短くなる場合があることに注意しましょう。
アイドリングストップ車には、それに対応したバッテリーを装着する必要があるという事です。所有車のバッテリーをしっかり確認して購入しましょう。