車を二台持ちゃった!?自動車保険はどうすれば良いの?安くするには?

自動車保険
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車は、便利な乗り物です。そして免許を取ると車を運転したくなるものですよね。もし家族で2台の車を所有することになった場合には、自動車保険はどのようにすれば良いのでしょうか?

ここでは、「車を二台持っちゃった!?」時の自動車保険のアレコレについて解説してみます。

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車を二台持ちゃった!?「自動車保険は?」

車を二台持った時には、自動車保険などはどうするべきなのでしょうか?ここでは、保険加入は必須という話などをしていきます。

二台目の車を所有する理由は?

車を二台所有する理由などについて、一般的な事例を紹介します。

  • お父さんが車通勤していて、お母さんがパートで車が必要となった
  • 息子さんやお嬢さんが、自宅から車で通勤・通学するのに2台車が必要になった
  • 一人で生活しているのだけど、セカンドカーが欲しくなった
  • 農家のあぜ道(漁業・林業)を走行する軽トラックが必要になった
  • おじいちゃんやおばあちゃんの介護で、介護用の車がひつようになった

などのケースがあると思います。

二台目にも自動車保険加入は必須である!

自動車保険は、その車にかかっている任意保険です。ということは、一台加入していれば良いという事にはなりません。

もし任意保険に未加入の状態で、人をケガさせてしまえば最悪の場合、数千万~数億円の賠償になるケースもあり得ます。また相手の自動車などの修理賠償などでは、数十万円から数百万円となる可能性が出てきます。

「余り乗らないから」、「たかいから」などといって、自動車保険に加入しないのは、絶対に避けましょう。

車を二台持ちゃった!?自動車保険を安くする王道!

二台分の自動車保険に加入するにしても、なるべく安く加入したいと思うのが当然だと考えます。ここでは、二台目の保険料を安くする王道を解説します。

車を二台持ちゃった!?セカンドカー割引を適用させる

一般的に2台目の自動車保険は、6S(4%割り増し)からスタートします。ただし一台目が下記の条件を満たしている場合と、加入する二台目が下記のとおりである場合は、7等級(34%割引)から加入できます。

一台目の条件

  • 車の所有者が「個人」※1
  • 自動車保険の被保険者が「個人」※1
  • 自動車保険の等級が「11以上」
  • 車の用途が「自家用車」

二台目の条件

  • 自動車保険を契約するのが「初めて」
  • 車の所有者が1台目と「同じ」※1
  • 自動車保険の被保険者が1台目と「同じ」※1
  • 車の用途が「自家用車」

※1:配偶者か同居の親族でも〇(保険会社により違いあり)

セカンドカー割引適用の注意点は?

一番の注意点は、セカンドカー割引が適用される条件になっているかという点です。また自家用8車種でないとなりません。また別居の親族の車には適用されないので注意が必要です。

親の等級を引き継ぐことで総保険料を下げる手法

少しややこしい話になるのですが、もし息子さん(19歳)が二台目の車を運転するとします。この場合は、年齢条件などから二台目割引を適用しても、かなりの自動車保険料になります。

もし親の持っている等級が20等級の場合は、子供にその等級を委譲して、父親が新たに6S等級から年齢条件などを付加して加入する方が安い場合があります。

車を二台持ちゃった!?自動車保険を安くする小技!

二台目をセカンドカー割引などで安くできたとして、もう少し安くならないであろうかという気持ちが沸いてきます。では、安くできるかもしれない小技を解説します。

重複する保険(特約)を除いて保険料を下げる

自動車保険には、一台加入していれば、そのほかの契約にも拡大される特約などがあります。いわゆる重複契約保険になる可能性があります。

人身傷害補償(車外での補償)

人身傷害保険には、搭乗中限定という商品とそうでない商品があります。一般的に二台目の場合には、重複する車外での補償を除くことが可能です。

個人賠償責任保険

個人賠償責任保険は、日常生活で発生した賠償責任を肩代わりしてくれる保険です。加入者とその家族が対象となっているので、二台に加入すると重複することになります。

ファミリーバイク特約

ファミリーバイク保険も、基本的には一台の保険に加入されていれば未成年の家族などのバイク事故などに対応できる保険です。こちらも重複する可能性がある保険といえます。

搭乗者傷害と人身傷害

搭乗者傷害も人身傷害も、自身のケガを補償してくれる保険です。もちろん定額払いの搭乗者傷害も実損払いの人身傷害のどちらも有用な保険であると考えますが、保険料を安くしたいのであれば、どちらか一方の加入があれば良いと考えます。

  • 搭乗者傷害は、自身のケガの状態で一定額が支払われる保険です。
  • 人身傷害は、過失の有無に関係なく実際の損害額で支払われる保険です。

さいごに、、、

二台目の自動車保険は、事故などの対応に必要不可欠であると考えます。もし保険料をなるべく安したい場合は、セカンドカー割引が適用できるかを基本に保険料を下げて、さらに小技を使って保険料ダウンすることで、リスクを回避しながらも保険料をお得にできるのではないでしょうか。

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