ハイブリッドモデルは、現在多くのモデルで採用されています。日本国内の自動車台数の半分がハイブリッドモデルになりつつある時代です。
一方軽自動車はどうでしょうか?同規格は、日本固有の独自規格です。日本国内のみで販売されているといえます。
軽自動車にもハイブリッドモデルが販売されています。そこで今回は、軽自動車ハイブリッドを燃費別にランキングしながら、軽自動車のハイブリッドシステムについても少し触れてみたいと思います。
軽自動車の中でハイブリッドモデルを燃費別にランキング
引用:三菱公式HP
ここでは、公表燃費別の軽自動車ハイブリッドの燃費ランキング5位を発表していきます。
第5位日産 デイズ
引用:日産公式HP
日産デイズは、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが存在します。ターボモデルにハイブリッドシステムが採用されていることで、ターボの快適走行と省燃費性能を両立しているといえます。
燃費性能は、FFモデルで21.5㎞/Lとなっています。
車両価格は、1,674,200円~1,907,400円です。
第4位三菱 EKクロス
うちの実家が、eKクロスの
ハイブリッドに乗り換えたんですが
とっても燃費が良くて驚きました。
電気で走るタイプは、さらに
走りも良いらしいですよ!
デリカミニは、スライドドア付きの
eKスペースという車がベースに
なっているんだと思います。
広いですよねぇ…!
後席の足元とか、驚きます。— くすの とひろ(彫刻&絵本作家) (@KusunoTohiro) March 25, 2023
EKクロスは、三菱のトールワゴンです。同モデルには、ノンターボ、ターボ両方にハイブリッドシステムが採用されています。
とにかく省燃費で乗りたい方と、キビキビ走りながらも燃費を気にする人にも対応したグレード展開にしているのが特徴です。
燃費性能は、23.3㎞/Lから19.4㎞/Lです。車両価格は、1,463,000円~1,963,500円となっています。
第3位スズキ ハスラー
引用:スズキ公式HP
ハイブリッドと言えば、スズキと言うほど、スズキは軽自動車のハイブリッド化を促進していると考えます。ハスラーは、全グレードハイブリッドモデルです。
グレード名 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
ハイブリッドG 安全装備非装着車 | FF | 25km/l | 1,365,100円 |
ハイブリッドG | FF | 25km/l | 1,387,100円 |
ハイブリッドG 安全装備非装着車 | フルタイム4WD | 23.4km/l | 1,499,300円 |
ハイブリッドG | フルタイム4WD | 23.4km/l | 1,521,300円 |
ハイブリッドX | FF | 25km/l | 1,538,900円 |
JスタイルII | FF | 25km/l | 1,621,400円 |
ハイブリッドX | フルタイム4WD | 23.4km/l | 1,673,100円 |
JスタイルII | フルタイム4WD | 23.4km/l | 1,755,600円 |
ハイブリッドGターボ | FF | 22.6km/l | 1,520,200円 |
ハイブリッドXターボ | FF | 22.6km/l | 1,639,000円 |
ハイブリッドGターボ | フルタイム4WD | 20.8km/l | 1,654,400円 |
JスタイルIIターボ | FF | 22.6km/l | 1,699,500円 |
ハイブリッドXターボ | フルタイム4WD | 20.8km/l | 1,773,200円 |
JスタイルIIターボ | フルタイム4WD | 20.8km/l | 1,833,700円 |
スズキは、軽自動車のハイブリッド化を早期に実現しているメーカーです。そのためハスラーの燃費性能もかなり良い数値になっています。ターボの燃費も22.6㎞/L(FF)とかなり良い数字になっていますね。
第2位スズキ ワゴンR
引用:スズキ公式HP
ワゴンRは、スズキの基幹モデルの一つです。発売当初は、軽初のトールワゴンと言いうことで、かなりの人気を博していましたね。
グレード名 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
ハイブリッドFX-S | FF | 25.2km/l | 1,386,000円 |
ハイブリッドFX-S | フルタイム4WD | 24.2km/l | 1,509,200円 |
ワゴンRは、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの2つのパワーユニットが用意されています。ユーザーの好みによって選べるのがポイントです。燃費もFFモデルで25.2㎞/Lとかなりの高燃費といえます。
ワゴンRには、スティングレーがあるのですが、ターボが欲しい方はスティングレーをチョイスできるようにしています。
第1位スズキ アルト
4日間ほどスズキのアルト(代車)に乗りましたが、いやー軽は燃費いいですね。ヴェルでは絶対無理な燃費で楽しかった pic.twitter.com/E5hx8cR4p7
— しょへ (@azr60_sho) May 11, 2023
アルトと言えば、スズキの廉価軽自動車という位置づけとなっています。ただ現行型アルトは、エネチャージグレードか、ハイブリッドグレードかのどちらかになっています。そして商用系は無くなり、全乗用へとアップデートしています。
グレード名 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
ハイブリッドS | FF | 27.7km/l | 1,097,800円 |
ハイブリッドS LED+ | FF | 27.7km/l | 1,155,000円 |
ハイブリッドS | フルタイム4WD | 25.7km/l | 1,228,700円 |
ハイブリッドX | FF | 27.7km/l | 1,259,500円 |
ハイブリッドS LED+ | フルタイム4WD | 25.7km/l | 1,285,900円 |
ハイブリッドX 全方位+ | FF | 27.7km/l | 1,338,700円 |
ハイブリッドX 全方位+ | FF | 27.7km/l | 1,371,700円 |
ハイブリッドX | フルタイム4WD | 25.7km/l | 1,379,400円 |
ハイブリッドX 全方位+ | フルタイム4WD | 25.7km/l | 1,458,600円 |
ハイブリッドX 全方位+ | フルタイム4WD | 25.7km/l | 1,491,600円 |
上位表は、ハイブリッドモデルのみのラインアップにしていますが、エネチャージグレードも存在します。特筆すべきなのは、やはり燃費性能でしょう。27.7㎞/L(FF)というのはかなりの省燃費性能だといえます。ハイブリッド燃費ランキングは、堂々の一位でしょう。
軽自動車の中でハイブリッドモデル『軽ハイブリッドって?』
そもそも軽自動車のハイブリッドってどのような仕組みなのでしょうか?
マイルドハイブリッド
ハイブリッドには、大きく分けて二種類あります。ひとつはストロングハイブリッドで普通乗用などに多く採用されています。
もう一つは、マイルドハイブリッドと言って、軽自動車に多く採用されています。軽自動車に多く採用されているマイルドハイブリッドとは、エンジン稼働を補助する役目として、リチウムイオン電池やモーターが採用されているハイブリッドのことを言います。
軽自動車という限られたスペースでは、マイルドハイブリッドの方が設計しやすいですし、車両価格も抑えられます。そのかわり、ストロングハイブリッドのように、モーターとリチウムイオン電池で走行することはできません。
近年では軽EVモデルも発売され始めた
現在では、軽ハイブリッドだけでなく軽EVも販売され始めました。今後は、ハイブリッドとEVという構図になっていくかもしれませんね。
さいごに、、、
軽ハイブリッドと言えばスズキと言うほど、マイルドハイブリッドモデルを多くラインアップしています。そのほか三菱、日産でもラインアップしているのですが、軽自動車と言えば、ダイハツも多く販売していると思います。
しかしながら、筆者の知る限りではダイハツで軽ハイブリッドをラインアップしていないような気がします。