皆さんは、突然エンジンが掛からないという場面に遭遇したことがあるでしょうか?エンジンが掛からないと慌ててしまうかもしれません。
ここでは、エンジンをスタートしようとしたら「ガガガ」・「ガガ・ガガガガ」・「カチカチ」など音がして、エンジンが掛らない場合の原因や対処法などを解説していきます。
エンジンが掛からなくなったとき、はじめにすること
エンジンが掛らないと、気が動転して焦ってしまうことでしょう。まず車のトラブルの場合に大事なことは、焦った気持ちを落ち着かせることです。「深呼吸」などをして一度落ち着くことが大事です。
出先や走行中の時は、どうしたら良いか解らないという思いになるかもしれません。まずは、安全な場所まで移動できるかなどを考えましょう。
事故などの二次災害を防ぐために、赤色灯や三角表示板などを利用して後続車などに知らせる処置を取ることが大切です。
つぎに故障した車をどのように移動するかという事です。JAFなどのサービスに加入している方は、連絡を入れましょう。
故障修理完了!
東京海上でレンタカー特約付きのお客様は、納車特約が付いてる場合がありますっ!旅先で故障→無料レッカー→無料レンタカー→無料納車
と、最強の場合もあるので、保険更新の際はよくよくお悩みください。
保険料こそ少し高いけど、肝心なときに頼りになる損保は東京海上かと! pic.twitter.com/PVZQUXBA8N
— くまきち@(同)東海車両 (@Wrecker2020) February 15, 2021
こういったサービスに加入していない方でも、任意の自動車保険には加入していると思います。自動車保険には一定のレッカーサービスが付帯しています。
自動車保険のサービスを利用することで、ある程度の距離をレッカーすることができます。普段からトラブルや故障の際に慌てないように、レッカー・故障での連絡先などを車に置いておくと良いでしょう。
ガガガなどと音がして、エンジンが掛からない場合の理由
では、エンジンのキーを回して(もしくはスタートスィッチを押して)、エンジンが掛からないというときにどのような原因があるのでしょうか?
ここでは、「ガガガ」・「ガガ・ガガガガ」・「カチカチ」という音がしている場合の原因などの話をします。
プレミオのエンジン始動不良は、ディーラーで診断の結果、オルタネーター等に異常は無くバッテリーの寿命という事に。
結果、アイドリングストップ機能使うとバッテリーは1年半、5万5千キロ持った。節約出来た燃料約28リットル。
因みに、バッテリー交換はディーラーだと同型の物で約38000円(苦笑) pic.twitter.com/zHCMZc7FGp— ひらやま@8181 (@toriHIRAYAMA) February 24, 2021
上記のような場合でエンジンが掛からないときは、おおむねバッテリーの電圧低下が引き起こしたエンジン始動不良であると考えられます。
この「ガガガ」や「カチカチ」という音は、どこから来ているのでしょうか?正常なエンジン始動では、キュルキュルとセルが回りエンジンが掛かりますよね。
バッテリーの供給電流量が少ない場合は、セルがきちんと回れず「ガガガ」という鈍く遅い音になります。「カチカチ」という音は、セルは反応したが全く回らないほどバッテリーが弱っているという事です。
バッテリー交換でエンジン始動不良を解消
初心者でも車のバッテリー交換出来ました!#ミライースバッテリー交換#バッテリー交換 pic.twitter.com/KaU8irbnhq
— エミール/SKC/EMU/NICO OZ (@rskhy004) June 30, 2021
「ガガガ」や「カチカチ」など音がして、エンジンが掛からない場合は、ほぼバッテリー不良ということが解りました。では、どうすればエンジン始動不良を解消できるのでしょうか?
自宅など車を駐車して置ける場合
- バッテリー充電機があれば、充電してみて始動できるかやってみる
- バッテリーブースターがあれば、ブースター接続でエンジン始動してみる
- 新品バッテリーに載せ替える
出先などの場合
- 救援してくれる車があれば、バッテリーをジャンプし救援してもらう
- JAFなどを呼んで、症状を説明するとジャンプしてくれます
- 自動車保険のレッカーサービスは、おおむね30分くらいの軽作業が無料付帯されています。
最近の車には、アイドリングストップ機構がついているモデルが増えています。そのため、バッテリーに負荷がかかっている時間が多く、バッテリーの寿命が短くなる可能性もあります。
バッテリー交換したが、また同じ症状に・・・
最初におおむねバッテリーが原因とお話ししましたが、バッテリーが原因でない可能性もあります。それは、オルタネーター(ダイナモ)の不良です。
最近の車は、オルタネーターの精度も良く耐久性もあるのですが、10年以上や10万キロ以上走行している車の場合は、オルタネーター不良でバッテリーが上がってしまう場合があります。
オルタネーターの役目は、バッテリーが放電した電気を適切に供給してくれる装置です。いわゆる発電所という事になります。発電所で電気が供給されない場合、バッテリーは直ぐに上がってしまいます。
一度バッテリーを変えたばかりなのに、また同じ症状でエンジンが掛からないという場合は、バッテリーではなくオルタネーターを疑ってみるのが良いでしょう。
充電電圧オッケー👌だよね
バッテリー不良で解決ってコトで。
車検取ったからあと2年弱は稼動させたいよなぁ pic.twitter.com/daP6lN7x2r— あおねこさん (@wnaO0HtU2OP9GAI) June 27, 2021
またバッテリーを交換してエンジンが掛かる状態になったときに、オルタネーターが作動しているかを簡易テスターなどでチェックするのも効果的です。
まとめ
エンジンが掛らない!?「ガガガ」と音がしている時の原因と解消方法!をまとめると
- 「ガガガ」や「ガガ・ガガガガ」、「カチカチ」と音がしてエンジンが掛からない場合は、バッテリー不良を疑うと良いでしょう
- バッテリー交換をしても同じ症状が発生する場合は、オルタネーター不良を疑いましょう。
今回は、エンジン始動不良の話をしました。皆さんのカーライフがより楽しいものになればよいと考えます。