信号待ちで車のエンジンが止まった!いったい何故?原因などを解説

カーリース
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信号待ちをしているときに突然エンジンが止まってしまったらと思うと、「ゾッと」するのではないでしょうか?

もし実際にこういった事態にあってしまったら、どのようにすれば良いのか途方に暮れてしまいますよね。じつは、案外多いトラブルの一つになっているようです。

ここでは、信号待ちで突然エンジンが止まってしまった時の対処方法や原因などを解説してきます。

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信号で停車しているときにエンジンが止まっちゃうなんてあるの?

最近の車が、「エンジントラブルで停車中に止まるの?」と思う方も居るかもしれません。じつは信号待ちでエンジンが止まってしまい、再始動出来ないトラブルは沢山あるようです。

ただキャブレター車の時代のように、構造上の問題でエンジン停止したりするという事ではなさそうです。最近の車は、多くのパーツが電子制御されてもいます。色々な故障原因がありそうです。

もし信号待ちでエンジンが止まってりまった場合は、周りの交通の妨げに既になっている状況です。ハザードを付けて二次災害などの起きないようにすることが大切です。

信号待ちでエンジンが止まっちゃう原因

  1. バッテリーが上がりかけていて、アイドリング時にバッテリー上がりをしエンジン停止
  2. エンジン制御に係わるセンサーが故障し、エンジン停止
  3. コンピューター誤作動、不良によるエンジン停止
  4. 燃料ポンプ、フィルターの不良でエンジン停止
  5. 点火系の異常でエンジン停止
  6. オルタネーター不良や充電回路(ハイブリッドなどに多い)が原因でエンジン停止

などがあります。

1.バッテリーは、いきなり×になることは少ないのですが、弱ったバッテリーでエアコンなどを多用し、信号待ちなどでエンジンが低回転になると、バッテリーが突然死亡しエンジンが停止することがあります。

上のJAF出動データでは、過放電バッテリー・劣化バッテリーなどがありますが、信号待ちなどの救援も含まれているようです。

2.近年の車は、多くのパーツが電子制御されています。電子制御するためにセンサーを使用しているのですが、そのセンサーが何らかの原因で故障してしまい、運悪く信号待ちでエンジンが止まってしまうことがあります。

例えば、アイドルスピードコントロールバルブなどの不良で、アイドリングが維持できずエンジンが止まったりします。

3.センサーデータを解析し制御するコンピューターが、近年の車には搭載されています。このコンピューターの制御不良でエンジンが停止してしまうことがあります。

4.燃料ポンプの作動不良や燃料フィルターの目詰まりなどでエンジンがストップするケースがあります。車が振動してから停止することが多いでしょう。

5.ダイレクトイグニッションコイル不良によるエンジン停止。現代の車には、プラグコード+デスビではなく、ダイレクトイグニッションが使用されています。

このパーツが不良を起こすことで、エンジンが停止することがあります。ただこのパーツは、停止前に速度が30㎞/hしか出ないなどの症状があることが多いでしょう。

この他走行距離の多い車では、プラグ不良というのも考えられます。

6.オルタネーターの充電制御が故障してしまい、発電されないためエンジンが停止するという事があります。
またハイブリッドなど電気回路が複雑なモデルでは、回路に何かの不具合が出てしまいエンジン停止という可能性もあり得ます。

「壊れたかもとも」と思うが、故障ではないエンジン停止

最近の多くのモデルにアイドリングストップ機構がついています。乗り慣れない人には、信号待ちで毎回エンジンが止まるので故障でないかと思う人もいるようです。

この装備はあくまでも燃費性能や環境対応による装備ですので、故障ではありません。

ただ、、、アイドリングストップ車は、バッテリーの消耗が激しく一般的な車よりも補機類用バッテリーの寿命が短いようです。

バッテリー不良などの場合は、アイドリングストップ機構が解除され、インジケーターなどが点滅する仕組みなっています。この段階で新しいバッテリーに変えれば、エンジン停止は防げるでしょう。

信号待ちでエンジンが止まってしまったら・・・

先程も触れましたが、大事なのは事故などの発生にならず、人や物などが被害にあわないことです。エンジンが再始動出来なければ、ハザードなどで後続車にお知らせをし、二次災害発生の無いようにしましょう。

そしてJAFや任意の自動車保険会社にレッカーなどの手配をし、最寄りの工場やいつも整備をお願いしているショップなどに運んでもらいましょう。

まとめ

ここでは、信号待ちをしていたらエンジンが止まってしまったときの原因などのお話をしました。昨今の車は、コンピューターやセンサーなど色々な電子機器が導入されています。

一概にコレという原因が、その場でわからないことも多いでしょう。まずは周りの安全確保などを遂行し、トラブル解決は後にするのも良いと考えます。