車を一括払いで購入するのは、嫌われる?販売側のアレコレ!

車ローン
スポンサーリンク

皆さんは、「車を現金一括払いで購入する派」ですか?「ローンを組んで購入する派」ですか?車購入は、人生の中でも大きな買い物となります。

そんな中、実際に車を一括購入するのは、販売側としては敬遠される物なのでしょうか。現金一括払いは、嫌われるのかや販売側の事情などを解説してみます。

スポンサーリンク

車を現金一括で購入するメリットは?

昨今では、車をローンで購入する人が非常に増えているというのが現状です。こういった状況の中、車を現金一括で購入するメリットとはなんでしょうか。

車代金分割払いがないためランニングコストが少なく済む

車購入を一括払いで購入するという事は、購入する人の手元に充分な現金があるという事です。またローンとは違い無駄な金利の支払いもありません。

さらにローンを組んだ場合は、車の維持費はローン代も上乗せになるので、毎月の支払いが多くなることになります。毎月のランニングコスト削減には、現金一括購入は良い方法でしょう。

車の所有者が自分になる

通常ローンを組んだ場合は、所有権がローン会社になります。一方一括購入した場合は、所有車名義は、本人になります。

何かの際に車を売却することになっても、所有者が自分なので売却などもしやすくなります。

車を販売する側は車の一括払いは好まれるの?嫌われるの?

販売する側は、「一括払い購入」と「ローン払い購入」をどのように考えているのでしょうか?ここでは、販売者側の本音を考察してみます。

新車購入の場合は一括払いとローンで利益が変わる

ディラーが提供しているカーローンを利用して車を購入してもらえれば、実はディーラーには、ローン手数料などのバックマージンが入る仕組みになっています。

またディーラー営業マンは、販売総額が実績にもなるので現金一括払いで購入されるよりも大きなメリットがあります。

値引きに関しても、ローンを組んでもらった方がディーラーは利益が高いわけですから、値引き額も大きくなる可能性が高いといえます。

十数年前位までは、「現金一括で払うから、なるべく安くして」という言葉も通用したかもしれません。ただ現在では、そういった手法は出来ないと思った方が良いでしょう。

中古車購入の場合は一括払いもローンも払われれば特に差はない

一般的な中古車販売店では、実はローンでも現金でもきちんと代金を払ってくれればどちらでも良いというのが現状です。筆者の知り合いの中古屋さんに聞いた結果ですので、間違っていたらご容赦ください。

一番の問題は、現金一括払いが出来ない方で、オートローンも通らないという方のようです。

現金一括払いで実際に現金を持って来ている方には、価格でなく装備などのサービスを提供してくれる中古車販売会社もありそうです。

中古車外車指定のローンで購入した場合は、中古車販売会社のローン使用率があがり実績が増えるという点がメリットとなる場合もあるようです。

販売する側では、やはり現金よりもローンを組んでもらった方が「うれしい」というのが現在の現状といえます。

この結果がそのまま、ユーザーに取って良い結果ではありません。あくまで販売側からするとどちらかと言えば「ローン」を組んでほしいという事です。

車を一括で購入するのに向いている人、向いていない人

車を一括払いで購入するのに、向いている人と向いていない人が居るのではないでしょうか。ここでは、向き不向きを解説します。

ランニングコストを毎月支払うのが嫌な人・厳しい人は、車を一括で購入が吉

車を維持するのには、車の購入代金(ローンを含め)、駐車場代、保険代、ガソリン代、各種税金、車検代など多くのランニングコストが発生します。

中でも車のローン代金は、毎月一定の額で支出されます。この支出が嫌な方や厳しい方、またローン金利を支払いたくないという方は、車を一括購入するのが良いでしょう。

この場合は、車を一括購入できるまで現金をきちんと貯蓄していくという作業が必要になります。

毎月の支払いは問題ない方や手持ちの現金は他のことに使用したい方はローンが吉

現金の貯蓄がない方、毎月の支払いはきちんとできる方、また手持ちの現金は他の物に回したい方などは、車をローンで購入するのが良いでしょう。

ローンは、36回払いや48回払いなど数年になるケースがほとんどです。最後まできちんと支払いができることを視野に入れてローンを組みましょう。

まとめ

今回は、一括で車購入するのは、嫌がられるの?という話をしてみました。嫌がられるというよりは、ローンを組んで購入してもらえたら「よりうれしい」のではないでしょうか。

現金だから安くしてくれというような、ゴリ押しな購入方法でなければ、販売側は現金であっても「嫌がる」ということはないでしょう。