車の買い替えを検討している方は、どのタイミングで買い替えを行うのがベストなのか迷うという人もいるでしょう。
車の買い替えは、タイミングによっては損をする時期があるので、後になってもったいないとなる前に売るべき時期を知っておきましょう。
ここでは車の買い替えでもったいない時期や、その内容を事例を上げながら紹介していきます。
もったいない買い換えの仕方を知ることで、買い換え前に確認すべきポイントを知ることができるでしょう。
税金のことを考えずに売却するのはもったいない
車に乗っていると自動車税と重量税がかかります。
自動車税は毎年4月1日時点でその車の名義を持っている場合、また重量税は車検時に数年分まとめて支払うことになっています。
買い換える前の車が廃車になった場合還付されますが、軽自動車は還付はありません。
事例として例えば自動車税を支払った後にすぐ買い換えると、1年分支払いすぎになりもったいない買い換えになります。
さらに自動車税は環境負荷の高い車に多く税金がかかり、13年を超えると自動車税が上がるので、上がってからだともったいない買い換えになります。
資産価値が減少した後に売却は損
車の買い替えを行う際、多くの方が乗っていた車を売却することも考えるのではないでしょうか。
そのためその車の資産価値について知っておくことが大事です。
中古車の買取は走行距離と年式が買取費用に大きく影響するため、リセールバリューが大きく下がる前に買い換えを検討しましょう。
車は10年、20年と乗ることができますが、一般的に以下のタイミングまでが不具合なく走れる車の距離の目安とされています。
★軽自動車8万㎞
★普通車10万㎞
走行距離が増えればその分メンテナンス費用や修理費用が高額になります。
また走行距離の長い車は買取価格が下がるので、5万㎞・10万㎞などを目安に買い替えを考えると良いでしょう。
走行距離と共に考えるのが年式ですが、こちらは車検のタイミングで考えましょう。
車検が来るタイミングは以下になります。
★新車購入から3年目
★以降2年後の5年目
★以降2年後の7年目
新車購入後は3年目ですが、以降は2年ごとの更新になります。
車検は車が古ければその分修理費用がかさみ、10万~20万円と費用も高額です。
車検が切れた車でも買取は可能なので、買い換えるなら車検前のタイミングが良いでしょう。
メーカー保証が切れた後の売却
新車を購入した場合メーカーの保証があります。
こちらは一般的に3年、走行距離が6万㎞の保証が対象になっていることが多いです。
もし比較的新しい車からの乗り換えを考えている場合、メーカー保証が切れそうであれば、その前のタイミングで買い換えると買い手がつきやすいでしょう。
ローン中の車の買い替えは損
車はローンを組んで購入するよりも、一括で購入した方がお得です。
車のローンを支払うという事はそれだけ金利がかかるからです。
今乗っている車をローンで購入し、さらに支払いが残っている段階で新しい車を再びローンで買うとなると、金利がもったいないことになります。
できるだけ自己資金を用意し、今の車のローンを支払った後に新しい車の購入を検討しましょう。
新しく買う車のローンを考えている場合も、頭金を多く入れた方が損をしません。
場合によってはローンの金利だけで車1台購入できることも珍しくないため、予算をしっかり計算しておきましょう。
高く売却でき安く購入できる時期を調べないのは損
失敗しない買い換えを行うためには車が高値で売れる時期と、新しい車の購入がお得な時期を選ぶのがベストです。
もったいない買い換えをしたくない、という方はベストな時期を覚えておきましょう。
車が高く売れる時期は、車を購入する人が増える以下のような時期です。
★ボーナス時期や会社の決算期がある12月~3月
★新しい車の発売前やモデルチェンジの前
そして車が安く購入できるのは以下の時期が多いです。
★決算期の3月か9月
★7月と12月はボーナス商戦で安くなりがち
決算期やボーナス時期は各メーカーでセールやキャンペーンを行っていることがあります。
まとめると12月か3月に同タイミングで買い替えを行うと損をしにくいことが分かります。
ライフスタイルの変化など、生活の変化に合わせて購入する車ですが、タイミングを見計らっておくと後でもったいないという事にならないでしょう。
まとめ
車の買い替えでもったいないとならないために、買い替えを行うと損をするタイミングや時期について、内容を解説しました。
平均的な買い換えは7年目から10年目の車検前が多く、また走行距離は修理費用が高額になる10万㎞を超えない時期が良いでしょう。
それらを踏まえた上で自動車税を支払う前を考えると、決算期で安くなる3月が良いタイミングです。
新しい車を売りたい場合、メーカー保証についても調べておかないと後でもったいないとなりがちです。
ライフスタイルと合わせつつ、もったいない時期を避けて買い替えをしましょう。