車の売却について情報まとめ・車検ギリギリで売るとお得なのか?

カーリース
スポンサーリンク

車の売却を検討するタイミングは人それぞれですが、車検の時期と重なってしまう場合も特に珍しくありません。

 

果たして車の売却を目的にしているときには、車検が車の買取価格に大きく影響するのでしょうか?
車を売却する方法と車検の種類を踏まえた上で、車検ギリギリで車を売るとお得なのかどうかを確かめてみましょう。

スポンサーリンク

車を売却する方法と特徴について

新車への乗り換えや買い替えのほか、慢性的な所持金不足の解決など、車の売却を決断する理由は人によって様々です。

 

車を売るために選べる代表的な方法の中にはディーラー下取りと買取に加えて、車一括査定が挙げられます。

 

ディーラー下取りは買い替え時に便利な一方で、買取業者における買取価格の比較を行うことができません。

 

当然ですが安い買取価格になりやすく、下取りは何よりも手間がかからないことを優先したい人に適した方法といえるでしょう。

 

対して買取は下取りと違って買取業者を自分で厳選可能なため、比較や交渉を行いながら車を売却したい人に向いている方法です。

 

買取では売却手続きを短期間で終えられることもメリットとして知られ、車の売却と言えばこの買取を想定する人が多いかもしれません。

 

また車一括査定は、専用のウェブサイトから申し込む車の売却方法になります。

 

最終的に売却する所は買取と変わらないですが、提携している買取業者に一括で査定が出来る点を車一括査定は備えています。

 

もちろん車一括査定では査定の結果を比較して、高値を提示した買取業者を利用者は選択できます。

車検の種類と車検切れのリスク

国が定めている保安基準に適合しているかを検査するのが車検であって、規定の期間ごとに継続して受けなければいけません。

 

初回は新車登録日から3年後で、2回目以降は2年ごとに車検を受ける決まりになっています。
車検にはユーザー車検と、車検代行業者にお願いする2つの種類があります。

 

まず自分で車両を運輸支局などに持ち込んで、車検を受ける方法がユーザー車検と呼ばれるものです。
法定費用はどうしても発生しますが、少しでも費用の負担を軽減したい人には、ユーザー車検が主な選択肢になるでしょう。

 

とは言っても、ユーザー車検よりも専門家に任せたほうが検査ミスの心配が少なく、手間をかけることなく車検そのものを終えることができます。

 

それなら車検代行業者に依頼したほうが良さそうに思えますが、車検をディーラーやガソリンスタンドに任せると、代行手数料の発生を避けられません。

 

自動車の状態によっては、整備手数料やパーツ交換の費用もあわせて要求される可能性もあります。

 

どちらの方法を選ぶのかは個人の判断によりますが、車検を受けずに車検切れになってしまうと、様々なリスクが出てきますので注意してください。

 

自動車が事故を起こしやすくなることに加えて、公道を走ると免許停止や罰則が科される結果にもつながります。

 

車検切れで科される罰金は、車検の費用を上回るのが一般的です。

 

そのため車検切れに該当した際には、車検をしっかり受けるか、自動車の売却や廃車を実行していくことが求められます。

車検切れでも車は売却できる

車の売却を検討している人の中には、車検切れになった車は売れないと考えている人がいるかもしれません。

 

売るには車検が必須と思いこんで車検費用を負担してしまうと、損を出すだけなので注意する必要があります。

 

既に車検切れになっている場合には、車検を受けずに車検切れのまま売却するように心がけましょう。

 

そもそも車の買取業者では、車検を通す工場と提携しているケースがほとんどです。

 

利用者よりも少ないコストで車検を通せますから、車検切れの車を歓迎する所も少なくありません。

 

車検切れは買取業者に迷惑をかけませんし、損をせずに車検切れの車を売却したいなら、特に気にしなくても良いでしょう。

車検の残りによっては査定額に影響が出る

車検切れの車を売却できるとは言え、車検の残りが長いときには買取価格への加算をある程度見込めます。

 

ただし車検直後であっても増額されるのは車検費用の半分以下で、車検を通せば損を出す結果になるでしょう。

 

車検の残りが少なくなると査定額は徐々に減少していき、車検の残りが3か月以下になれば査定額アップを期待できません。

 

注意点がひとつあって、不人気な車種においては、車検の残りが長いほど逆に買取価格の減額が起きたりします。

 

車検切れはマイナス査定にはならないものの、車検が残り過ぎていると査定額のマイナスにつながる可能性も含まれています。

車検ギリギリで売るとお得な理由

車検の残りが長期間あれば査定額のアップを果たせますが、車種によってはマイナス査定にもなってしまいます。

 

総じて車検を受けてから車を売却するよりも、車検ギリギリで売るほうがお得といえるでしょう。

 

しかし車検ギリギリと言っても、極端にギリギリだと売却時に車検切れになり兼ねません。車検を2か月から3か月残したタイミングが、車検ギリギリ相当ですから注意してください。

 

自動車を車検ギリギリで売るとお得な理由をまとめるなら、主に以下のような内容があげられます。

★車検の費用を車の売却前に負担せずに済む
★売却の交渉にて車検切れを理由に安く買われることを防げる
★車検切れではないのでキャリアカーの費用がかからない
★買取で売却すれば短期間で車の売却を実現できる

車検ギリギリにこだわると車検の費用負担を避けられることに加えて、売却の完了まで保有する車で走行できるメリットを得られます。

 

もちろん車検切れに当てはまらないため、車の売却交渉で不利になりにくく、キャリアカーの費用も発生しません。

 

車検を2か月から3か月残しているギリギリで車を売ることができれば、様々なポイントでお得でしょう。

車検ギリギリで車を売る際の注意点

車検ギリギリで車を売るときには、いくつか注意点が存在します。

 

まずひとつは車の売却をするために、数多くの必要書類を準備しなくてはならないことです。

 

準備に時間がかかり過ぎると車検切れが起きてしまう可能性がありますので、心配な人は検討の段階であらかじめ準備を進めておきましょう。

 

もうひとつは、買取査定の価格はあくまでも売却する買取業者の選択で決まることです。車の査定額では、多額の差が生まれることも少なくありません。

 

手間や時間を惜しまないなら、査定額アップの可能性は高くなりますので、車検ギリギリを狙う人は重視するポイントを見極めてください。

 

さらに売却手続きに手間取った際には、いつの間にか車検切れになっている場合が出てきます。

 

車検切れになると車で公道を走れないので、タイミングがギリギリ過ぎるとキャリアカーの利用が必須になってしまいます。

 

売却目的であっても怠らず、車検切れの車にはくれぐれも乗らないようにしましょう。

車の売却方法ではディーラー下取りと買取のほか、車一括査定が代表的です。対して、車検は車検代行業者に頼む方法と、ユーザー車検の2種類から選べます。

 

売却方法として買取と車一括査定が査定額を期待できる方法になり、車検はユーザー車検が費用の負担を軽減可能な種類に該当します。

 

車検の有無が車の売却に影響することは確かですが、車検にかかる費用以上の査定額アップはあり得ません。
売却前に車検を行うと損しか生まれないので、車検ギリギリで車を売却するのがお得な方法と言えます。