車を購入する場合には、いくつかの購入方法があると思います。現金で購入する場合やローンで購入する場合などです。
ここでは、車をローンで購入する場合、皆さんはどの位月々支払っているものなのかやローンとはどのような商品なのかを解説します。
車のローンは、毎月いくら位?【おおよその相場】
車のローンは、皆さんは毎月どの位支払っているものなのでしょうか?
車のローン返済額は月々どの位が多い?
筆者は、色々なケースを調査してみました。この調査結果は全てではないという事を前提に、一般的に月々どのくらい車のローンを払っているのかを調査・算出してみました。
結論から言うと、30,000円前後が多いという結果になりました。人によっては、40,000円、50,000円という方もいますが、逆に20,000円前後の人もいます。平均すると、30,000円前後と言う結果になりました。
これは、昨今車両金額が高くなっている事も加味して算出しています。手取りが20万円の方は、15%くらい車ローンに費やしているという事になりますね。
車のローンで頭金やボーナス払いは?
上記の30,000円というのは、200万未満の車を5年返済した場合を想定しています。車両価格がさらに高くなれば、ボーナス払いが必要になったり、頭金がないとローン返済が厳しくなる金額になることもあり得ます。
頭金はあった方が、確実にローン返済を楽にしてくれます。またボーナス払いは、実際には無い方が支払うユーザーは楽であると考えます。
そもそも車のローンの返済金額はどの様に決定するの?【ローンの仕組み】
ローンとは、どのような仕組みになっているのでしょうか?ここでは基本的なローン商品の仕組みなどについて解説します。
車のローンで毎月の支払額を決める要素①【金利】
車のローンだけではないのですが、ローン商品には金利が発生します。この金利によって総支払額が変動するといって良いでしょう。
車のローンで毎月の支払額を決める要素②【返済期間】
同じ金額を借りても、5年ローンにするのか、7年ローンにするのかによって支払総額は変わってきます。ローン期間は長い方が、月々の負担が少なくなる分総支払額は多くなるといって良いでしょう。
車のローンで毎月の支払額を決める要素③【頭金】
頭金なしで、200万のローンを組む場合と、50万円の頭金を入れてローンを組む場合では、当然月々の返済額は変わってきます。
車のローンをシミュレーションしてみる
ここでは、200万円を金利3%で5年ローン・7年ローンで借りた場合をシミュレーションしてみます。
- 200万円 5年ローンボーナス払いなし:月々35,937円 35,937円×60回=2,156,220円
- 200万円 7年ローンボーナス払いなし:月々26,427円 26,427円×84回=2,219,868円
もう一つ例をご紹介します。
200万円を金利5%で5年ローン、金利8%で5年ローンで借りた場合です。
- 200万円 金利5% 5年ローン(ボーナス払いなし):月々37,742円 支払総額2,264,520円
- 200万円 金利8% 5年ローン(ボーナス払いなし):月々40,553円 支払総額2,433,180円
金利の差も総支払額の差に繋がりますね。
200万円をローン返済する場合は、約15万円から40万円強利息として多く返済する可能性があるという事になります。
車のローンはいくら位払うのが良いの?【注意点】
車のローンを組むときは、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?ここでは、ローンを組むときの注意点などを解説します。
車のローンでは返済額に無理のない設定を行う
一般的に住宅などの長期ローンの場合は、総収入の25%以内が良いとされています。では車のローンの場合はどうでしょうか?
車のローンは、長くても10年以内が多いと考えます。そして月々のローン返済額だけでなく、維持費なども掛かってきます。ローンの支払額は、15%以内に抑えると良いでしょう。
車のローンには保証料金が必要なケースがほとんど・・・
カーローンを組む場合は、一定の保証金額がかかることがあります。保証金額は、20,000円前後が相場のようです。こういった手数料も必要になってくることも視野に入れておきましょう
車のローン返済期間が長い場合は総支払額は増える・その他の費用も
車は、償却試算の一つです。そのため、返済期間が長くなるという事は、返済が終わる前に大きな故障などに合う可能性もあります。
そもそも先程説明したようにローン返済期間が長くなるという事は、総支払額も増えます。これに重整備費用が重なるとかなり辛いといえます。
車をローンで購入するのではなくサブスクも検討
近年では、車を現金で購入する、ローンを組んで購入するという手法だけでなく、サブスクリプションで利用するという方式があります。
もし長く車を乗り続けたいわけではない場合や、試験的に車を維持してみたいという方は、サブスクを利用するのも一つではないでしょうか。
ローン金額と大きな大差がなく、車検や自動車保険などの維持費も含めた形で車を利用できる可能性もあります。
まとめ
車を所有するという事は、ユーザーにとっては心が躍る買い物でもあります。ただローンで購入する際は、しっかり返済できることも重要です。