フォルクスワーゲンには、ワーゲンバスという何とも可愛らしいデザインの車があります。このモデルは、1950年から販売されて、1979年くらいまで可愛らしいと言われたタイプⅡとなります。
可愛いと思っても50年以上前の車に安心して乗るのは、難しいと思います。日本では、このワーゲンバスみたいな仕様にしたモデルを購入できそうです。
ここでは、ワーゲンバスみたいな車ってかわいい!というお題目で、日本で購入できるワーゲンバス似の車たちを紹介してみます。
ワーゲンバスみたいな車ってかわいい!「どんなモデルがあるの?」
ワーゲンバスに似た車とは、どのような車があるのでしょうか?ベース車両を紹介しながら解説してみます。
エブリィから可愛いワーゲンバスに!
二台目が決まりました♡
ワーゲンバス仕様のエブリィ♡ pic.twitter.com/TYWuFKoGfi— さき (@sakis21013) April 6, 2017
ワーゲンバスは、エブリィバンやエブリィワゴンをベースに制作されることが案外多いです。これは、ボディデザインが、ワーゲンバスに近いという観点からです。
近年では、衝突事故時のドライバー保護のためエブリィにもボンネットが採用されているのですが、古いエブリィの場合は、そのボンネットもない時代です。よりワーゲンバスに近いディテールになるでしょう。
ハイゼットから可愛いワーゲンバスに!
ワーゲンバス仕様と言えば、スバル サンバーをベースモデルにしていた時期が多かった様に思います。しかしながら、スバル独自のサンバーが製造終了になってしまい、ベースモデルもなくなり始めています。
こういった観点からハイゼットでのワーゲンバス仕様も制作され始めていると考えます。ボンネット付きの新しめハイゼットやエブリィでも、ワーゲンバス仕様になるパーツが用意されていると云う事でしょう。
新車だといくら位するものなの?
色々ワーゲンバス仕様を制作している会社を調べてみました。
エブリィバンを例にします。
新車価格100万円~160万円位します。これをベース価格にして、ワーゲンバス風に可愛くするだけで、プラス50万円~70万円位になるようです。さらに細かく内装などを仕上げる仕様にすると、100~120万ほどかかるという業者さんが多いように感じます。
一番安いベースカーから基本となるワーゲンバス風を作ったとしても150万くらいはかかるでしょう。
ワーゲンバスみたいな車ってかわいい!「中古車も販売されている」
先程は、新車をベースモデルにした際の価格などについて解説しました。ワーゲンバスみたいな可愛い仕様は、中古車でも購入できそうです。
ワーゲンバス仕様専門店で中古を探す
ワーゲンバス専門店は、案外多く存在しています。各都市エリアには、一か所くらい存在している感じに見えます。こういったワーゲンバス専門店で購入する場合は、そのモデルに精通している方々から色々なアドバイスも頂けるので安心して購入できるかもしれません。
中古車サイトから購入する
中古車販売サイトでもワーゲンバス仕様の車の販売は、行われています。業者の中には、専門店もあるでしょうし、たまたま下取りで入庫したというお店もあります。サイト内で一気に車を見られるというのが、メリットになります。
オークションや個人売買で購入する
オークションサイトや買取業者が開催しているサイトなどでも、ワーゲンバス仕様は販売されています。また個人売買サイトでも掲載されていることもあります。
こういった先から購入するという場合は、専門店や中古車屋さんよりも安く手に入れられる可能性があります。ただし、メンテナンスなどの問題もあるので、購入前にしっかり前オーナーから不具合個所などを聞いておくことも大事でしょう。
ワーゲンバスみたいな車ってかわいい!「ポイント」
ワーゲンバスみたいな車ってかわいいですよね。ここでは、日本で購入できるワーゲンバス似の車を購入する際などのポイントについて解説します。
メーカーパーツからワーゲン仕様に切る変えていることをしっかり把握しよう
そもそもワーゲンバスというデザインで、日本メーカーが出している車はありません。ベースになるエブリイやハイゼットなどから、特別に製造されたパーツを使い、純正パーツから置き換えたり、上から被せたりすることで、ワーゲンバス似のモデルを仕上げています。
ということは、純正とは違いしっかりしたフィッティングがあるのかや、パーツの素材がどのようなもので出来ているのかなども重要なポイントになります。
軽自動車以外のワンボックスでもワーゲン仕様は売られている
軽自動車をベースモデルにした、ワーゲンバス仕様が多いとは思います。それはベース車両から数十万円というカスタム費用が掛かるからとも感じます。
ただ軽自動車規格だけでなく、普通商用バンモデルなどでもワーゲンバス似のモデルが制作販売されています。より原型となるワーゲンバスに近い大きさになりますし、風格もだいぶ変わります。
さいごに、、、
ワーゲンバスという車は、唯一無二のデザインといえます。それがゆえに人気も高いです。ただ、かなり古い車を維持するのは大変です。こういったときにワーゲンバス似という車が、強い味方になるのではないでしょうか。