国産車は、日本メーカーが設計・製造していることで、国内に住んでいる人が比較的安心して購入・所有できる車だと考えます。
一方外車は、お国柄などの違いがあるため、日本人が所有し、長く乗るのが少し国産車よりも難しいと言われています。
一番大きいのは、車は壊れるものであるという欧州の思想や、米国のように消費物や投資としての考え方と日本人は大きく違う点だと考えます。
一方で国産メーカーも近年は、欧州のように「壊れる部分は壊れる」という考え方に変わってきているように見えます。
今回は、外車を長く乗るためにはどのような方法があるのかなどについて解説してみます。
長く乗れる車を選ぶ方法は?【外車選びの方法】
ここでは、外車を購入する場合のポイントなどについて解説します。
新車か認定中古車を選ぶのがベター
ベンツ中古車はヤナセ認定がベスト。保証2年。次に大手中古車屋で保証3〜5年。兎に角状態のいいタマをGET。保証切れたら街のベンツや輸入車専門工場の実績あって評判いい処に持っていき社外品や一部修理で安く直せる。まあ三大都市ならあるだろう。ベンツcてかなり出回ってるタマだからな。 pic.twitter.com/hruVwVwNFq
— 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 (@okinnnoopole) April 4, 2023
外車の場合は、本国仕様と日本向け仕様とで大きな違いがあるケースが多いです。それは、電装品などの違いです。現代では、比較的グローバルモデルとして設計している外車が多くなっているのですが、やはり日本向けには、日本人に合った装備を施しています。
そのため、そういった装備品の故障が目立つ外車メーカーが多い気がします。新車購入であれば、保証が付いてくるのである程度安心です。また中古車の場合でも認定されていれば、単年・複数年の保証がついているケースが多いので安心でしょう。
そもそも壊れづらい外車メーカーをチョイス
日本市場を大切に考えているメーカーであればあるほど、壊れづらい作り方をしていると考えます。例えば、気候の違いによる故障の違いをしっかり把握して、新モデルでアップデートさせていたりするからです。
また、グローバル性が高いモデル程、リコール発生の際などでは、対応力が高くなると考えます。そもそも壊れづらい外車メーカーをチョイスすることも、長く外車に乗る秘訣だと考えます。
長く乗れる車を選ぶ方法は?【外車を長く乗るには?】
ここでは、外車を長く乗るための基本的な考え方や、メンテナンスの必要性などについてかいせつしていきます。
国産車と外車の製造に対する考えの違いを知ろう!
国産車は、日本で乗られることを前提に基本的に設計・製造されています。もちろん日本車でもグローバルモデルとして、海外輸出されているモデルや海外製造で逆輸入されているモデルもあります。世界基準からいうと、日本車もすべて日本人のために作っているとは言えませんが、基本姿勢は日本車です。
日本車の考えは、良質で壊れづらく、比較的良心的な価格設定となることで、世界進出が広がってきました。この日本車に対する信頼は、やはり壊れづらい車という点でしょう。
一方欧米のメーカーは、基本的に車は機械であるという観点から設計・製造されています。ある意味壊れるのは当然であるという認識がメーカーだけでなく、ユーザーにも浸透しています。
こういった車を日本人が何も考えずに購入したとすれば、失敗したと思う確率が上がるといえます。欧米などと日本では、車に対する基本的な考え方が違うという認識が必要でしょう。
定期的にメンテナンスする気持ちが重要となる
BMW E46 318i Touring 🇩🇪
足車をエッセからBMW E46 318i Touringに買い替えました🙌
以前からE36 318isとE46 Touringを2台持ちするのが夢だったのでとても嬉しいです。
内外装の手直しやメンテナンスをしながら大事に乗ろうと思います。 pic.twitter.com/EmOek6BfN7
— YUTO (@Yuto310_E36) February 5, 2023
先程説明したのですが、壊れるという認識を前提にすれば、外車を長く乗りたいと思ったときは、適切な時期に適切なメンテナンスを行うことと、予防整備が外車にとって大変重要であるという結論になります。
長く乗るということは、その過程での故障や不具合の発生は否めません。車が全く動かなくなる前に、しっかり整備していくことが外車を長く乗るためのコツであると考えます。
長く乗れる車を選ぶ方法は?【保証やメンテナンス付きにする】
外車に長く乗るには、それなりのメンテナンスが必要になるとお話ししました。しかしながら日本人は、欧米のように自分でメンテナンスするという方が少ないように思います。
新車だけでなく中古車でも保証がつけられます!
自分でメンテナンスする機会が少ない日本人の場合は、外車を購入するときは、新車であっても中古車であっても保証をしっかり付けることが大事でしょう。
新車の場合は、メンテナンスバックと新車保証を連動させていくことが可能です。認定中古車の場合は、認定先で保証が付いているケースが多いと思います。認定以外の中古車の場合は、カーセンサー保証などの保証をなるべくつける方が良いでしょう。
購入先で故障確率をしっかり聞こう!
新車の場合でも中古車の場合でも、ディーラーであれば、故障確率をある程度把握しています。こういった情報をしっかり聞き込みしてから購入することも大切です。車は故障するものですが、敢えて故障確率の高いメーカーやモデルをチョイスすると、長く乗れないことになるやもしれません。
購入前には、しっかりとその車に関する情報を拾い集め、納得のいく購入にするとよいでしょう。もちろん外車の場合は、パーツが国内にないケースも多くなります。修理までの時間や費用が国産車よりも多くかかるという認識も重要です。
さいごに
今回は、外車を長く乗るために必要な豆知識などを解説しました。外車を日本で乗るためには、それなりのメンテナンスも必要になります。外車に乗るということを安易に考えないで、しっかり思案してから購入すると長く乗れることにつながるでしょう。