皆さんがウォッシャー液を使用したいときは、フロントやリアガラスが視界不良になった時だと思います。そのウォッシャー液が突然でなくなると、焦ってしまうだけでなく、事故などに遭遇してしまう可能性が高いのではないでしょうか?
ここでは、ウォッシャー液が出ない時の具体的な原因や解決方法などについて解説してみます。
ウォッシャー液が出ない【トラブル理由】
ウォッシャー液が出ない理由としては、どのような原因があるのでしょうか?
ウォッシャー液ノズルの固着
ウォッシャー液が出ないので、バラしてノズルをボイル中 pic.twitter.com/oE9f1tWvnm
— ベル3 (@bellbell59) April 23, 2020
ウォッシャー液は、ただの水ではありません。多くは水分なのですが、界面活性剤(洗剤)やアルコール類、防腐剤、凍結防止剤などの素材が混ざっています。
ウォッシャー液をしばらく使わないと、ノズルの先端で水分だけ蒸発してノズルの先端が固着してしまうことがあります。
ウォッシャー液配管(ホース)の抜けや破損
ステップワゴンのウォッシャー液が出ないなぁ…
と思い、ボンネット開けてみてみたらなんかちぎれてる😂こんな事ある?!
まだ納車してから1年です💦 pic.twitter.com/nALM55Efaf— もりみー (@morimin2021) February 27, 2023
ウォッシャー液をノズルまで輸送するのに使用されているのは、ゴムで出来ているホースが多く採用されています。そのホースは、継ぎ手(プラスチック)で分配されたりしています。
このホースが、抜けてしまったことでウォッシャー液が出ない事や、ホースや継ぎ手が破損してしまうことで、出ない(他で漏れている)ケースがあります。
ウォッシャーモーターの故障
フロントのウォッシャー液が出ないので、リヤのホースと入れ替えして応急対応。ウォッシャーのモーターお亡くなりになってるな。 pic.twitter.com/nlwS1YB6rT
— 平 翼 (@flatwing_jb1) May 29, 2022
ウォッシャー液は、リザーバータンクに付いているモーターで圧送されています。圧送するべきモーターが故障すると、ウォッシャー液が出ません。通常は、フロントとリア用に別々のモーターが装備されています。
またこのモーター部とリザーバータンクの接合部からウォッシャー液が漏れてしまい、ウォッシャー液がなくなり、出ないというケースもあります。
ウォッシャーモーター手前のフィルターつまり
ウォッシャー液を送るモーターの手前には、不純物を除去するために、フィルターが取り付けられています。
例えば、ウォッシャー液ではなく水道水を使用したりしていると、タンク内に藻や汚泥物質が発生し、フィルターが詰まってしまいます。こうなることで、ウォッシャー液が出ないケースが発生します。
ウォッシャー作動用ディマースイッチ(レバー)などの故障
ウォッシャー液を作動させるときは、ハンドル横のディマースイッチ(レバー)を作動させると思います。このレバーが故障することで、ウォッシャー液が出ない事があります。
ウォッシャー専用ヒューズの切れ
父ちゃんから「車のウォッシャー液が出ない」との事。
確認してみる。
※ウォッシャー液出ない
※ウォッシャータンク満タン
※Frワイパー動く、Rrワイパー動かすとFrワイパーが動くRrワイパーは動かない
※ウォッシャー時、モーター音無し
※ヒューズ←原因はい終了🥱 pic.twitter.com/14yc4Vxrik
— ぇぶりぃ@じゃんぷち (@everypzturbosp) December 15, 2022
ウォッシャー液を作動させるには、モーターなどの電装品が使用されているため、一般的にはヒューズが装備されています。ヒューズ切れが起きると、ワイパーシステム全体が作動しなくなります。
ウォッシャー液凍結
車乗ったらウォッシャー液
凍結チゥ
🤣やん、もぉ
そんなもんだ気をつけましょう pic.twitter.com/dPWJiGFH7a
— ひろこちゃ〜ん (@tiga23uni) January 24, 2023
ウォッシャー液は、多くの成分が水です。そのため、凍結防止剤が入っています。ただし、-5度までや-30度までとウォッシャー液には種類があります。
普段は、暖かい所に住んでいても、お出かけしたときに寒い地域に行くと、ウォッシャー液が凍結して出ないという現象が起きます。
ウォッシャー液が出ない【解決方法】
ここでは、先程説明した主な原因に対する解決方法を紹介します。
ウォッシャー液ノズル固着は針などで固着を取り除く
ウォッシャー液がノズルで固着してしまった時は、先の細い生地用の針などでノズル先端を洗浄してあげることで解決するケースがあります。
ただし、ノズルの奥まで固着してしまっているケースでは、ノズル交換しないとダメなケースもあります。
ウォッシャー液配管(ホース)の抜けはホース部などを取り付け交換する
ウォッシャー液用のモーターは作動しているのにウォッシャー液が出なく、さらに地面がビチョビチョになっているときは、ウォッシャー液の配管のどこかが抜けていたり、破損していたりします。その部分を修復してあげましょう。
ウォッシャーモーターの故障は交換作業
ウォッシャー液を作動させても、「ウーン、ウィーン」と作動音がしていない場合は、モーター故障が疑われます。こういった場合は、モーター交換しないとなりません。
ウォッシャーモーター手前のフィルターつまりは交換か清掃
ウォッシャー液を使用しないで、水道水を使用している方の多くは、リザーバータンク内が非常に汚れているケースが多いと感じます。こういったケースでは、フィルターが目つまりしている可能性が高いです。
フィルター清掃、リザーバータンク内清掃や、場合によってはそれらのパーツを交換する事になります。
ウォッシャー作動用ディマースイッチ(レバー)の故障は交換
ディマースイッチが故障したケースでは、新品に交換するほかないと考えます。
ウォッシャー専用ヒューズの切れはヒューズ交換
ウォッシャーシステムが、作動しないというケースだけでなく、ワイパー自体も稼働しないという際は、ヒューズ切れを疑ってみると良いでしょう。ヒューズ切れの場合は、ヒューズ交換する事で直ります。
ただし、ヒューズを入れ替えてもすぐに切れるというケースは、どこかで漏電などしている可能性があります。こういった際は、ディーラーなど整備工場で修理してもらう事になるでしょう。
ウォッシャー液凍結は解けるのを待つ
ウォッシャー液が凍結してしまったという場合は、日中暖かくなるのを待ち、凍ったウォッシャー液が解けるのを待つのが一番良いです。解けたら、マイナス気温に適したウォッシャー液とすぐに入れ替えるのが良いでしょう。
さいごに、、、
ウォッシャー液が突然でないと、焦ってしまうだけでなく事故などに直結することもあります。原因をしっかり究明し、早期にたいおうするのがべたーとかんが