トヨタのハイブリッドモデルは、今や多くの種類があります。これらのハイブリッドモデルの先駆けとして販売されているのが、プリウスです。
プリウスは、何人乗りのモデルなのでしょうか?また乗車人数とは別に、快適に乗れる乗車人数とは何人なのでしょうか?
プリウスは何人乗り?
出典:トヨタプリウス
そもそもプリウスは、何人乗りなのでしょうか?ここでは、大人の乗車人数と子供の乗車人数などの解釈などについても解説します。
プリウス規定乗車は5人まで
プリウスの乗車人数は、大人で5人までとなっています。
12歳以上が大人の扱いになっていることに注意しましょう。よく小学生以下という方などがいますが、あくまでも年齢が基準になっているので注意ください。
プリウスで子供の乗車がある場合は?
プリウスは、大人の乗車人数が5名までが規定です。では、習い事などの送り迎えで、子供が乗車するときは、どのような計算になるのでしょうか?先程も申しましたように、子供とは12歳未満のことを言います。
(乗車定員-大人の数)×1.5 = 乗車できる子どもの人数(小数点以下は切り捨て)
例えば、ドライバー1名だけが大人の場合は、(5-1)×1.5=6名の子供乗車ができます。ただし、プリウスの場合は、子供乗車人数は、5名が限界であると考えます。
またチャイルドシートなどの設置が必要な赤ちゃんの場合は、乗車する人数は計算上可能ですが、実際に乗車できる人数分のスペースは、プリウスにはないといえます。
プリウスは何人乗るのが快適
出典:トヨタプリウス
プリウスは、5人乗りが規定乗車ですが実際のところ何人乗るのが快適なのでしょうか?ここでは、快適乗車人数を解説してみます。
プリウスは大人の場合4人がベター
プリウスは、5人乗車が規定となっています。
しかしながらリアシートに3人乗車して長時間移動するというのはおススメできません。なぜなら、ヘッドスペースが狭いだけでなく、左右のスペースもかなり狭いからです。
大人5人が快適に移動する場合は、近場の買い物などやお出かけ位にしておいた方が良いでしょう。
長時間の移動や旅行となると、かなりリアシートの方にフラストレーションが溜まる可能性があります。特にリアシート中央に座っている人のストレスが心配になります。
大人の場合は、4人乗車するのが一番ベターと考えます。
プリウスは大人2人+子供4人(12歳未満)も可能
7歳から11歳位までの子供の場合は、リアシートに4人くらいの乗車は可能であると考えます。ただ子供の身長や体重によって快適な人数が変わるとも言えます。
習い事の送り迎えをしていて、雨などで歩いて帰れないお友達を乗せる程度であれば、プリウスが狭い空間になっても大丈夫と考えます。
先述しましたが、子供の乗車人数は上記の計算方法で算出することが可能です。一度計算しておくことで、法律違反にならないで済むでしょう。
プリウスは何人乗り【注意点】
プリウスに乗車する人数として、注意したい部分はあるのでしょうか?ここでは、プリウスながらの注意点も解説します。
プリウスのリアシートヘッドスペース&足元スペースは狭い
プリウスは、ディテール上リアシートのヘッドスペースが非常に狭い車です。
もちろんプリウスだけでなく、近年流行っているクーペスタイルSUVなども同じだと感じます。
このため背の高い方などは、リアシートではかなり窮屈な感じと考えます。
またリアシートに3人の乗車設定になっていますが、長時間の移動でも快適であるという足元スペースにはなっていません。
こういったことから、大人で5人フル乗車する場合は、身長や体重などを考慮して乗る位置を決めるのが良いでしょう。
余談ですが、新車でプリウスを購入しようとすると、現在では5人乗りのプリウスしか販売されていません。
2021年3月までは、プリウスαという7人乗りモデルの販売もありました。多くの乗車人数がほしい方は、中古となりますが同モデルがおススメといえます。
プリウスαには、5人乗りと7人乗りがあり、さらに通常のプリウスよりもヘッドスペースが高く設定されています。プリウスαの方が、より快適に乗車できるかもしれません。
プリウスは大人と子供で乗車人数が変わることに注意
これは、プリウスだけではありませんが、規定乗車人数は大人の乗車人数です。子供(12歳未満)が含まれる場合は、乗車人数が変わってきます。
乗車人数は、(乗車定員-大人の数)×1.5 = 乗車できる子どもの人数(小数点以下は切り捨て)で計算されます。法律違反にならないように乗車人数を計算して置くことが重要です。
さいごに
プリウスは、トヨタハイブリッドモデルを代表するモデルです。燃費性能もかなり高められて、ユーザーのランニングコストも抑えられながら快適に乗れる3ナンバーサイズといえます。
とはいえ大人5人がフル乗車して、遠出するには少し厳しい車内環境であると考えます。大人であれば4人乗車が、快適乗車できる最大人数であると考えます。