日本国内にRAV4が復活販売されたときは、多くのユーザーが待ち望んでいたことで喜んだのではないでしょうか?RAV4らしい走りや使い方ができると、期待に胸膨らませて購入した方も多いと思います。
一方でRAV4が、かなり「でかすぎ」と思っている方もいるようです。ここでは、RAV4が本当に大きくて乗りづらい乗り物なのかという点をRAV4歴代モデルや同クラスの他車種と比較してみます。
RAV4でかすぎ!?国内歴代RAV4でサイズ比較!
引用:トヨタ公式HP
ここでは、歴代RAV4のサイズを紹介しながら、どのくらい「でかすぎ」になっているのかを検証してみます。
RAV4L(J)のボディサイズは?
引用:トヨタ公式HP
初代RAV4 Lは、かなり人気の出たモデルといえます。当時は、こういったSUVテイストモデルがなかっただけに売れ行きも好調であったといえます。
それでは、このモデルのサイズはどうでしょうか?
- 全長×全幅×全高=4145×1735×1690mm
- 室内長×室内幅×室内高=1735×1465×1230mm
- ホイールベース=2490mm
エンジン排気量は、2000㏄でした。かなりコンパクトなモデルで登場しているのがうかがえます。
初代RAV4のボディサイズは?
引用:トヨタ公式HP
このころトヨタは、北米市場にもRAV4の販売推進を行っていました。そのため少しずつサイズが大きくなっているように思います。一旦RAV4は、日本発売を終了させていますが、北米ではモデルチェンジして販売され続けていました。
では、同モデルのサイズはどのようになっているでしょうか?
- 全長×全幅×全高=4335×1815×1685mm
- 室内長×室内幅×室内高=1820×1495×1240mm
- ホイールベース=2560mm
やはり全長が拡大され、全幅も1800㎜を超える状況になています。大分大きくなったと感じるのではないでしょうか。
現行型RAV4のボディサイズは?
引用:トヨタ公式HP
現行型RAV4は、どのようなサイズに仕上がっているのでしょうか?何となく、かなり大きくなってる気がします。
- 全長×全幅×全高=4600×1855×1685mm
- 室内長×室内幅×室内高=1890×1515×1230mm
- ホイールベース=2690mm
日本先代モデルよりも、全長が300㎜近くも拡大されています。また全幅も拡大され、かなり大きくなっていると考えます。これに伴い、ホイールベースも拡大されたのもポイントです。
先日、トヨタRAV4から日産セレナに乗り換えました!
RAV4はとても運転楽しかったけど、でかいので取り回しやスーパー等で子どもの乗り降り大変でしたが、セレナはとても楽ですね!収納力もすごい!
その代わり運転の楽しさ、マニュアルモードの便利さ等はなくなりましたが今だからこそを楽しみます! pic.twitter.com/YXUNpTEga0— ふみお (@fu_mion) November 28, 2022
RAV4がでかいと感じるのには、理由がありそうです。それは、ボディ拡大によるホイールベースの拡大です。ホイールベースが拡大することで、直進安定性は上がるのですが、狭い駐車場などの切り替えしは、かなり大変になります。
初代モデルから比較して、3周り以上大きくなったと感じるのも無理はないでしょう。実際に大きくなっています。
RAV4でかすぎ!?他モデルと比較してみる!
引用:トヨタ公式HP
ここでは、他メーカーモデルと大きさを比較していきます。念のために現行RAV4のサイズをもう一度記載します。
- 全長×全幅×全高=4600×1855×1685mm
- 室内長×室内幅×室内高=1890×1515×1230mm
- ホイールベース=2690mm
日産エクストレイル
引用:日産公式HP
エクストレイルは、昨年新型に刷新され、同モデルもサイズを拡大させています。
- 全長×全幅×全高=4675×1840×1720mm
- 室内長×室内幅×室内高=2530×1540×1255mm
- ホイールベース=2705mm
全長は、エクストレイルの方が長いですが、全幅はRAV4の方が大きい状況です。RAV4の方がワイド感が強調されるボディと感じるでしょう。
マツダCX-5
引用:マツダ公式HP
CX-5は、マツダがSUVフラッグシップモデルとして販売しているSUVです。
- 全長×全幅×全高=4575×1845×1690mm
- 室内長×室内幅×室内高=1890×1540×1265mm
- ホイールベース=2700mm
比較的RAV4と似たサイズではないでしょうか。大きく違うところは、CX-5の方はラインがシャープで、RAV4の方はエッジが効いたデザインであるという点でしょう。ディテールの違いが、大きい小さいと見える部分かもしれません。
スバルフォレスター
引用:スバル公式HP
フォレスターは、スバルが販売するSUVモデルです。同モデルも刷新されるたびに大きくなっている気がしますね。
- 全長×全幅×全高=4640×1815×1730mm
- 室内長×室内幅×室内高=2140×1545×1275mm
- ホイールベース=2670mm
全長は、フォレスターの方が長いですが、全幅はRAV4の方が大きい結果となっています。やはりRAV4がズッシリした印象が強まりますね。
ここで、一番大切であろうという話をします。全幅の大きいRAV4ですが、車内寸法での全幅は、モデル中で一番狭いという結果になっています。全幅と室内全幅の差が大きいと云う事は、乗っている人はその差を視覚などで補う必要があると云う事です。
こういった観点から、RAV4でかすぎとなっているのではないでしょうか。
さいごに、、、
RAV4は、世代を追うごとにボディサイズを大きくしています。これは、北米市場もあるからと思います。でかすぎと思う理由は、内装スペースとボディサイズとの差で感じると考えます。