セレナは、ガソリンモデルだけでなくハイブリッドモデルもラインアップしています。
e-POWERというエンジンで電気を生成し、モーターで走行する仕組みです、
このセレナe-POWERを購入して後悔してしまったという方がいらっしゃるようです。
では後悔する理由ってどのようなことなのでしょうか?ここでは、セレナe-POWERを購入して後悔する原因を追求してみます。
セレナe-POWERを購入して後悔した主な理由(走行編)
セレナ e power 新車購入で後悔
実燃費が11km/ℓ。山道や高速道路でパワーが要る所では、エンジンを高回転で回すので…かなり音がうるさい。回生ブレーキは、バッテリーが一杯になると効きがかなり悪くなり、雪道の下りでは低速度で走らないとブレーキを踏んで滑り危険である。かなり後悔です。
— shinchan (@6014Shinji) April 2, 2021
ここでは、セレナe-POWERを購入して後悔してしまった主な理由を検証してみます。
坂道走行や高速走行では燃費悪化や音がうるさい
セレナe-POWERは、エンジンで電気を生成しバッテリーに貯め、走行自体はモーター駆動することを基本にしています。
長い坂道走行やアクセルの踏み込み量の多い高速道路では、バッテリー電力が枯渇してしまう事があるようです。
とくに7人乗車である場合には、エンジン出力自体が1.2Lと弱いため、燃費悪化やエンジン稼働音が大きくなりうるさいと感じてしまう事があるみたいです。
冬季になると極端に燃費が悪化する
これは、セレナe-POWERだけに限ったことではないのですが、冬季や真夏の熱い時期になると、燃費悪化がかなり進行するという報告が多くなっています。
もともとセレナe-POWERは、WLTCモードで18㎞/Lの公表燃費です。
一般的な天候では、かなりいい燃費性能になるようですが、冬季になると極端に燃費悪化するという印象の方が多いと考えます。
とはいえ、ガソリン車でも冬季などでは暖房等によって燃費が悪化します。
元来の燃費性能が高い車程、季節による燃費悪化が顕著に表れていると考えます。
セレナe-POWERを購入して後悔した主な理由(装備編)
Serena e-power、1列目床下にあれこれ入ってる都合で7人乗りらしく。
— 水音珠澄(NZA32S_3DR/M16A 6MT) (@37en_iman) March 26, 2018
セレナe-POWERの装備面での後悔部分はないのでしょうか?ここでは、e-POWERで後悔したという主な理由を検証してみます。
e-POWERは7人乗りしか設定されていない
セレナには、ガソリンモデルも存在します。ガソリンモデルは、8人乗りの設定になっています。一方e-POWERモデルには、7人乗りの設定しかありません。
これは、バッテリー装備などの関係でスペースがないという事が原因のようですが、8人乗りが欲しかったという方もいるようです。
筆者的には、逆にガソリンモデルには7人乗りがないのかなと感じてしまいますが、大人数で乗ることを基本としているユーザーからは、8人乗りが欲しいという声もあるのではないでしょうか。
ワンペダル仕様への不満
ワンペダル自体は、非常に楽な運転操作という評価が多いと感じました。
その中でアクセルペダルを戻した瞬間からブレーキがかかるという仕組みが「嫌だ」というユーザーがいらっしゃいました。
この仕組みは、ワンペダル上仕方のない仕組みなのかもしれませんが、アクセルを一定に踏み続ける時間よりも加減速したり、離したりというケースの方が多いと考えます。
ワンペダルに慣れきってしまうまでは違和感が大きいのではないでしょうか。
FFモデルしかないという事への不満
降雪地域に住んでいる人の多くが、4WDモデルを所有しています。
こういう方からすると、FFモデルしかないセレナを燃費やランニングコストだけをみて購入して、結果後悔するという方が多いようです。
セレナe-POWERを購入して後悔しないためには?
セレナe-POWERを購入するにあたって、できるだけ後悔しないためにはどのように購入するのが良いのでしょうか?
セレナでは多くのグレードがラインアップしている
セレナe-POWERには、ベースのe-POWER Xからe-POWER オーテックスポーツスペックまで多くのグレードが存在します。
価格差も2,997,500円から4,192,100円と100万円以上の開きがあります。
後悔しないためには、数多くあるグレードのうち、どのグレードをチョイスするかを吟味することも重要でしょう。
また、e-POWERの特性や特長をディーラー営業マンや実際に所有しているユーザーなどからしっかりと情報集めすることも、後悔しない第一歩と感じます。
ミニバンは多くのメーカーで設定されている
2022年4月に発売されたトヨタノアは、ハイブリッドモデルで3,050,000円から3,890,000円の価格ラインアップとなっています。
セレナe-POWERとは違い、4WDモデルもあります。そしてなにより新型として登場しています。
またホンダステップワゴンも新型が登場しました。こちらは、ガソリンモデルが主になります(ハイブリッドもあり)が、ライバルとなりえるモデルです(1.5Lターボエンジンのため)。
セレナe-POWERで後悔しないためには、他メーカーのミニバンもしっかりチェックするのが良いでしょう。
まとめ
セレナe-POWERは、トヨタやホンダなどのストロングハイブリッドとは一線を画すハイブリッドシステムであるといえます。
その分車特性も違ってきます。後悔理由の多くが、ガソリン車の特性からの違いに戸惑うといった印象も見受けられます。