セレナは、2016年から現行モデルの販売が行われています。
そしてミニバンとして、パッケージングの良さなどもあいまって、人気のモデルです。ということは、中古車市場でもある程度豊富な流通量があるといえます。
セレナで中古車を購入しようとしたときに、「他のミニバンよりも安い!?」と思うことがありませんか?ここでは、セレナの中古車が安い理由には、どのようなことがあるのかを調査してみます。
セレナが安い理由を残価率から検証
セレナの残価率はランクS✨
残価設定ローンでは3年で60%・5年で48%の残価が設定されています特別金利や値引き条件によっては月々2万円台で乗ることが可能👍
方法はこちら
↓↓https://t.co/USHXMkpzU3— くるまぱぱ@新型ヴォクシー契約済 (@cardaddy_papa) April 21, 2022
セレナの残価率は、他のミニバンと比べてどうなのでしょうか?
ノアやヴォクシーの残価率は?
新型ヴォクシーの残価率はランクA✨
残価設定ローンでは3年で55%・5年で44%の残価が設定されています車両本体価格が高いですが、値引きや条件によっては月々2万円台で乗ることが可能👍
詳しい条件はこちら
↓↓https://t.co/12qPGkPphr— くるまぱぱ@新型ヴォクシー契約済 (@cardaddy_papa) May 6, 2022
新型ノアやヴォクシーの残価設定ローンでは、3年で55%、5年で44%です。
ランクではA評価です。これも高水準の残価率であるといえます。
セレナの残価率は?
セレナの残価設定ローンでは、3年で60%、5年で48%となっています。
新型ノア・ヴォクシーよりも高水準のSクラスです。
これだけ見ると、中古車価格が安いという印象ではない気がします。
筆者の推察では、この残価はあくまでも基準です。エクステリアカラーやグレードによって、中古車価格は大きく変動します。
例えばですが、新車で300万円の車が3年で180万円の価値になるとしましょう。
中古車市場では、だまって200万以上250万くらいでの販売価格になると考えます。
人気カラー等によって大きく左右する部分といえます。残価率だけでは、中古車価格は判定できないかもしれません。
セレナの中古車が安い理由は?(e-POWER)
ではセレナの中古車が安いと感じる理由にはどのようなことが関係しているのでしょうか。
セレナe-POWERの耐久性
セレナには、ストロングハイブリッドとなるe-POWERグレードが存在します。
このシステムは、エンジンを発電に使い、走行はモーター駆動というのが最大の特徴です。
このe-POWERの耐久性は、どのくらいなのでしょうか?電気等で動くモーター部分やパワーウィンドウの耐久性は、かなり高いといわれています。
一方蓄電するためのバッテリーなどは、10年くらいが寿命といわれていて、中古車で購入した場合交換する確率が高くなるパーツといえます(他のハイブリッドモデルも同様)。
こういったランニングコストの件から、中古車でセレナe-POWERに対する不安もあり、中古車市場で安く購入することが可能なケースが多いと感じます。
e-POWERのパワートレインに関する保証は、5年または10万キロとなっています。
高年式、低走行モデルの場合は、気にしなくてもよいレベルとも考えます。
グレード体系が豊富で流通量も豊富
2016年から販売されていて、新車人気モデルという事もあり、中古車市場でのセレナe-POWERの流通量は、かなり多いといえます。
2016年以降のセレナモデルは、約3700台超あります。
需要と供給のバランスからしても、供給量のほうが多いといえるのではないでしょうか。
セレナの中古車が安い理由は?(ガソリン車)
セレナには、ガソリンモデルもラインナップしています。
e-POWERに比べて人気が薄い
セレナモデルには、ガソリングレードも存在します。しかしながら中古車市場では、2016年以降だと700台前後です。
あきらかにe-POWERモデルよりも人気が薄いといえます。ということは、中古車市場でも価格が下がることにつながるでしょう。
基本的な整備をすれば20万キロまで可能!な有能モデル
人気は、e-POWERより低いからと言って、走行能力が極端に低いという事にはなりません。
現代の車基準からすると、定期的な整備を施していれば、20万キロ前後は可能でしょう。
セレナの中古車が安い理由(まとめ)
セレナの中古車が安い理由をまとめてみます。
アイドリングストップとかプロパイロットなどの故障報告が多い
現代の車には、アイドリングストップや安全装備が施されている車が多くなっています。
セレナにも勿論装備されているグレードやオプション化されています。
セレナに装備されている先進技術の故障が、大変心配と言う方が案外多いと感じました(筆者調べ)。
セレナだけではないのですが、そのモデル固有の故障多発箇所が多ければ多いほど、中古車市場では価格を左右するポイントになるといえます。
- e-POWERのバッテリー不安
- 販売期間が長いので、流通量が豊富にあること
- ガソリンモデルは、不人気から安い傾向に
- モデル固有の故障個所による価格降下
セレナの中古車が安いと言うのはユーザーのメリットになるはず!
2016年 5万キロ前後のセレナ ガソリンモデルは、130万円前後から車両価格が設定されています。
一方e-POWERモデルは、220万円前後から車両価格が設定されています。
一方トヨタ ノアの場合は、全ガソリン車で150万円前後から270万円前後になります。
ノアを購入するという方は、セレナ e-POWERも購入できる可能性があるという事です。