タフトが売れない!?売れていない現状と理由

ダイハツ
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ダイハツからタフトと言う車が販売されています。

同モデルは2020年から販売され、スズキハスラーのライバルとして車種設定されたとされています。

このタフトが売れていないという情報が入りました。ここでは、タフトが売れていないと言う現状と理由について考察してみます。

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タフトはどの位売れてるの?【販売台数】

そもそもタフトがどの位売れているのかが分からないと、話が進みません。ここでは全軽自協の資料をもとに、タフトの売れ行きの推移を話していきます。

タフトが売れない!?【2020販売開始年】

メーカー 通称名 本年累計 前年累計 前年累計比
乗用 1 ホンダ N-BOX 197900 247707 79.9
2 スズキ スペーシア 145319 159799 90.9
3 ダイハツ タント 128218 172679 74.3
4 ダイハツ ムーヴ 101183 118675 85.3
5 日産 ルークス 98564 7633 1291.3
6 スズキ ハスラー 85426 62831 136
7 ダイハツ ミラ 71757 85288 84.1
8 日産 デイズ 66257 154881 42.8
9 スズキ ワゴンR 66003 78582 84
10 ホンダ N-WGN 61421 41447 148.2
11 スズキ アルト 61414 72162 85.1
12 ダイハツ タフト 60918 2020-06
13 スズキ ジムニー 44824 27941 160.4
14 三菱 eK 33100 42181 78.5
15 トヨタ ピクシス 19079 21821 87.4

タフトは、2020年6月から販売開始されています。ということは2020年度(2020.4月〜2021年3月)は、60000台強と結構販売台数があったといえます。勿論登場したての新型であったことも影響しています。

タフトが売れない!?【2021前年度】

メーカー 通称名 本年累計 前年累計 前年累計比
乗用 1 ホンダ N-BOX 191534 197900 96.8
2 スズキ スペーシア 103605 145319 71.3
3 ダイハツ タント 101112 128218 78.9
4 ダイハツ ムーヴ 85635 101183 84.6
5 スズキ ハスラー 72639 85426 85
6 スズキ ワゴンR 71726 66003 108.7
7 日産 ルークス 71275 98564 72.3
8 ダイハツ ミラ 64214 71757 89.5
9 ダイハツ タフト 61200 60918 100.5
10 スズキ アルト 59584 61414 97
11 日産 デイズ 51875 66257 78.3
12 ホンダ N-WGN 46786 61421 76.2
13 スズキ ジムニー 38236 44824 85.3
14 三菱 eK 29599 33100 89.4
15 ホンダ N-ONE 19546 12990 150.5

2021年度は、12ヶ月分の販売期間があったといえます。その中で61000台強という事は、販売台数が伸びていないと考えるのが妥当でしょう。

またライバルのハスラーの方が、販売台数で10000台以上売れています。勿論ハスラーの販売台数は昨年度より減少していることから、ハスラーユーザーからタフトユーザーに移行した部分もあると考えます。

タフトが売れない!?【2022当年度】

メーカー 通称名 本月 前月 本年累計 前年累計
乗用 1 スズキ スペーシア 8670 7600 38895 69182
2 ホンダ N-BOX 8631 15450 88799 93072
3 ダイハツ ムーヴ 6070 7116 34581 49138
4 日産 ルークス 5793 5093 30790 45196
5 スズキ ワゴンR 5678 5160 32529 27618
6 スズキ ハスラー 5444 6690 29314 40980
7 ダイハツ ミラ 5020 6120 30078 30740
8 スズキ アルト 4464 5315 28893 31689
9 ダイハツ タント 4221 7270 38427 60256
10 スズキ ジムニー 2881 2508 17947 19767
11 ダイハツ タフト 2802 4732 24432 27019
12 日産 デイズ 2567 3124 24394 28368
13 ホンダ N-WGN 2379 2538 17807 23923
14 三菱 eK 2188 1947 12397 16664
15 トヨタ ピクシス 1237 1545 7016 8685

2022年度の現段階では、2021年よりも販売台数が減少していることがうかがえます。販売開始から、販売台数がのびていないという背景から「売れていない」となっていると考えます。

タフトが売れない!?【理由】

 

タフトが年度を重ねるごとに販売数量が落ちている原因はどこにあるのでしょうか?

リアシートアレンジが良くない

現在販売台数を伸ばしている車は、車内空間が広く使い勝手の良い車が多いといえます。そんな中、クロスオーバータイプのモデルで15位以内に入っているタフトは、売れていないとはいえ凄いことだと考えます。

そんな中リアシートの使い勝手は、あまり評判がよくありません。現在では分割可倒式が多い中、タフトは一体式になっています。

2トーンカラーがない(現代的でない)

ガラスルーフを採用しているという事もあり、タフトにはツートンカラーの設定がありません。

ツートンカラーがあったらと言う声も多いようです。

タフトが売れないその他の理由

・サンルーフがいらない

狭い空間を「ガラスルーフで開放的に」と言うコンセプト自体は、悪くないと考えます。ただ、狭いことから「暑い」という方が多いようです。装備が不人気を起こしてしまうケースもあるようです。

・エンジン音が案外ウルサイ

ハスラーもエンジン音が大きいと言う声があるのですが、タフトもそういった声があるようです。故障しているのでなければクロスオーバー軽自動車の特性と言えるでしょう。