トヨタは、世界的にもハイブリッドモデルで有名な自動車メーカーです。初代プリウスを世界初で販売開始してから、ハイブリッドメーカーとしてのリーディングカンパニーとなっています。
では、トヨタハイブリッドモデルのバッテリーがダメになった時の交換費用ってどのくらいかかるものなのでしょうか?
ここでは、トヨタハイブリッドバッテリーの交換費用や保証などについて解説してみます。
トヨタ ハイブリッドモデルのバッテリー交換費用って?【保証は】
そもそもバッテリーの保証って、トヨタではどうなっているのでしょうか?他の保証などについても少し解説します。
トヨタの一般保証とは?
新車から3年または6万キロ以内まで保証されるのを一般保証と言っています。
トヨタでの一般保証は、エアコンや純正ナビなど多くのパーツが補償対象になっているのがポイントです。ただし油脂類などは保証対象外です。
消耗部品や特別保証部品以外のもののほとんどが対象になっている保証です。補機用バッテリーは、この一般保証の対象品目となっています。
ということは、新車購入してから3年もしくは6万キロ走行していなければ、保証で補機バッテリーは無償交換してくれます。
トヨタの特別保証にメインバッテリーが含まれている
エンジンやステアリングなど車の走行に関わるパーツは、特別保証が設定されています。5年もしくは10万キロの早い方まで保証対象になっています。かなり多くの保証項目があるので、一度トヨタHPで確認しておくと良いでしょう。
ハイブリッドに使用されている駆動用バッテリーは、この保証対象になっています。なので、5年もしくは10万キロの範囲内であれば、無償交換してくれます。
トヨタのボディ塗装と錆びの保証
トヨタには、ボディのサビや腐食に関しても保証がついています。ただし、取扱説明書記載のお手入れをしっかり行っていることが条件です。
乗用車の場合は、3年間のサビや腐食保証が付いています。
トヨタ ハイブリッドモデルのバッテリー交換費用って?【バッテリー種類】
先述しましたが、トヨタのハイブリッドモデルには2種類のバッテリーが採用されています。
トヨタ ハイブリッドモデルには補機用バッテリーが搭載
ハイブリッドモデルには、車の起動や電装品などを作動させる補機用バッテリーが搭載されています。このバッテリーは、一般的なガソリン車などと同じような形状ですが、ハイブリッド対応のバッテリーである必要があります。
一般的なバッテリーよりは、高額なのが一般的で、おおよそ倍くらいの値段がすると思った方が良いでしょう。
一般的なバッテリーが10000円の場合は、ハイブリッド補機用バッテリーは20000円くらいはかかるでしょう。
トヨタ ハイブリッドモデルには(駆動用)バッテリーが搭載
ハイブリッドモデルには、駆動に必要となる駆動用バッテリーが搭載されています。こちらは、ガソリンモデルには搭載されていないタイプのバッテリーです。
近年リチウムイオンバッテリーも進化しています。一般的には、8年・8万キロほどは安心して乗れることが多いと考えます。ただ、8年ということは、すでに保証対象外という事にもなります。
トヨタ ハイブリッドモデルのバッテリー交換費用って?
ここでは、トヨタハイブリッドモデルのバッテリー交換費用に関して解説します。
保証期間内であれば両バッテリーとも無料で交換してもらえる
先述しましたが、保証期間内であれば、補機バッテリーも駆動用バッテリーも無償交換してくれます。ただ筆者の経験では、単に壊れてるから交換してくださいといっても、トヨタが「ハイ!」と言ってくれるわけではないと考えます。
買ったディーラーで定期的に点検するとかしながら、ディーラーとの関係を保っておくことで、保証もスムーズにいくと考えます。
保証期間外だと費用負担が発生する
補機バッテリーも駆動用バッテリーも保証期間を過ぎると、費用負担が発生します。
補機用バッテリーの交換費用は?
30プリウス12V バッテリー交換🔁終了😏
イエローハットでは、5万円弱するのでネットで15000円ほどのバッテリー🔋を購入👍
何故か調子良く9年も活躍したバッテリーでした😏 pic.twitter.com/RmCwCur1Rj— うっちー (@sevenroses12345) June 17, 2023
補機用バッテリーは、車の意匠頻度などによっても大きく変わる部分です。特にサンデードライバーなどでは、バッテリー寿命が短くなるようです。
ハイブリッドの補機バッテリーは、ガソリン車などのバッテリーに比べると倍くらいの値段であるケースが多いです。お財布には少し辛い価格かもしれません、
メイン(駆動用)バッテリーの交換費用は?
ハイブリッドカーのバッテリーは2種類あってメインバッテリーも最低10年はもちます。
2009年から5年間プリウスに乗ってましたし、後輩はもう10年乗ってますがまだ交換してません。また、当初は50万円以上とか言われてましたが、普及したので20万円位じゃないでしょうか?でも高いね😱— 山寺_和尚 (@chabo1957) October 28, 2022
このバッテリーは、リチウムイオン電池となっているので、非常に高価であることが一般的です。しかしながら現在では、リビルドパーツも販売されていますので、リビルドを使用することで、新品の半額程度まで価格が下がることが一般的です。
ただ、ガソリン車とは違い、ハイブリッド車の場合はこの駆動用バッテリーの交換が必要になる可能性があることは事実です。高額修理なので注意が必要ですね。
さいごに、、、
トヨタのハイブリッドには、二種類のバッテリーが搭載されています。バッテリーの寿命はそれぞれ違いますが、電池である以上交換が必要になるものと考えます。