新車を毎回購入して乗る方もいれば、中古車を購入し続ける人など、車の所有方法は人それぞれだと思います。
新車の場合は、メーカー製造工場から出荷され「ピカピカ」な状態から乗り始められます。しかしながら中古車の場合は、1万キロほどの中古車から10万キロ走行している中古車などがあり、条件は様々だといえます。
では、10万キロ走行している中古車を購入したら、何年くらい乗れるものなのでしょうか?ここでは、10万キロ走行の中古車について解説します。
10万キロ走行している中古車を購入したら(条件による違い)
一口に10万キロ走行した中古車と言っても、中古車には様々な状態のものがあるといえます。今回は、条件による違いなどについて説明します。
高年式だけど10万キロ走行した中古車の場合
ワイの車みたいに3年10万キロ走ったのは、定期的なメンテナンスしてない限りここまで生き残れない。
高年式多走行車は本当に穴場 https://t.co/yKsGhh0eX9
— 復活 ねっぷねっぷにしてやんよ‼? (@kanatann0706) July 23, 2022
比較的年時期の新しいモデルで、走行距離が10万キロ走行している車の場合はどうでしょうか?例えば、5年落ちで10万キロ走行している車の場合は、年間に2万キロほど走行しています。
こういうモデルの場合は、一般的に走行距離に応じた消耗部品などが交換されながら過ごされているケースが多いでしょう。
また、5年間という期間なので、ボディ剛性などの劣化も少ない状況だと考えます。
一般的な年数で10万キロ走行した中古車の場合
10年間で10万キロ走行した車の場合は、どうでしょうか?一般的には、年間1万キロ走行ということから、中古車業界で通常走行距離の通常年数だと考えます。
こういった車の場合は、そろそろ色々なパーツの故障が起きえる、起きたために前ユーザーが手放している可能性もあります。
低年式で10万キロ走行した中古車の場合
低年式10万キロの野ざらしスバル車はマジで悩みますね…保証付きなら考えますが…
— 森HERO@GRB (@miamiman7777) April 19, 2023
20年ほど経過したモデルで10万キロ走行した中古車の場合は、どのような状態になっているケースが多いでしょうか?
経過年数の割には、走行距離が少ないことになります。しかしながら20年経過していることから、事故に遭っている可能性があったり、ボディフレームやボディが錆びてきている可能性があります。またプラスチックパーツやゴムパーツに不具合が出るケースが多そうです。
10万キロ走行している中古車を購入したら(メンテナンスは?)
ここでは、10万キロ走行した中古車をメンテナンスするポイントを紹介します。
高年式だけど10万キロ走行した中古車の場合
高年式車の10万キロ走行中古車は、短い年数での走行距離となっています。そのため、ボディのヤレなどの可能性はまだ低いと感じます。
一方5年で10万キロ走行したユーザーが、どうして車を手放したのかを考えましょう。10万キロ走行したモデルは、一定のメンテナンスだけでなく、走行距離などによって交換しなければならないパーツが発生してきます。
こういった走行距離に応じてメンテナンスしなければならない項目から整備してあげると良いでしょう。
優先整備事項
- タイミングベルト交換
- ウォーターポンプ交換
- サスペンション関連パーツの交換
などです。
一般的な年数で10万キロ走行した中古車の場合
一般的な経年年数で10万キロ走行した中古車のメンテナンスは、どのように考えればよいのでしょうか?10年ほど経過していることで、高年式多走行のモデルよりも一般的な整備が多くなることが予想されます。
例えば、ブレーキパッドの摩耗やローター交換などです。前ユーザーが、どのような整備を行いながら車と付き合ってきたのかがわかる記録簿などが記載されている中古車を購入することをおススメします。
これによって、一般的なメンテナンスをどのように行えば良いか知ることができます。前ユーザーは、8万キロ時点で、ブレーキローター交換していたことがわかれば、しばらくは、そのパーツ交換をする必要がなくなると考えます。
低年式で10万キロ走行した中古車の場合
20年ほど経過した10万キロ走行車の場合は、その車のボディ全体の状態が気になるころです。また、ワンオーナー中古車だけでなく、複数オーナーの中古車もあり得ます。
経過年数が長いと云う事は、事故歴のあるモデルのケースもあります。メンテナンスの前に、その車の状態がどのようになっているかを知ることが大切でしょう。そのうえで、その車のメンテンナンス方法を考えると比較的安心だと感じます。
10万キロ走行している中古車を購入したら(何年乗れるの?)
ここでは、10万キロ走行した中古車を何年乗ることが可能なのかを解説します。
車は機械であることを第一に考える
先程までお話した高年式、一般的、低年式で10万キロ走行した中古車は、ある意味一定の条件としてお話しています。
車は、機械です。そして必要な人にとっては、とても便利な乗り物です。ただ機械ということは、使用していけば、また使用していなくても壊れていくものです。
まずは、10万キロ走行した中古車が、どのような整備を行われながら乗られていたのかを知り、整備などの内容によって、今後どのような整備を行う必要があるのかを想定しながら乗っていくことが大事でしょう。
20万キロ目指して予防整備と適時整備!
初年度登録2003年の愛車R2 TYPE S (購入は8万弱キロのとき中古で)20万キロ突破 目指せ30万キロ🤣#アルファホビー部 #スバル #subaru #R2 pic.twitter.com/QraOmd7UGD
— Y’s photo (@Ysphotosv) July 3, 2023
今の車は、しっかりと整備しながら乗れば、20万キロ走行も夢ではありません。それ以上走行している車もあります。
10万キロ走行したモデルであっても、さらに10万キロ、15万キロ乗ることも可能です。10万キロ走行した中古車の場合は、5年、10年乗ることも可能だと考えます。
ただし、その車の状態に合わせた予防整備や適時整備をすることが最大のポイントだといえます。