ニュービートルといえば、他のモデルにはない丸っこくて可愛いディテールの車といえます。このニュービートルが、昨今の中古車高騰の中でも安いという評判が出ています。。
ではどうしてニュービートルは、中古車として安いのでしょうか、ここではニュービートルの中古が安い理由などについて解説していきます。
ニュービートルの中古はなぜ安いの?(ニュービートルについて)
引用:ネットカーショー
ニュービートルってどんな車なのでしょうか?ニュービートルについて少し触れてみます。
ニュービートルはフォルクスワーゲン製造販売の車
ニュービートルは、フォルクスワーゲンで製造・販売していたモデルです。製造は、メキシコで全て行われていました。これは初代ビートルが、メキシコで生産されていたことにも起因しているようです。
ビートルがリアエンジンリア駆動だったのに対し、ニュービートルは、フロントエンジン・フロント駆動と変更しながら、初代ビートルをオマージュしたデザインとしています。
ニュービートルは2003年から2010年まで日本で販売
グレード名 2009/1時点 | 排気量 | 燃費 | 価格 |
ニュービートルEZ | 1595cc | 11.6km/l | 2,410,000円 |
ニュービートル | 1984cc | 10.6km/l | 2,730,000円 |
ニュービートルLZ | 1984cc | 10.6km/l | 3,040,000円 |
ニュービートル ヴィンテージ | 1984cc | 10.6km/l | 3,060,000円 |
日本へは、2003年6月に導入されています。海外では、1998年から販売されていましたので、導入は5年後ということになります。そして2010年ごろに生産中止となり、日本での販売も終了しています。
ニュービートルの中古はなぜ安いの?(安い理由)
引用:ネットカーショー
ではニュービートルの中古が安い理由には、どのような点が挙げられるのでしょうか?
最終モデルでもすでに10年以上経過している輸入車だから
玉も亭食いてえぇぇぇぇ
ほんでビートル安いな。
買って帰ろかな。 pic.twitter.com/Xy0rHVcIQW— かほ (@is350_k_1) February 16, 2019
ニュービートルは、デザイン性やディーテールの関係で「乗りたい」という方も多いと感じます。ニュービートルは、最終モデルでも2009年から2010年の登録になります。すでに10年以上が経過している輸入車ということになります。
日本では、欧州のユーザーとは違い、輸入車を十数年乗り続けるという方は少ないのではと思います。それは、故障時の高額費用の関係などだけでなく、早めに手放した方が売却額も高いからといえます。
こういった概念などから、一定年数の経過したニュービートルの中古は、安く取引されていると考えます。
故障確率や故障修理が大変なモデルと思われているから
実際に筆者の周りでニュービートルに乗っている方がいました。この方は、新車から乗っていました。エンジンなどは比較的強いのですが、オイル漏れなどはやはり発生していました。
またフェンダーなどが金属でなく樹脂でできていることから、割れたり塗装面が剥がれたりという現象も起きていました。これが、中古車でも起こり得る故障になると考えます。
こういった想像や実際の故障などから、ニュービートルの中古が安くなる結果につながっていると感じます。
ニュービートルの中古はなぜ安いの?(買っても良い人は?)
引用:ネットカーショー
ニュービートルが欲しい!と思ったり、安い輸入車を検索したらニュービートルが当てはまったという方もいると思います。ここでは、ニュービートルを購入するのに向いている人などについて解説します。
デザインが好きという方でセカンドカーとして利用
デザインが好きだとしても、ニュービートルを毎日の通勤で使う場合は、やはりそれなりの整備を覚悟した方が良いと考えます。毎日使うということは、走行距離もしっかり伸びますし、定期点検もしっかり行う必要があります。
もちろんしっかり整備して乗るという方は、購入してほしい車です。なぜなら2万キロくらいの中古車が、場合によっては、100万くらいで乗れるからです。10万キロ未満前後だと、30万円位から乗り出せます。
セカンドカーとして、可愛い車にたまに乗りたいという方は、ニュービートルはすごく向いていると考えます。万が一の故障でもほかの車があるので、特に心配ないと考えます。
なるべく安全で安いニュービートルにどうしても乗りたいという方
大手中古車総合サイトでは、ニュービートルが車両本体価格15万円~150万円までとかなり幅広い状況になっています。掲載台数は250台前後でした。
この中から、自分の好きな色や装備をチョイスすることは可能と考えます。ただ車の状態は全車両千差万別です。こういった車を手にする際は、まずは状態が一番よくて、その中で安いものをチョイスする必要があります。
そうです、色や装備だけで選ぶと高確率で失敗する可能性があると云う事です。しっかりと内容の分かる販売店から購入するとか、保証がしっかりしているところから購入するということも有用です。
慌てず、しっかりと良い車を見るけるまで、根気よく探すと良いでしょう。ニュービートルだけが故障するというわけではないです。良い個体を見るけることが大事と感じます。
さいごに
ニュービートルは、輸入車の中では非常に安価なモデルの一つといえます。安い理由には、年式、故障確率など様々な要因があると考えます。購入希望の方は、じっくり検討するのが良いでしょう。