今人気のミニバンですが、その中でも年間販売台数で常に上位をキープしているのがトヨタのヴォクシーです。
ヴォクシーはデビューした2001年から非常に人気が高く、新車はもちろん中古車市場でも人気の車種です。
カッコよく使い勝手もいいので、長く乗り続ける人も多くデビュー当時に購入した人だとすでに30万キロも走っている人もいるかもしれません。
ここでは30万キロ走行したヴォクシーを下取りに出す場合にやっておくべきこと、知っておくべきことを解説します。
人気車種ヴォクシーは下取り価格が高い
ヴォクシーは中古車市場でも人気が高く、同じミニバンを比べても下取り価格は非常に高くなっています。
それは中古車でも買い手が付きやすいという理由で、むしろ新車に手が届かない人は中古車で、と考える人が多いからです。
多少高くてもすぐに売れるのがヴォクシーですから、必然的に下取り価格も高くなります。
ですので、もしヴォクシーを下取りに出すのであれば、強気に交渉してもいいでしょう。
ヴォクシーを下取りするならトヨタで
ヴォクシーはどこで下取りしても高い価格で下取りしてもらえるはずです。
ただやはり下取りするなら同じメーカーであるトヨタのディーラーで下取りするのが理想です。
ディーラーは下取りした車を自社販売しているため、コストがかからずその分高く下取りできます。
販売ルートも確立しているので、他メーカーに下取りしてもらうよりも高額になるハズです。
また心情的にも同じメーカーでまた新車を購入するなら、下取り価格に色を付けてくれることでしょう。
特に高額下取りになる条件とは
ヴォクシーは下取り価格が高いミニバンですが、その中でも以下のような条件があると高額下取りになる傾向にあります。
★年式が新しい
★走行距離が少ない
★スポーツタイプ
★ボディーカラーは黒か白
★装備品は純正
★安全装備が充実
★内外装が綺麗
すべての条件が整っている必要はありませんが、これらの条件があればプラス査定になる可能性はあります。
10年落ちでも数十万円の価値が
ヴォクシーが初登場したのは2001年で初代モデルは2007年まで発売しています。
つまり初代ヴォクシーだとすでに15年以上経過しているケースも少なくありません。
通常、日本では昔から10年を超えた車は不具合が目立ち始めると言われ、査定額は大きく下落します。
ですがヴォクシーはそれでも人気が高く、10年落ちでも数十万円での買取が可能です。
そのため他の中古車のように、10年落ちだからといって諦める必要は全くなく、強気に交渉しでもいいでしょう。
30万キロを超えたらヴォクシーでも下取り価値はほぼない!?
初代ヴォクシーはすでに15年以上経過したケースも少なくありません。
しかもヴォクシーは若い人やファミリー世代に人気の車で、通勤や遠出にもよく乗られています。
そのためどうしても走行距離は多くなりがちで、15年近く経過したヴォクシーなら30万キロを超えているケースも十分あり得るでしょう。
実際に今の車は非常に性能が良く、メンテナンスさえしっかりしていれば30万キロ経過してもそれほどガタが来るというわけではありません。
デザイン的にもヴォクシーは初代でも古臭いイメージはないはずです。
ただ人気車種ヴォクシーと言えども、15年以上経過し30万キロを超えてしまっていると、下取り価値はほぼないといってもいいでしょう。
おそらくディーラーで下取りをお願いしても、下取りゼロ、場合によっては廃車費用を請求されても不思議ではありません。
30万キロを超えたヴォクシーは下取りよりも買取
一般的なヴォクシーの中古車であれば、下取り価格も期待できますが、30万キロを超えたヴォクシーとなれば話は別で、下取り価格はほとんど期待できません。
そういう時には下取りよりも買取がおすすめです。
ヴォクシーは国内だけでなく海外での人気も非常に高いです。
その理由としては、見た目のカッコよさもそうですが、ミニバンそのものが海外では人気という点にあります。
ミニバンのように人が多く乗れる車、荷物を多く積める車は非常に使い勝手がいいので、ヴォクシーに限らず海外では人気です。
しかも海外では車検がない国もあり、文字通りボロボロになるまで乗り続ける人も多いです。
そしてなんといってもトヨタブランドでしょう。
日本車は性能が良く長く乗れるのも魅力ですし、さらにそれがトヨタとなればステータスにもなるのです。
そういった条件が整ったヴォクシーはたとえ30万キロを超えていようと、問題なく動くのであれば高く売れるのです。
買取業者にはそういった海外への販売ルートが確立しているところもあり、そういう業者なら30万キロを超えたヴォクシーでも高く買取してくれるはずです。
下取りにこだわるな。複数の買取店で査定してもらうべき
常に新車に乗っている人は特に車の乗り換えの際には下取りを選択するのではないでしょうか。
確かに同じメーカーで車を乗り換えるなら、手続きも楽ですしディーラー下取りもいいでしょう。
特にヴォクシーは人気車種ですから、きっと高額下取りも可能です。
ただ30万キロを超えたヴォクシーとなると、下取りにこだわらずに買取も視野に入れたほうがいいです。
また車買取店といっても、やはり過走行車は買取額が付かないケースもあるので、できるだけ複数の買取店に査定してもらうのがベストです。
その際には少しでも早く、そして少しでも高く買取してもらうため車一括査定を利用するのもいいでしょう。
またヴォクシーといえども30万キロを超えた車はリユースではなく廃車になるケースも多いです。
ですので、廃車買取店に査定してもらうと意外と高額買取になるかもしれません。
まとめ
ヴォクシーは非常に人気が高い車で、中古車市場でも高値で取引されています。
ただ30万キロを超えたヴォクシーだと、下取りゼロになるケースもあるので下取りではなく買取も考えておいた方がいいでしょう。
ヴォクシーは過走行車でも海外では人気なので、意外と高額になることもあります。
30万キロだから下取りゼロと言われても諦めずに、いろいろな買取店に査定してもらうことをおすすめします。