残価設定購入した車を途中で乗り換え?メリットとデメリット

車購入
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近年人気の新車購入方法として、残価設定ローン購入と言う方式があります。

これは、毎月の支払いが抑えられると言うメリットがありますが、一方途中で乗り換えたくなったりした時に、少し面倒な方式であるともいえます。

ここでは、残価設定購入した車を途中で乗り換えするときのメリットやデメリットなどを説明します。

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残価設定購入した車を途中で乗り換えたい理由は?

そもそも折角残価設定して購入した車をどうして乗り換えたくなるのでしょうか?ここでは、乗り換えたい主な理由を紹介します。

事故などでその車が全損になってしまった

車を購入して、気持ちよく運転していたら不運にも事故に遭ってしまい、その車が全損になってしまったケースでは、その車を修理して乗ることはできないと考えます。

また全損まではならなかったので直したが、どうしても事故に遭った車に乗りたくないというユーザーの気持ちの変化もあります。

事故などにあって車が木津点いてしまったときは、ユーザーとしては乗り換えたいと思う瞬間と感じます。

単純にその車がどうしても気に入らない

もっとも多く乗り換えたいと思う事情として、最初は気に入って購入したのだけれど、乗っているうちにどうしてもその車が気に入らなく乗り換えたいと言うケースです。

この他引越しすることになったが、どうしても大きな車では車庫に入らないケースや、残価設定ローンで購入した直後に家族構成が変わり、軽自動車では乗り切れないなどと言った家庭の事情もあり得ます。

残価設定購入した車を途中で乗り換える方法は?

では、残価設定購入した車を乗り換えたいと思った時、どのような方法があるのでしょうか。

残価設定購入とは、どのような方式なのでしょうか?

そもそも残価設定購入するというのは、どのような購入方法なのでしょうか?簡単に説明します。

例えば、300万円の車を購入するとします。この時の方法としては、、、

  • 現金購入
  • ローン購入
  •  残価設定購入

と言う方法があるといえます。リースやサブスクは、車購入ではないので今回は検証しません。

この中でローン購入は、300万円と言う車両代金を5年や6年で支払う方法となります。

一方残価設定購入の場合は、予め5年後などのその車の価値を決めておいて、その分を差し引き、ローンを組むことが可能な仕組みです。

例)300万円(車両価格)-100万円(5年後の残価)=200万円

車両価格を抑えられるローンが組めることから、毎月の返済額を通常ローンより抑えられることになります。最終的に残価分を支払うことでその車を自分の名義にすること(所有)も可能です。

てっとり早いのは残価とローン残債を一括返済し売却

残価設定購入した場合は、予め残価を残してローンを組む性質上、他の車に乗り換えたいと思った際には、ソーン残債と残価を一括支払いしてしまい、その車を自分名義にしてから乗り換える準備をするのが、一番簡素であるといえます。

自分名義の車にする事で、売却も簡単になります。

残価設定購入した店で「早期返却」を申込む

残価設定購入した店では、早期返却制度を設定している事が一般的です。購入したでぃーらーなどに連絡し、早期返却の申込をしましょう。

この場合では、購入した場所で車を買い取ってもらい、残った残債を一括返済もしくはローン返済することとなるので、支払いがゼロになるケースは稀と考えましょう。

同じディーラーの場合はローン残債と新規購入車ローンを組み込めることも

同じディーラーで残価設定購入した車を乗り換えるときは、乗り換え前と乗り換え後のローンを一括してローン化することも可能になります。

ただしローン返済額は、前後で後の方が上ります。ローンを組む前にしっかり返済できるかの検討が必要です。

残価設定購入した車を途中で乗り換える時の注意点

残価設定した車を途中で乗り換える時には、どのような注意点があるのでしょうか。

途中解約による違約金が発生する可能性がある

一般的な残価設定購入では、違約金がないというのが多いと考えます。

しかしながら違約金があるというケースも若干あるようです。これは、契約時の書類に記載されていますので、しっかり確認しておく必要があります。

途中解約して新たに残価設定車を購入する場合は基本同メーカー

残価設定購入した車を一旦契約終了させ、新たに欲しい車を残価設定購入する場合は、基本的に同メーカーであることが条件です。

もしメーカーが嫌いで乗り換えたいという事になれば、やはり一旦残価設定購入した車の残価・ローン残債を一括返済する事が良いといえます。

残価設定購入の場合は、月々のローン返済額を減額するというメリットもありますが、解約時などの際に比較的大きな金額のマイナスが発生することも予想されます。

やはり、購入前にしっかりとその車と長く付き合っていけるかを検討することが大事です。